《225F》９日の事前戦略とマーケット解析＆《米国市場：戦略と解析》

「床」が「天井」になっていく相場と言うのは一昨日の安値が昨日の高値、昨日の安値が今日の高値になっていくイメージですが、投資家にとってはモチベーションも同時に奪ってしまうでしょうから、それだけで厄介です。
これを東京市場の大発会からの値動きで見ていくと、４日の安値は10650、開けて月曜日７日が高値10750(寄り直後)であり、安値が10520。昨日８日が高値10600の、安値が10420となっています。各セッションで「下に〜下に〜」の大名行列でもないでしょうが「下値切り下げ」であり、昨晩もナイトセッションではその値動きが＜O:10470 H:10540 L:10370 C:10400＞となり、10370安値示現で10300台に片足突っ込み、ある意味着実な切り下げになっています。

「ドル安(円高)なので〜」、「ダウが安いので〜」とまたまたその他の市場にその理由をあと講釈的に求めがちな報道になるでしょうが、いやいや(笑)、とんでもありません。No、No。「あなたが、てめえが、…、高過ぎたんですよ(割高)。マーケットとしてな。」は棚上げして置きたい風潮がありそうです。

こうした他者のせいにばかりしている姿勢はしかし、じきに辻褄が合わなくなりますから是非気をつけたいものです。それは「justきっかけ」に過ぎないことを早い時期に認識することでしょう。

さて、本日９日のシグナル(事前戦略、本来あるべき基本的投資マインド、本来あるべき基本的投資スタンス、本来あるべき基本的考え方)やいかに。さっそく見てみましょうか。