【インテリジェンス・J】フランス司法を巡る近年の動きについて~いわゆる「タピ事件」を中心に

2014/10/08 06:53
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はじめに
 
2014年9月12日、日本国政府、日本経済団体連合会、日本経済新聞社、日本国際問題研究所が主催、日本経済研究センターの後援で開催された「女性が輝く 社会に向けた国際シンポジウム(World Assembly for Women in Tokyo=WAW! Tokyo 2014)でクリスティーヌ・ラガルドIMF専務理事は基調講演を行った。
 
このシンポジウムでは他に、安倍昭恵・首相夫人とシェリー・ブレア・元英首相夫人の対談やヒラリー・クリントン前米国務長官からのビデオメッセージの披露等が行われた。来日して基調講演を行い、安倍政権に対してIMF(ワシントン・コンセンサス)からの様々な「要求」を突きつけたクリスティーヌ・ラガルドIMF専務理事。
 
そんなクリスティーヌ・ラガルドIMF専務理事には、いわゆる「タピ事件」に関して「職権濫用(積極的な事件関与)」や「職務怠慢(消極的な事件関与)」の容疑がかかっている。

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