【Tの視点】危険!大手電機メーカーH、家族を中国内から避難!

2018/04/09 07:56
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はじめに
 
 2018年3月25日から4日間にわたって金正恩氏は中国を訪問し、中朝首脳会談を行った。その中朝首脳会談において金正恩氏は中国の提案する「朝鮮半島の非核化」を議論する枠組みとして「6カ国協議」の開催と北朝鮮の六カ国協議への復帰に同意する意向を示したことが中朝外交筋のはなしとして、各種報道で伝えられている。
一方で、米中外交筋の話として、休戦中である朝鮮戦争の処理、平和協定・講和条約を話し合う枠組み、中国、米国、韓国、北朝鮮の「4カ国協議」を中国が米国に提案しているといった情報も伝えられている。
 
 このように中国は北朝鮮問題を巡り、主要関係諸国(北朝鮮、韓国、米国、ロシア)、それぞれとの間での「二国間協議(バイ)」に加え、「国連・国際機関(IAEA等)」、「6カ国協議(米国、中国、ロシア、日本、北朝鮮、韓国)」、「4カ国協議(米国、中国、北朝鮮、韓国)」等の「多国間協議(マルチ)」というように、あらゆるアプローチを試みている。
 
 このような中国の動きは、北朝鮮の働きかけや北朝鮮の意向も反映したものでもあるといえよう。

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