2018年を迎えて、国際情勢は加速度的にリスクを孕んでいくことが予想される。相変わらず覇権的野心を隠そうともしない中国、継戦能力を持たずに核ミサイルかテロしか選択肢を持たない北朝鮮と、東アジアの情勢は「世界の火薬庫」と言われた中東と同じように緊張感に包まれているというのが、欧米の情報機関にいる知人達の概ねの感想である。今年もインテリジェンス業界をウォッチしながら、国際政治の動きについて考える一助としていきたい。先ずは、昨年末に入ってきたばかりの話をご紹介する。 1.米国政府で新しい巨大サイバーセキュリティ機関設立の動き 2.非正規職員に頼るMI6 3.中国共産党中央統一戦線工作部が仕掛ける諜報戦
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2018年を迎えて、国際情勢は加速度的にリスクを孕んでいくことが予想される。相変わらず覇権的野心を隠そうともしない中国、継戦能力を持たずに核ミサイルかテロしか選択肢を持たない北朝鮮と、東アジアの情勢は「世界の火薬庫」と言われた中東と同じように緊張感に包まれているというのが、欧米の情報機関にいる知人達の概ねの感想である。今年もインテリジェンス業界をウォッチしながら、国際政治の動きについて考える一助としていきたい。先ずは、昨年末に入ってきたばかりの話をご紹介する。
1.米国政府で新しい巨大サイバーセキュリティ機関設立の動き
2.非正規職員に頼るMI6
3.中国共産党中央統一戦線工作部が仕掛ける諜報戦