《225F》25日のナイトセッションから明日26日へ

2013/02/25 20:03
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大きな窓明け(ギャップアップ)で始まった25日のマーケットはいつものように典型的なkeepingをみせ、いかにもまだまだ上値に用事があります、の体裁でした。値動きは日中が<O:11610 H:11670 L:11550 C:11650>、先程始まったナイトセッションも<O:11650 H:* L:* C:*>となり、私のコメント欄ではお馴染みの、あの「怪しいインチキくさい変わらず=それは11650(6月限月なら11580)」を観測しています。

やはり、メジャープレイヤーによる手あかまみれ、今週末のSQ値に向けて虚々実々の駆け引き、それもただの駆け引きではなく、腕力ぶん回しの強引、且つ少々「雑な」買い方の攻勢が目につきました。

また、知る人ぞ知るですが(笑)、気になるのは今年2013年になってから200円以上上げた日が昨日、先週までで7回(、今日を入れれば8回目となりますが)、その7回のうち翌日下げたのがなんと6回、上げたのがわずかに1回と言うアノマリーです。「200円以上上げた日に買うな、200円以上下げた日に売るな」と、ある評論家も語っていましたが、このアノマリーが8回目の今回はどうなるかも注目でしょう。


さて、シグナルは昼版でも言及した通りで、売り屋として余力を十分に残しながらの総攻撃に!!がまもなく始まりそうです。あとはタイミング次第ですが、独自解析では次々といわゆる「買いの目」が消えていっていますから、「SQ週だからこそ見られる現象」、もっと言えば「SQ週だからこその平然とまかり通る間違った値動き」と受け止めて対応していきます。

「脱兎のごとく」という言葉がありますが、これをネットで調べてみると「…一目散に逃げる兎のように、とても早く。俊敏に。孫子の兵法にある「始めは処女の如く、後は脱兎の如し」の言葉から。…」とあります。

これはもちろんシグナルから類推される想像ですが、いま手を入れている買い方派はその目的が順調に済めばまさにウサギさんのようにぴょんぴょん狼狽して逃げ出すではないかとみています。まだ今は、逃げないでしょうし、逃げるようならそれこそ「なんだ?お前は」になってしまいます。


さて、そんな状況下での最新のシグナル(事前戦略、本来あるべき基本的投資マインド、本来あるべき基本的投資スタンス、本来あるべき基本的考え方)です。見てみましょうか 。



《225F》strategy
3月限月
J-GATE(超短期波動)
売り
レベル28★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MAX!!

SWING(短中期波動)
買い→売りへの過渡期

※明日中には短中期波動としても「売り、新規ショート」がスタートです。つまり、短中期波動としてもすでにマーケットの女神の風は上昇気流から今夜半過ぎには下降気流、場合によってはダウンバーストとなりやすい、との読みになります。

《OPTION/e-Warrant》
putもの意識 改めてはっきり点灯(call意識がザラバで空中戦。換言すればcall意識になりそこなったマーケットです)


バトルポイント
11860 11740 11620
11600 11480 11360
コアポイント
11623


※しばしば見るパターンですが、これで一見攻めまくりで有利に見える買い方派ですが、これを維持するためには「息切れ、立ち往生」だに、や「わずかの失速」すら、が許されません。攻め続けなければならなくなった買い方派ですから、その疲れを待つ売り方派とどちらがほんとうは有利なのかか?という問題になりそうです。

こうした光景は、またまた格闘技話で恐縮ですが、ジョージフォアマンVSモハメドアリの「キンシャサの奇跡」の試合になぞらえることができるでしょう。

ジョージ・フォアマン VS モハメッド・アリ

http://www.youtube.com/watch?v=kANNhbDt-fQ

若さも強さもスタミナも圧倒的に誇っていた当時のボクシング世界ヘビー級チャンピオンに出所後まもないアリ(兵役拒否で)が世界王座に挑戦した試合です。下馬評でも圧倒的に有利な王者フォアマンがこのように「まさか」「魔坂」の結果を迎えたのです。

いまの買い方派はですからこのように売り方を攻め続けなければならなくなっています。売り方がギブアップしてあわてふためくまで完膚なきまでにKOするまで攻め続けなければ今日の意味が霧消してしまいます。
これをこのSQに向けて買い方派が「≪先に!!≫仕掛けた」本日25日の相場なのです。


6月限月もの
J-GATE(超短期波動)
売り
レベル11★★★★★★★★★★★
MAX!!

SWING(短中期波動)
変化:売りへ
レベル2★★

《OPTION/e-Warrant》
putもの意識
レベル1★

バトルポイント
11800 11720 11550
11530 11410 11290
コアポイント
11553

※好評のマーケット珍味度判定、食ってうまいか不味いか判定です。<珍味→不味い!!へ/つまり、売りへ/レベル2★★>となっています。もう食わない方がよい(買わない方がよい、つまり「売り」)となりました。指数からの逆算で見ると11510へのタッチor下回りは即ち11380〜11360への急落を意味するものになります。
3月限月でみればこれは11640へのタッチor下回りは11430〜11410への急落を意味するものになります。そんな読みであり考え方です。

シグナルパターンはこれまで負けなしの、勝率100%を誇るあの「先物売り+put」のとてもきれいな【暴落崩落急落不時安型、〜に備える型】です。

さてさて、これをくつがえすのか?SQ週の腕力相場は、との図式です。


〜〜気になる地震〜
なんでしょう、この群発地震は。しかも内陸部です。
2013/2/25 19:10
栃木県北部 震度2
2013/2/25 19:06
栃木県北部 震度1
2013/2/25 18:55
栃木県北部 震度3
2013/2/25 18:46
栃木県北部 震度1
2013/2/25 18:38
栃木県北部 震度3
2013/2/25 18:37
栃木県北部 震度2
2013/2/25 18:19
栃木県北部 震度3
2013/2/25 18:12
栃木県北部 震度2
2013/2/25 18:07
栃木県北部 震度3
2013/2/25 18:04
栃木県北部 震度1
2013/2/25 17:52
栃木県北部 震度1
2013/2/25 17:50
栃木県北部 震度1
2013/2/25 17:46
栃木県北部 震度1
2013/2/25 17:41
栃木県北部 震度2
2013/2/25 17:33
栃木県北部 震度2
2013/2/25 17:21
栃木県北部 震度1
2013/2/25 17:16
栃木県北部 震度2
2013/2/25 17:10
栃木県北部 震度1
2013/2/25 17:06
栃木県北部 震度2
2013/2/25 16:57
栃木県北部 震度1
まだまだ…

以上はあの夕方の4時半頃の震度5強、以降のぶん、ごく一部です。


〜〜気になるニュース〜


ニュース本文
アングル:日銀総裁人事、黒田氏への期待とそびえるハードル
[2013/02/25 12:42]
記事の写真

[東京 25日 ロイター] 政府が次期日銀総裁への起用を固めた黒田東彦・アジア開発銀行総裁(ADB)は、元財務官でその後も国際機関のトップとして現役の国際金融サークルで活躍、市場関係者や専門家からは世界への情報発信力が期待されている。
また、日銀の資産買い入れ規模の拡大や多様化など、緩和の踏み込み不足を指摘するなど「アベノミクス」に沿った条件も備えている。しかし、従来の白川路線の手直しはできても、それ以上の「次元の異なる緩和策」を展開することには限界があるとの声も聞かれる。2人の副総裁とともに、従来の日銀に欠けていた多様な意見による活発な政策策議論が必要で、かつ日銀内から政策アイデアを引き出すことが課題とみられている。
<金融緩和と為替への対外説明力に期待>
市場が黒田氏に最も期待するのは、日本の金融政策の「対外的な顔」としての情報発信力。白川方明総裁が中央銀行の国際サークルで高い評価を得ていたのに対し、黒田氏は財務官時代からG7サークルに参加し、さらにアジア開発銀行(ADB)総裁としての人脈も持つ。
野村総合研究所金融ITイノベーション部長の井上哲也氏は、アベノミクスで日本経済がデフレから脱却するために必要な政策を海外に納得してもらうためには適任だと評価。「その過程で為替問題はこの先もついて回ることが予想される。国際会議の場でいかに日本のこうした政策が世界経済にも貢献するかを主要国、そして新興国に対して説明することが、黒田氏に期待される役割だ」と話す。
その一方、日銀内部からは、黒田氏の国際性と、従来の日銀総裁の国際性のずれを指摘する声もある。「中央銀行に求められるち密な議論や、学者がほとんどを占める現在の主要中央銀行総裁サークルの議論に、どの程度適応していけるのか」(日銀関係者)という懸念だ。もっとも、この点について財務官時代を知る関係者からは、現場感覚のセンスや堅実な仕事ぶりからみて、適応性が高いと期待する声も出ている。
<現実と期待とのギャップに苦しむとき>
黒田氏はかねてより、日銀の資産買い入れ拡大の余地が大きいことを指摘してきた。今年1月の討論会で同氏は「(日銀は)物価上昇率2%の明確な物価目標を掲げ、あらゆる手段で限界を設けず(金融緩和を)やるべき」と強調。また、昨年10月のIMF(国際通貨基金)総会で報道陣に対し「国債からインデックス債、株式など山のようにある」と述べ、多様な資産の買い入れを提唱している。
こうした発言を踏まえると、日銀が買い入れる資産の規模と種類の拡大をめぐる議論に拍車がかかりそうだ。ただ、従来からの政策手法からいきなり「異次元の緩和」に切り替えることはハードルが高い。日本のリスク資産の市場規模は小さく、大規模な緩和にはどうしても国債市場を活用せざるをない。また、「4月公表の日銀短観は大幅に改善が期待され、今後の景気改善の局面で緩和拡大は説明がつかない。しかも、審議委員6人が新たなに就任する3人の総裁・副総裁と必ずしも同じ考え方には見えない」(SMBC日興証券・債券ストラテジストの岩下真理氏)との声もある。
第一生命経済研究所・主席エコノミストの熊野英生氏は「白川総裁時代に見遅られてきた付利撤廃や買入国債の年限長期化などの手直しくらいはできるだろうが、それ以上の新たな緩和策をできるかというと限界がある。現実と期待とのギャップに苦しむことになるだろう」と指摘。その上で「いかに日銀内から新たなアイデアを引き出せるかが課題になる」と話す。
<財政再建とのバランスは>
大胆な緩和を進めた後に起こりうる副作用を懸念する声もある。いちどは有力な総裁候補として浮上した武藤敏郎・元日銀副総裁と比べ、黒田氏の場合は、財政再建と金融政策のバランスを不安視する向きも少なくない。武藤氏は財務省主計畑の出身。アベノミクスによる財政拡大と金融緩和拡大が、日銀による財政ファインナンスと受け止められないようにする配慮や、財務省との国債管理政策の協調が期待されていた。
SMBC日興証券の岩下氏は「主計局との調整は大丈夫か。財政問題への守りが弱いのではないかと不安を誘う」と話す。現在進行中の深刻な日本国債バブルが、いずれ各国中央銀行が引き締めに動いた際にはじけ、金利が大きく反転上昇しかねいことへの配慮は、日本の財政事情を考えれば最重要課題でもある。
もっとも、黒田氏の手が届かない分野について、同時に就任する新たな副総裁への期待も大きい。1人は学者、もう1人は日銀出身者から起用する方向で政府は調整しており、財政ファイナンス回避を重視する日銀出身の副総裁への調整力に期待する声もある。また、黒田氏とは毛色の異なる副総裁の登用は、政策議論の活性化につながる期待もある。
井上氏は「金融政策の活発な議論を呼び、多様性ある組織となれば、これまでと比較して日銀にもしなやかさが生まれ、アベノミクスを上手く軌道に乗せることができる」とみている。
(ロイターニュース 中川泉;編集 久保信博)

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