《225F》8日のナイトセッションの戦略と数理解析

2013/04/08 20:00
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あっ!と驚く円安進行で始まった本日の東京タイムでした。

ドル円のオープニングでのいきなりのギャップアップ(窓明け)は、シドニーからの予告編を受けてだったでしょうが、テレビ株番組によればこれはアベノミクスばかりではなく、本日は「北朝鮮」問題も大きく影響しているとのことでした。
また、債券市場では本日もサーキットブレイカーが発動されたとのことで、上を下への大騒ぎは本日も続いた格好です。

《225F》の動きもひと頃なら大騒ぎの乱高下ですが、徐々に慣れっこになってきたのか、「このくらいの乱高下なら(今後も)フツー」視されて来そうな勢いです。

<O:13250 H:13250 L:13090 C:13210>ですから、典型的な「寄り天」であり「天ぷら」で 一時は13090の安値を見ていますが、これは寄り付き比では、−160円。ここから切り返しての13210での大引けですから安値比からは、+120円高のうねりでした。

ハイボラ(high-volatility)に対応せよ!!の今週の、否、今後のミッションは、なにもFX!に限らないですね。

乱高下すればするほど、アドレナリンが出る方なので(笑)、また独自解析もむしろ横横の動きがもっともダメダメで困るパターンなのでこれだけ動いてくれることは大歓迎であり、「いい時代になったなあ」と軽口も出るほどです。

さて、本題です。このうねりを受けてシグナルも変化です。

裁量の世界ならば私的にも先週もどこかに書きましたが、これはもう13440±60(13500〜12380)はリーチだな、と見たいところです。が、これは、これが未知数!! シグナル>私の裁量は、この週またぎでも確認したばかり、(笑)。その辺りにも触れながら、早速見てみましょうか。


《225F》8日のナイトセッションstrategy


J-GATE(超短期波動)
買い→売りへ
☆☆☆☆→★★★★

※前述のように持ち越しの13080買いポジは、「高値つかんだかもなあ、長引くなあ勝負が…」の気持ちも一緒にの週またぎでした。 ところが(笑)。大きなギャップアップ寄り付きでしたから、これはもう例の「利益確定至上主義の掟」に十分抵触であり、迷うことなく利確となりました。その後は「買いシグナルの脱け殻」となり 東京タイムではスカルピング、デイトレでの対応でした。
そして欧州タイム、ナイトセッションの寄り付きに注目していましたが、<O:13270 H:* L:* C:*>となり、これでシグナル点火、いや点灯です。これにより、すぐにでも新規ショートを仕掛けたいところですが、自分で作ったスキームは「今晩午前3時から新規ショートを構築」し始める、ですからまだ「待ち」の状態です。
あくまでもシステム、スキームはそうであると言うだけですから、「売りは売りで確定」ですから、先日のちょうど真逆の精神状態で行動を起こす、です。
☆☆☆☆→★★★★とそのレベルも「」ですから、ナイトセッションのザラバ中に思わぬ高値(←これはしかしショートの撃ちごろを意味しています)を見るのかもしれません。余裕と勇気があれば、前倒しのショートも一考でしょう。とりあえずは「12510指値ショート、出来ず引け成り、不成り」は場にさらしておきたい気がします。


SWING(短中期波動)
変化:買いへ
レベル1☆

※こちらは逆に「買いシグナルへの変化待ち」でしたから、やっと変わった!との感想です。ただし、まだ「待ち!!」は言うまでもなくで、このシグナルをマインド→スタンスにするのは「あす9日の午後3時大引け」です。


《OPTION/e-Warrant》
put買い意識
レベル4★★★★

※魅力ある銘柄はどれかは別として、本日よりput買い、put仕込みはスタートですから、指数との逆相関、指数が上がればputは値下がり、を利用してバーゲンハンターとなります。

注目銘柄の値動きは
12000put05月、<O:80 H:110 L:80 C:95>

12250put05月、<O:115 H:155 L:115 C:130>

一方のcallは爆あげ(笑)
12500call05月、<O:895 H:895 L:810 C:880>

12750call05月、<O:740 H:740 L:640 C:695>

思えば今週はこの【オプションSQの週】でしたから、余計に【乱高下は当たり前】で見るべきでした。換言すれば、乱高下は、バーリトゥード、なんでもありの腕力相場に成りがちですから、考える理論頭はあまり必要がないでしょう。むしろ考えれば考えるほどドツボ、深みにはまるでしょう。あのブルース・リーではありませんが、このSQの週はとくに<考えるな、感じろ>が必要と言えます。

Don't think! Feeeel!
http://www.youtube.com/watch?v=2d5o8d1kitM


バトルポイント
13510
13350
13190
13183←コアポイント
13150
12990
12830


※好評の<マーケット珍味度判定>はまだまだ渋面です。<マズイ/食えない/食わない/レベル4★★★★>が続きます。うっかりの「高値つかみ」に引き続き注意なのでしょう。ミサイルが飛べば、このバブルはパチン!!でしょうから、そのことを言いたいのかもしれません。なにも起きないか、なにか起きるのかは誰にもわかりませんが、少なくとも現状のマーケットは「買いで食らいつくのはマズイ」といっている以上、まさかの魔坂には気を付けておくべきでしょう。

これでシグナルのパターンがJ-GATE(超短期波動)は「先物売り+put」ですからあの【暴落崩落急落不時安型、〜に備える型】ですし、SWING(短中期波動)のほうも「待ち」からの「先物買い+put」は【押し目買い型】です。つまり、飛び付き買いをどちらも支持していないわけですから 買いスタンスは注意の上にも注意を、と解釈できます。

リアルタイムでは、
13,260.00 大証夜 +50 17:31
13,270.00 SGX 夜 +85 17:25
13,360.00 CME$ +195 17:24
13,275.00 CME¥ +185

一時は13300を突破していたナイトセッションですが。今晩午前3時が高値引け(なぜなら新規ショートなので)してくれ、明日は東京タイム大引けで大崩暴落なら理想的(なぜなら午後3時に買いなので)なのですが、( ̄ー ̄)、うまい具合にうねるかどうか。



〜〜ネット拾い読み〜

裏に隠された米国の対中国戦略
   
 
平壌で行われた北朝鮮の軍事パレードに登場した、
中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイル(共同)
 

北朝鮮の度重なる挑発をめぐり韓国の金章洙(キムジャンス)国家安保室長は7日、大統領府の会議で、「今月10日前後にミサイル発射のような挑発行為が起きる可能性がある」と指摘、「徹底的に備えている」と述べるなど警戒感をあらわにした.
一方、我が国の小野寺五典防衛相も7日、北朝鮮の弾道ミサイルが日本領域に落下する事態に備え、自衛隊法に基づく破壊措置命令を発令した。事前予告のない発射を想定した初めてのケースで、命令を受け、自衛隊はミサイル防衛(MD)による迎撃態勢に入った。
実は、今回の北朝鮮の一連の異常とも思える挑発的言動には裏が有り、「北朝鮮をエサに使った米国のアジア戦略」に記したように、米国の対アジア戦略、対中国戦略のシナリオが隠されているのである。それは、これから先、中国と日本やフィリピン、ベトナム 、マレーシアなどとの間に戦闘行為 が発生した場合、米国が表舞台に登場するための国際的な正当性・大義名分を作ることである。 言うならば、アフガンやパキスタンに介入するための9・11テロの発生と同じである。
このシナリオの先には、米国の恐ろしい戦略があるのだが、その詳細は後日お伝えすることにして、今回の挑発的行為の結果がどうなろうと、北朝鮮の金正恩第1書記一族の身の安全は約束されていることは間違いない。だからこそどう考えても無謀としかいえない 挑発的行動に打って出られるというわけである。因みに、金正恩の兄は今中国に逃れており、中国政府が身の安全を約束している。
北朝鮮が5日に平壌駐在の英国などの外交使節団に対し、「4月10日以降の安全を保証できない」と退去勧告を行った段階で、私はどうやら今回の北朝鮮の一連の挑発的行動は、単なるお遊びではないぞと感じたが、今回の我が国や韓国政府の対応を見ると、両政府も同様 な受け止め方をしたようである。
韓国や日本、恐らく三沢や沖縄などの米軍が駐留する基地が対象とされることと思われるが、場合によってはグアムやハワイといった米国領土も対象になるかもしれない。米国はそれを百も承知の上で、カリフォルニア州で来週予定されていたミサイル実験の延期を決めたりなどして、情勢の緊迫化を沈めようとしているように装っている わけである。実際の所はそれらは皆、偽善行為に過ぎないのだ。言うならば、「第2の真珠湾」であるのだ。やることは昔も今も変わっていないのである。
いずれにしろ時期は別にして、そう遠くない内にミサイルによる攻撃が三ヶ国のいずれか、あるいは複数の国々に対して行われることは覚悟しておいた方が良さそうである。これが実施されれば、安倍政権の誕生に次ぐ、日本軍国化の第 2弾となるはずである。あとは米国にとって、7月の参議院選での自民党の大勝利をもって、対中戦略のシナリオは一先ず完了である。
 
   
 
韓国・オサンの米空軍基地に配備されたパトリオットミサイル
 
  http://www.y-asakawa.com/Message2013-1/13-message30.htm


〜〜気になるニュース〜

ニュース本文
アングル:日銀の長国買いオペ、第1弾で早や「猛威」
[2013/04/08 17:11]
〓記事の写真

[東京 8日 ロイター] 日銀の長期国債買いオペが猛威を見せている。第1弾となった8日のオペでは、落札結果が公表されると好感した買いが殺到し、国債市場は、前週末5日とは逆に「1円上昇」で相場が一時休止する事態となった。
水面下では今後のオペ日程を巡って神経質な展開が続いており、しばらくは荒れた相場から抜け出せそうにない。
日銀は8日、物価上昇2%に向けた第1弾の買いオペとして長期国債1.2兆円を買い取ると通告した。この日は償還までが5年から10年の国債1兆円と、10年を超える国債2000億円を対象にした。それぞれの通告時間に2分のタイムラグが生じ、超長期の国債が売られる一幕もあったが、応札結果が順調だったと判明すると先物相場は上げ幅を広げ、東証は、前週末5日とは一転して「1円上昇」で取引を一時停止した。
市場は、最大の買い手となる日銀の動きに一喜一憂している。会合翌日の前週末5日には「ファンファーレを鳴らしておきながら第一歩を踏み出さないことはないだろう」(大手銀行)と、第1弾の通告が確実視されていた。しかし、実際にはこれが見送られ、失望の売りから先物は3円安に迫り、「未曾有の急落劇」(同)を演じた。
5日の相場乱高下について「1円安までは(先物で価格変動を抑える)ヘッジを我慢したが、商品投資顧問業者(CTA)のトリガーもあり、持ち切れなくなった。銀行が現物国債を売却したため『売りが売り』を呼んだ」と、ある証券筋は指摘する。別の大手証券関係者は、「日銀がいつ、どう国債を買い取るかを見誤れば不要な在庫を抱え、ひとたび相場変動に見舞われれば損失が膨らみかねない。日銀の動向から目が離せなくなった」と話す。
第1弾のオペはひとまず順調な滑り出しをみせた。だが、水面下では早くも次のオペがいつ打たれるかで神経戦が繰り広げられている。
日銀によると、次回は償還までが5年から10年の国債1兆円と、10年を超える国債3000億円を買い取る。その次は1年以下を1100億円、1年から5年以下を1兆1000億円購入する計画だが、参加者の間には「2回目のオペをどう打つかは(財務省が16日に予定する)5年物の国債入札を左右しかねず、出来ることならいずれのオペも週内、来週前半までに終えて欲しい」(外銀)との声もある。
(ロイターニュース 山口貴也 編集:伊賀大記)

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