「金正男氏が殺害されたとされる」事件の幕引き

2017/03/05 16:04
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「金正男氏が殺害されたとされる」事件で、2017年3月2日、マレーシアのアパンディ司法長官はリ・ジョンチョル容疑者(北朝鮮国籍、46歳)を不起訴処分とすることを決めた。
起訴するだけの証拠がないことが最大の理由だ。
 
2017年3月3日、リ・ジョンチョル容疑者(北朝鮮国籍、46歳)は証拠不十分で釈放され、就労許可の期限が先月の2月初旬に既に切れていることから不法滞在としてマレーシアの入国管理局の関連施設に移送された。
そして直ちにリ・ジョンチョル容疑者(北朝鮮国籍、46歳)は北朝鮮へ強制送還された。
 
一方で、マレーシアの検察は2017年3月1日、「金正男氏が殺害されたとされる」事件で結果的に「犯行」を「実行」したとされる「ドアン・ティ・フォン容疑者(ベトナム国籍の28歳の女性)」と「シティ・アイシャ容疑者(インドネシア国籍の25歳の女性)」の二人を「殺人罪」で起訴した。
既に裁判・司法手続きはクアラルンプール近くの地方裁判所で行われている。

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