《225F》１１日の事前戦略：ストラテジーとマーケット解析＆《米国市場：戦略と解析》

重要かどうかは別として、注目のイベントが目白押しとなる各マーケットは迂闊に手を出せない、出しにくいものだが、だが、全く手を出さないでいるのも〜のちのち後悔することになりそうだ、との思いや葛藤があるようです。さながら誰かが野獣の首に鈴をつけるのを待っているようでもあり、東京市場どーぞどーぞ現象でしょう。「よし、俺がやる！」と闘志溢れるファイター投資家不在(主に機関投資家)の東京市場には「ことが起きてから」強気になったり弱気になったりのサラリーマン的言い訳ファンドマネジャーばかりで、多くは期待できません。まさに鉄火場マーケットがつかの間の休憩といったところでしょう。

値動きは『f(^^;)、やっちゃった』的な典型的な『寄り天』となり、株の教科書に載せたいほどの値動きを見せました。ナイトセッションでも小康状態は続き＜O:9510 H:9530 L:9460 C:9520＞ となり、よく言えば「売り物をこなししっかり」 の展開です。悪く言えばノー天気に安値から一割以上も上がっているのにも関わらず「なお楽観的でよくいられるものだ」といった感じです。

さて、そもそもがSQ週であり、そもそもが投資家側にも「フットワークの軽さ」が求められていると見ていますが、その後のシグナルはどのような案配になったか。さっそく見てみましょう。