【インテリジェンスJP】トランプ大統領の「ヒズボラ狩り」は見当違い

2017/10/30 10:04
4184881b9a47

 トランプ大統領がイスラム革命防衛隊へ圧力をかける手段として、ヒズボラに対して諜報戦を仕掛けてはいるものの、大統領のところに上がっている情報が古いために、残念ながら功を奏していない。
 
 米国務省が最近、ヒズボラの上級軍事顧問で南レバノンにおけるヒズボラ軍指揮官であったフアド・シュクルに最高500万ドル、そしてヒズボラの国外守備組織(External Security Organization : ESO)のリーダーであったタラル・ハミヤに最高700万ドルの報奨金をかけて、広く一般に情報の提供を呼び掛けているが、ヒズボラへのダメージは殆ど無いと見て良い。
 
 レバノン軍筋の情報関係者に聞いたところによれば、

この記事は会員限定です。サイトにログインが必要となります。

「社会・情報・諜報」の最新記事

アクセスランキング