ぐいぐい嵩にかかっての騰勢加速局面 再びです。これでまた、何年ぶりですか?高値更新(円安局面)の活字が踊りそうです。 ただし、買い方派の目線でいけば、いまがここがもっとも大事で、同時にもっとも苦しく厳しい関所とも言えそうです。 頑張りきれるかどうか、運命の分かれ道、、は言い過ぎかもしれませんが、各通貨でみてもさらに割高を膨らませることができるのかどうか、ちょっと首をかしげたくなる部分もあります。 さっそく本日のシグナル(事前戦略、本来あるべき基本的投資マインド、本来あるべき基本的投資スタンス、本来あるべき基本的考え方)を見てみましょうか。 ストラテジー ドル円 売り レベル3★★★ バトルポイント 92.79 92.01 91.23 91.05 90.27 89.49 コアポイント 91.27 ※マーケットの動きはまさに「強いなあ」の一語ですが、独自数理解析ではその動ける幅の限界、いわば上限で止まってしまう点が気になります。マーケットの総意としては上を見る!でしょうが、昨日書いたように独自数理解析ではまだこれでは90円割れ、89円台再突入の懸念を否定しきれていません。 ユーロ円 売り レベル5★★★★★ ストロングsell バトルポイント 126.46 125.13 123.80 123.49 122.16 120.83 コアポイント 123.86 ※瞬間的かも知れませんが、こちらは逆にまんまと!?120円割れ、119円台再突入を否定することに成功しています。ただし、シグナル、戦略としては強い意思での売りスタンスは継続です。売りコストは逆にポジションがかさんでいるぶん、マーケットにピタリとついていっています。123.60に対して124.28で見れば、およそ0.60ぶん、現状マーケットが割高との考え方です。つまりいまならいつでもこの0.60なら、「なら!」、吐き出す可能性が高い=これが未完の利益、との考え方です。が、ユーロドルのボラティリティから見ればこの0.60くらいではまだまだ小さい割高、なのかもしれません。 ユーロドル 売り レベル3★★★ with黄信号 ※売り→買い、の変化の可能性も秘めている、という意味でのwith黄信号です。仮にこれがスピード調整となれば、インパクトはネガティブサプライズに直結することになるでしょう。いわゆる『魔坂』の激震を想定してもよいでしょう。 独自数理解析では1.3467に対して現行の1.3581はかなり割高とのジャッジになります。 バトルポイント 1.3680 1.3627 1.3574 1.3561 1.3508 1.3455 コアポイント 1.3572 〜〜気になるニュース〜 ニュース本文 円が対ドル・ユーロで2年半ぶり安値=NY外為市場 [2013/02/01 07:32] 記事の写真 ドル/円 終値 91.71/73 始値 90.97/98 前営業日終値 91.07/09 ユーロ/ドル 終値 1.3577/78 始値 1.3551/52 前営業日終値 1.3566/68 [ニューヨーク 31日 ロイター] 31日終盤のニューヨーク外国為替市場では、円がドルとユーロに対し、2年半ぶりの安値をつけた。日銀の追加緩和観測を背景とする円安が続いている。 一方、ユーロは対ドルで1年2カ月ぶり高値をつけた。ユーロ圏経済の回復期待が追い風となっている。 ドル/円は一時、91.54円に上昇。直近では0.44%高の91.50円で取引されている。 ユーロ/円は0.53%高の124.22円。一時は124.31円まで買われる場面もあった。 日銀の山口広秀副総裁は、新たに導入した2%の物価目標の達成を目指して、今後も追加措置を含めて強力に金融緩和を推進していく姿勢を強調。欧州当局者からは「通貨競争」との指摘も上がる中、海外からの批判を一蹴した。 円は今月、対ドルで5.3%、対ユーロで8.3%の下落となる見通し。 月末のポジション調整や1月の米雇用統計の発表を翌日に控え、相場は不安定な展開となった。 ロイター調査によると、非農業部門雇用者数は前月比16万人増で、昨年12月の15万5000人増から伸びが加速する見通し。失業率は7.8%と予想されている。 ユーロ/ドルは一時、2011年11月以来の高値となる1.3593ドルに上昇した。直近では0.08%高の1.3577ドル。月間上昇率は3%と、2011年10月以来の大きさとなる見通し。 実質ベースで前月比1.7%減少した12月の独小売売上高がユーロをやや圧迫する場面もあったが、その後発表された独雇用データが力強い内容となり、ユーロ高基調が崩れることはなかった。 フォーレックス・ドット・コムのシニア通貨ストラテジスト、エリック・ビロリア氏は「ドル安は続く」との見方を示し、「(2月1日発表の)米雇用統計が市場予想を大きく上回っても、米連邦準備理事会(FRB)の政策見通しを変えることはない。FRBは持続的な雇用の改善を望んでいる」と指摘した。 日銀とFRBが追加緩和を示唆する一方、欧州中央銀行(ECB)の3年物資金供給オペの早期返済額が予想を大きく上回るなど、ECBは世界の主要中央銀行の先陣を切って、危機時に導入した金融緩和措置の一部解除に向かっている。 また一部のアナリストは、ギリシャのユーロ離脱やユーロ分裂をめぐる懸念が後退してことで、投資家がユーロ圏への投資を再開していることも、ユーロの支援材料となっているとみている。
この記事は会員限定です。サイトにログインが必要となります。
ぐいぐい嵩にかかっての騰勢加速局面 再びです。これでまた、何年ぶりですか?高値更新(円安局面)の活字が踊りそうです。
ただし、買い方派の目線でいけば、いまがここがもっとも大事で、同時にもっとも苦しく厳しい関所とも言えそうです。 頑張りきれるかどうか、運命の分かれ道、、は言い過ぎかもしれませんが、各通貨でみてもさらに割高を膨らませることができるのかどうか、ちょっと首をかしげたくなる部分もあります。
さっそく本日のシグナル(事前戦略、本来あるべき基本的投資マインド、本来あるべき基本的投資スタンス、本来あるべき基本的考え方)を見てみましょうか。
ストラテジー
ドル円
売り
レベル3★★★
バトルポイント
92.79 92.01 91.23
91.05 90.27 89.49
コアポイント
91.27
※マーケットの動きはまさに「強いなあ」の一語ですが、独自数理解析ではその動ける幅の限界、いわば上限で止まってしまう点が気になります。マーケットの総意としては上を見る!でしょうが、昨日書いたように独自数理解析ではまだこれでは90円割れ、89円台再突入の懸念を否定しきれていません。
ユーロ円
売り
レベル5★★★★★
ストロングsell
バトルポイント
126.46 125.13 123.80
123.49 122.16 120.83
コアポイント
123.86
※瞬間的かも知れませんが、こちらは逆にまんまと!?120円割れ、119円台再突入を否定することに成功しています。ただし、シグナル、戦略としては強い意思での売りスタンスは継続です。売りコストは逆にポジションがかさんでいるぶん、マーケットにピタリとついていっています。123.60に対して124.28で見れば、およそ0.60ぶん、現状マーケットが割高との考え方です。つまりいまならいつでもこの0.60なら、「なら!」、吐き出す可能性が高い=これが未完の利益、との考え方です。が、ユーロドルのボラティリティから見ればこの0.60くらいではまだまだ小さい割高、なのかもしれません。
ユーロドル
売り
レベル3★★★ with黄信号
※売り→買い、の変化の可能性も秘めている、という意味でのwith黄信号です。仮にこれがスピード調整となれば、インパクトはネガティブサプライズに直結することになるでしょう。いわゆる『魔坂』の激震を想定してもよいでしょう。
独自数理解析では1.3467に対して現行の1.3581はかなり割高とのジャッジになります。
バトルポイント
1.3680 1.3627 1.3574
1.3561 1.3508 1.3455
コアポイント
1.3572
〜〜気になるニュース〜
ニュース本文
円が対ドル・ユーロで2年半ぶり安値=NY外為市場
[2013/02/01 07:32]
記事の写真
ドル/円 終値 91.71/73
始値 90.97/98
前営業日終値 91.07/09
ユーロ/ドル 終値 1.3577/78
始値 1.3551/52
前営業日終値 1.3566/68
[ニューヨーク 31日 ロイター] 31日終盤のニューヨーク外国為替市場では、円がドルとユーロに対し、2年半ぶりの安値をつけた。日銀の追加緩和観測を背景とする円安が続いている。
一方、ユーロは対ドルで1年2カ月ぶり高値をつけた。ユーロ圏経済の回復期待が追い風となっている。
ドル/円は一時、91.54円に上昇。直近では0.44%高の91.50円で取引されている。
ユーロ/円は0.53%高の124.22円。一時は124.31円まで買われる場面もあった。
日銀の山口広秀副総裁は、新たに導入した2%の物価目標の達成を目指して、今後も追加措置を含めて強力に金融緩和を推進していく姿勢を強調。欧州当局者からは「通貨競争」との指摘も上がる中、海外からの批判を一蹴した。
円は今月、対ドルで5.3%、対ユーロで8.3%の下落となる見通し。
月末のポジション調整や1月の米雇用統計の発表を翌日に控え、相場は不安定な展開となった。
ロイター調査によると、非農業部門雇用者数は前月比16万人増で、昨年12月の15万5000人増から伸びが加速する見通し。失業率は7.8%と予想されている。
ユーロ/ドルは一時、2011年11月以来の高値となる1.3593ドルに上昇した。直近では0.08%高の1.3577ドル。月間上昇率は3%と、2011年10月以来の大きさとなる見通し。
実質ベースで前月比1.7%減少した12月の独小売売上高がユーロをやや圧迫する場面もあったが、その後発表された独雇用データが力強い内容となり、ユーロ高基調が崩れることはなかった。
フォーレックス・ドット・コムのシニア通貨ストラテジスト、エリック・ビロリア氏は「ドル安は続く」との見方を示し、「(2月1日発表の)米雇用統計が市場予想を大きく上回っても、米連邦準備理事会(FRB)の政策見通しを変えることはない。FRBは持続的な雇用の改善を望んでいる」と指摘した。
日銀とFRBが追加緩和を示唆する一方、欧州中央銀行(ECB)の3年物資金供給オペの早期返済額が予想を大きく上回るなど、ECBは世界の主要中央銀行の先陣を切って、危機時に導入した金融緩和措置の一部解除に向かっている。
また一部のアナリストは、ギリシャのユーロ離脱やユーロ分裂をめぐる懸念が後退してことで、投資家がユーロ圏への投資を再開していることも、ユーロの支援材料となっているとみている。