《225F》20日ここからのストラテジーとマーケット数理解析&《米国市場》

2013/02/20 12:34
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日米はやはりその良し悪しは別として、マーケットとしても持ちつ持たれつの関係が想像以上に完全に構築されているようです。片方がNG気味に弱ければ片方が助けるとのイメージです。

独自解析では昨日は東京市場、《225F》についてずいぶん弱気に見えるトーンで文章を推し進めました。実際、あの通りなのですが、年に数回観測する「位相の逆転、私的造語」「鏡現象、同造語」が、米国市場高!によって引き起こされようとしています。

つまり昨日から本日への流れを見ていくと上げ下げの逆転と奇妙にもその値幅までが一致してしまうことを指しています。具体的には140円安して当然と見える計算結果に対して、実際には140円高というまったく反対の動きを見せることがままありますが、これを独自に「位相の逆転」とか「鏡」と勝手に表現しています。

本日20日の想定はズバリ言えば、昨日は日中の大引けが11370でしたが、本日の相場としては11370−140=11230を中心とした動きになるだろうと考えていたわけです。

実際には既述のように<米国市場/ダウ:買い/レベル2☆☆>の存在もあったわけで、いわば米国市場は上げてよい!の要素を昨晩の《225F》strategyでは少し軽視してしまいました。

《225F》は米国市場堅調をうけて、ナイトセッションでは<O:11350 H:11440 L:11320 C:11430>となり、11320との安値でもわかるように下向きに向かっていたベクトル(=むしろこの下向きが自然体と考えましたが)を まさに「米国市場さまさま」で反転上昇させたように見えます。

先の計算式で当てはめると11370+140=11510 ですが、あら不思議(笑)。
明けて本日20日は<O:11480 H:11510* L:11430* C:*>となり暫定高値11510とピタリ一致です。

逆に言えば、これから下記シグナルのように「売り屋、ショート屋」としてポジションを厚くしていきますから、こうした上げ方はむしろ「わたりに船=∵より高いところで売りの種まきが出来るから」なのですが、面食らった!は正直なところです。

嫌々ながらの買い建て玉(J-GATE(超短期波動)用)がふたを開けてみたら、楽勝!?なのですから 相場とは「つくづくよのう」の感です。

さっそくいまからここからのシグナル(事前戦略、本来あるべき基本的投資マインド、本来あるべき基本的投資スタンス、本来あるべき基本的考え方)を見てみましょうか。


《225F》strategy

J-GATE(超短期波動)
買い→売りへの過渡期
☆☆☆☆→★★★★

※昨晩のJ-GATE(超短期波動)買いシグナルに対しては、例によって指値出来ず引け成り、不成りを駆使した買いポジもマーケットに煽り煽られでそのコストは11400円台に乗ってのオーバーナイトでした。買いポジは捕まりやすいとまだ思っていましたから、ワクワクというよりもハラハラでのオーバーナイトでした。ところが、やはりシカゴのNikkei225Fやシンガポールで11430以上が確保できそうなのをみてやっと安心したほどでした。アバウト11410買いコスト→11480利確(寄り付き)の、あの70円利幅でミッション完結です。こんな顛末を経て、「ここから」ですが、過渡期からの新規ショートはイブニング寄り付きから構築開始の予定です。ですので、今日一杯は「高くて良いよ」との感情でもあります。


SWING(短中期波動)
売り
レベル6★★★★★★
ストロングSell

※引き続き強めの売りスタンスです。


《OPTION/e-Warrant》
put買い意識
レベル1★


バトルポイント
11630 11510 11390
11370 11250 11130
コアポイント
11397


※好評のマーケット珍味度は<まずい/売り/レベル7★★★★★★★>ですから、この点でいけばかなりマーケットに過度の力がいま加わっていることはわかります。買い方優勢売り方窮地ではありますが、これを指数に置き換えると、現時点では11550〜11570辺りを攻めてこられると売り方はさらなる窮地、決定的に踏み上げられてのいわばギブアップの買い戻しが加速してくる可能性があります。
また、これで「先物売り+put」のあの【暴落崩落急落不時安型、〜に備える型】が完成しましたので、否、より完全に近い形で完成しましたので売り屋としてのショート屋としてのマインド及びスタンスは強めていきます。




《米国市場:戦略と解析》
ダウ
買い
レベル2☆☆

バトルポイント
14150 14090 14020
14000 13930 13860
コアポイント
14019

※休場明けの米国市場は引き続きベクトルが上向き観測ですから「下げにくく上げやすい」と感じながらみて行ける段階です。ただし、この「しっかり」のうちに買いポジは利確をしておかなければなりません。


ナスダック
買い→売りへの過渡期
☆☆→★★

バトルポイント
3250 3230 3210
3200 3180 3160
コアポイント
3207

※引き続きナスダックは猫の目のように売り買いのシグナルが目まぐるしく変化ですから、私的には警戒しています。



〜〜気になるニュース〜

ニュース本文
1月貿易赤字は過去最大の1兆6294億円、7カ月連続赤字
[2013/02/20 09:32]
記事の写真

[東京 20日 ロイター] 財務省が20日に発表した1月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は1兆6294億円で過去最大の赤字となった。赤字は7カ月連続。輸出が世界経済の底入れなどで8カ月ぶりに増加に転じたが、輸入も増加し1兆円を超える大幅な赤字となった。
赤字額は1979年の統計開始以来、最大規模となった。これまでの最大の赤字額は2012年1月の1兆4815億円。
輸出は前年比6.4%増の4兆7992億円、8カ月ぶりに増加した。増加品目は、有機化合物(31.0%増)、自動車の部分品(15.9%増)、非鉄金属(38.6%増)など。
輸入は同7.3%増の6兆4286億円、3カ月連続で増加した。石油製品(33.7%増)、液化天然ガス(11.4%増)、原粗油(5.9%増)などが増加した。
中国向け輸出は同3.0%増加した。増加は8カ月ぶり。有機化合物(55.8%増)、非鉄金属(59.2%増)などが増加する一方、自動車は60.4%の減少となった。
一方、欧州連合(EU)向け輸出は前年比4.5%減。減少は16カ月連続。
米国向け輸出は前年比10.9%増加した。
ロイターが民間調査機関を対象に行った調査では、予測中央値は1兆3751億円の赤字。輸出は前年比5.6%増、輸入は同1.6%増だった。


〜〜ネット拾い読み〜

NEVADAブログ
物価2%で金利上昇すれば電力会社の借金26兆円は?
2013.02.19
電力会社の借金が26兆円と日経は報じていますが、金利上昇となれば電力会社の利払いは急増し、金利2%で5000億円を超える利払いとなり、金利3%になれば、もはや経営を維持できない状態になりかねません。
物価2%で国も電力会社も借金利払いで破綻となるのはさけられません。

http://blog.m.livedoor.jp/nevada_report-investment/article/4403468?guid=ON

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