FX!20日ここからのストラテジーとマーケット数理解析

2013/02/20 12:35
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マーケットの規模やその影響度としては、私は ドル円>米国株式(ダウ、DJIA)>《225F》、と考えるようにしています。なるほど独自解析でもこの順番は自然体か否かのバロメーターとしても機能している気がします。換言すれば、人為的に手を加えにくいか、加えやすいかとも言えそうです。

そんなFX!は、昨日はちょうど「ガス抜き」、つまり「割高の解消」に当てられたような印象です。

その値動きも、ドル円は<H:93.95 L:93.29 >、ユーロ円が<H:125.45 L:124.55 >と記録しましたが、非常に落ち着いた冷静な穏やかなガス抜きが行われたと見ます。

これに対して、独自解析ではそのシグナルが目まぐるしく変化ですから、水鳥が水面下では足をバタバタさせているような印象で見ています。水面上ではすいすい優雅に見えるものの、です。


現状ざっくりでは、どんな状態なのか。さっそくいまからここからのシグナル(事前戦略、本来あるべき基本的投資マインド、本来あるべき基本的投資スタンス、本来あるべき基本的考え方)を見てみましょうか。

FX!strategy


ドル円
買い→売りへの過渡期
☆☆→★★

バトルポイント
95.02 94.36 93.70
93.54 92.88 92.22
コアポイント
93.59

※特にマーケットには過度の負荷を観測していないので、引き続きフットワークは軽く!軽く!を心がけながらマーケットに対峙していきます。まだ、まだ買いスタンスだが、だが、片足以上は割高圏に入っていることを自覚しながらになります。


ユーロ円
変化:売り
レベル1★

バトルポイント
126.91 126.01 125.11
124.89 123.99 123.09
コアポイント
125.08


ユーロドル
変化:買い
レベル1☆

バトルポイント
1.3501 1.3435 1.3369
1.3353 1.3287 1.3221
コアポイント
1.3370

※むしろシグナルを先取りされたように「過渡期」で動いてしまったとの印象です。< H:1.3394 L:1.3328 >と記録しましたが、なかなかの値動きです。


※※※解析の上記3兄弟のシグナル=ベクトルが、それぞれバラバラなので、いわばわかりにくい状況になっています。言い換えればほんらいなら「トレンド」を語れない状況ですから水面上を見ておくか、水面下を気にするかでそれぞれ違った印象になるでしょう。 より確実性を求めるなら、あの<3兄弟の「シグナルの揃い踏み」>を静かに待つのも一考でしょう。

執筆時参考値

ドル/円 (分足 日中) [11:11] →
▲0.10 +0.09 93.66
ユーロ/円 [11:11] →
▲0.32 +0.41 125.68
ユーロ/ドル [11:11] →
▲0.22 +0.0030 1.3419



〜〜気になるニュース〜


ニュース本文
円が上昇、麻生財務相の発言受け=NY市場
[2013/02/20 07:59]
[ニューヨーク 19日 ロイター] 19日のニューヨーク外国為替市場では、円が対ドル・ユーロで上昇した。日本の当局者の見解の食い違いを受け、どれだけ積極的に金融緩和策を進めるか疑問が生じたことが背景。
麻生太郎財務相は19日、金融緩和手段としての外債購入について「考えはない」と否定。18日には、安倍晋三首相がデフレ脱却に向けた金融緩和の手段に関し、外債を買うという考え方もあるとの見方を示しており、当局者による見解の食い違いが明らかになった。
コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジのチーフ・マーケットアナリスト、Omer
Esiner氏は「首相と財務相の見解の違いが広がり、これが今後の緩和政策のペースに影響する可能性があるということが明らかになった」と述べた。
また、ブルームバーグ・ニュースによると、韓国企画財政省のチョイ・ヒーナム氏はモスクワでのG20財務相・中央銀行総裁会議の結果をめぐり、「各国が日本の量的緩和を支持したと受けとるべきではない」とした上で「G20は日本の政策に正式に反対はしなかったものの、かなり論議を呼ぶ議題ではあった」と述べた。
ユーロも対円で下落した。対ドルでは、2月の独ZEW景気期待指数の急伸が好感されて上昇した。ただ投資家の間では、イタリア総選挙を今週末に控えて警戒感が広がりつつあるという。

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