《225F》12日のナイトセッションの戦略とマーケット数理解析〜週明けへ

2013/04/13 00:48
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値動きは「しっかり」のままで今週もお疲れさまでした、の感です。
テレビ株番組では「さすがに今日は一服」と表現していましたが、独自解析〜例のコアポイントはしっかりと前セッション比ではプラスですから東京タイムのザラバ中は「一服はしていない」と読めます。ですので、下手をするとこの「弱いふり作戦」に引っ掛かる可能性もあるわけです。

そのコアポイントを丸々1週間振り返ってみます。
5日<12947→12980>→8日<13183→13307>→9日<13230→13273>→10日<13267→13430>→11日<134701→13463>→本日12日<13480→*>
見方は色々なことが成り立つと思います。一貫した上げ基調はそれだけ「強い」とも言えますし、逆に調整らしい調整が意図的にしろ入らないと言うこと(「下げさせねーぜ=下げさせない」の痕跡があります)は それだけ上昇のためのエネルギーの蓄積がないわけですから「脆い(もろい)」となります。

この表面的な「強さ」と本質的な「脆さ」が同居していますからどちらに焦点を当てるかで、個々の投資家にとってもその「見え方、感じ方」が異なるでしょう。

シグナルもひところよりも「汚く」なってきています。それだけマーケットに過度の負荷が理不尽にかかっていることを意味しています。平たくいえば「面倒な波動」を形作っているわけで、過去にはこのめんどくささの解消は100%の確率で、下で、つまり下げて解消してきました。

気持ちはわかるがダメだったとして(ノ-_-)ノ~┻━┻のちゃぶ台投げ的な投げ売りを伴いながら負荷の解消をしてきたのです。

さて、ではその「面倒な波動」の詳細を記録しておきます。シグナルです。


《225F》12日のナイトセッションのstrategy


J-GATE(超短期波動)
売り買い混在

※昨晩からの流れをシグナルが示唆するままにまず記しておきます。 <売り/レベル3★★★持ち越し→変化:買い/レベル3☆☆☆→変化:売り/レベル1★→変化:買い/レベル5☆☆☆☆☆>といった具合です。最終的にはフラット、キャッシュポジション100%が「正解」のような気もします(笑)。救いはまだボラティリティがありますからコスト調整をしながらこの中で上手に波乗りをする感じです。突飛なトリッキーな動きを逆に利用せよ!という感じです。


SWING(短中期波動)
売り
レベル2★★

※こちらは短中期波動としての売りスタンス継続です。一貫した売り姿勢ながら日中も相応な突っ込みを見ていますから、あの30円、70円、130円の利幅のうち、自分の満足感と相談しながらの返済(利益確定)でしょう。厳密にいえばですから13500ヤリ→13430買い返済利確などはサクッ!と決めてよいでしょう。考えたいのは、ですので下げの仮定での利益を狙うわけですから、エントリーはbullな表情を見せた時にショート弾丸発射です。bearな弱い表情を見せたあとではありません。公式記録はですから「with黄信号」をつけた「脱け殻」としてもよい場面です。


《OPTION/e-Warrant》
put買い意識
レベル5★★★★★

※やっとまともなシグナルに戻った気がします。とは言え、まだまだ強く意識するレベルであり、ましてや利確を狙う場面でもないとしている点が逆に不気味です。

バトルポイント
13770
13630
13490
13480←コアポイント
13450
13310
13170


※好評の<マーケット珍味度判定>が、やはり現実を如実に語っている気がします。<食えない/食わない/マズイ/レベル5★★★★★>ですから、まだまだやはり「しっかり、と感じてはいけない」ものと思われます。うっかり食うと(買うと)トイレに駆け込むことになるぞ、と解釈します。


なお《OPTION/e-Warrant》は参考銘柄としてATMものの動きをまず記録していきます。レバレッジの実感をまず価格面で味わっていきます。

13500put05月、<O:405 H:440 L:370 C:395>
13500call05月、<O:370 H:405 L:340 C:385>
です。本日がSQでしたから次の5月のSQまで。試合時間は丸々1ヶ月として折に触れてこの13500はチェックしていくことにします。


〜〜気になるニュース〜

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日経平均3日ぶり反落、年初来高値更新後は利益確定売り
[2013/04/12 16:04]
〓記事の写真

[東京 12日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は3日ぶり反落。寄り付きこそ年初来高値を更新したが、節目の1万3500円台では利益確定売りも多くマイナス圏に沈んだ。
為替市場で円安が一服したとの見方から輸出関連の一角が売られ、金融株など直近で上昇してきたセクターが軟調。一方で、TOPIXは終値で年初来高値を更新した。
オプションSQ(特別清算指数)算出に絡み、日経平均は朝方は買いが先行。海外市場ではダウ工業株30種とS&P総合500種が最高値を更新し、ニューヨーク市場で1ドル99.95円と100円に迫ったことも支援材料となった。ただし、前日の大幅高の反動や短期的な過熱感から、日経平均は利益確定売りに押され、一時は146円安まで軟化。週末のポジション調整や北朝鮮情勢も重しになったという。
4月限日経平均オプションの最終決済に関わる日経平均のSQは1万3608円19銭となった。終値でも同水準を上回ることができず、「いわゆる幻のSQとなったが、相場が再び強含めば難なく抜いてくるだろう」(マネックス証券・シニアマーケットアナリストの金山敏之氏)との指摘が聞かれた。
前日に決算を発表したファーストリテイリング<9983.T>が一時5%超下落。売上高や営業利益が市場コンセンサスを下回ったほか、SQ値を押し下げようとした向きの朝方の売りも観測された。為替市場で円安が一服したとの見方から、輸出関連株のファナック<6954.T>や京セラ<6971.T>は朝高後は軟調だった。
個別銘柄では、タカタ<7312.T>が続落。同社製エアバッグの不具合を受けた日系自動車メーカーの世界的なリコール(回収・無償修理)や野村証券による投資判断引き下げが材料視された。一方で、九州電力<9508.T>や関西電力<9503.T>、東京電力<9501.T>などが軒並み年初来高値を更新。早期の原発再稼働への期待感が広がったという。シャープ<6753.T>が続伸。主力取引銀行が6月に返済期限を迎えるシャープ向け融資3600億円を継続する方針を固めたと12日付の日本経済新聞は報じた。自社株買いや増益予想を背景に良品計画<7453.T>は年初来高値を更新した。
東証1部騰落数は、値上がり588銘柄に対し、値下がりが1020銘柄、変わらずが105銘柄だった。
(ロイターニュース 寺脇麻理)

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情報BOX:日銀緩和に関する海外当局者の発言
[2013/04/12 08:41]
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[東京 12日 ロイター] 日銀による大胆な金融緩和に関する海外当局者の発言は以下の通り。
◎国際通貨基金(IMF)のウェルネル西半球局長(11日)
(9日のインタビューで)
中南米市場での円建て資金の規模はドル建て資金ほど大きくなく、日銀の金融緩和による影響はFRBの量的緩和ほどでない可能性。
「日本の金融緩和の影響があることは明白だが検証する必要がある」
(米国の緩和策は、非常に緩やかなペースでの出口戦略がすでに協議されており)「日銀とFRBの政策は異なる段階にあり、(影響が)相殺される」
◎国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事(10日)
日本は成長の勢いに弾みをつけるため、一段と金融緩和に頼る必要がある。
日銀の大胆な緩和強化策は「前向きな一歩」。
(日本の財政について)「ますます持続不可能となっているようだ」「日本は明確で信頼の置ける中期的な財政再建策の策定が必要。景気活性化に向け、包括的な構造改革に着手すべき」◎米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長(8日)
「大半の主要先進国は緩和的な金融政策を実施している。差し引きすると相互に建設的だ」
◎スペインのラホイ首相(8日)
(日銀の追加緩和に関連する質問に)「世界の他の中央銀行と同等の権限をECBに持たせるべきか検討する必要がある」「欧州にも他の国にあるような機関が存在してしかるべきだ」
◎韓国の玄オ錫企画財政相(8日)
デフレ脱却に向けた日本の積極的な金融緩和は当然。成功を期待する
ただ、このような量的緩和の波及効果を世界レベルで協議する必要がある。
来週ワシントンで開催される国際通貨基金(IMF)と世界銀行の総会の合間に麻生太郎財務相と日本の金融緩和による影響について協議する予定だ。
◎国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事(7日)
「非伝統的措置を含む金融政策は、先進国を支援し、ひいては世界経済を支援してきた。日本銀行が先日発表した改革は、この方向において新たな歓迎されるステップだ」
◎シンガポールのターマン・シャンムガラトナム副首相兼財務相(5日)
「日本が経済をリフレできることが、だれにとっても利益だ。これは挑戦で、日本は新たなアプローチを試みている。日本が成功することがアジアの利益」
◎タイ中銀のポンペン副総裁(5日)
「緩和マネーはまずその国に行き渡り、その後、一部が他の国に向かうもの」
「日本はわれわれの競争相手ではない。タイから日本への輸出は主に食品や生活必需品。もし日本が自信を深め、消費が盛り上がれば、われわれにとってプラス」
◎欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁(4日)
「為替相場はECBの政策目標ではない。為替相場は成長や物価安定にとり重要」
◎ドイツのショイブレ財務相(4日)
日本は構造改革の必要性を認識している、と指摘。
「金融・経済の変革の代わりに金融政策が用いられるのであれば、われわれは誤った道を進んでいることになる」
◎フランスのモスコビシ経済・財務相(4日)
「為替相場は長期的に経済のファンダメンタルズを反映すべきと確信している」
各国政府は景気を人為的に支えることを控えるべきであり、為替に関する問題は20カ国・地域(G20)の枠組みで協議すべきと指摘。
◎米アトランタ地区連銀のロックハート総裁(4日)
「日本が過去長年にわたりデフレ期を行き来し、成長に対するデフレとインフレの剣の刃の上で止まっている状況は、世界環境において健全な要素とは言えない。従って一段と積極的な措置を講じる用意を整えることは、それが機能するならば、間違いなくすべてにとって助けとなる」
米連邦準備理事会(FRB)の規模を上回る日銀の緩和強化策により、世界の中銀が行っている積極的な金融緩和にもう1つの要素が加わり、先進国の3主要中銀の中でECBの緩和度合いが最も低くなった、と指摘。
(日銀緩和が)「どのように機能するか、またどの程度の効果があるのかを語るのは時期尚早」
◎米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁(4日)
(日銀緩和は)「極めて積極的」
「海外のすべての中銀が、国内経済が持つ潜在的な力強さを最大に引き出せる政策を採用できるよう望んでいる。なぜなら全世界が必要としているからだ」
1国だけで世界経済のエンジン役を務めることはできない、と指摘。
◎米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁(4日)
(日銀緩和は)「他の誰も承認、もしくは否定する立場にはない」
「日銀は日銀自体の考えに従って政策を運営するべきだ」
ただ、日銀による積極的な緩和策により、FRBが資産買い入れ策を継続させるよう圧力を受けるべきではない、と指摘。
◎米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁(4日)
日本経済の力強い成長は世界経済見通しに影響を及ぼす、と指摘。日銀緩和についてのコメントは控える。
「中銀がすべての問題を解決すると期待するべきではない。中銀は構造的な問題には対処できない」
◎イエレン米FRB副議長(4日)
「デフレ脱却に向け積極的な手段を取ることは理解できることだ」
◎カナダのフレアティ財務相の報道官(4日)
「カナダは日本の経済成長を促進する努力を支持する」
日本政府は「財政・金融政策の意図を非常に明確に示してきた」と指摘。4日の発表はその計画を行動に移したことを示すものとの認識示す。

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