《225F》4日のナイトセッションの戦略と解析

2013/06/04 19:17
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日経平均はこれまでの上げ分をすべて吐き出すどころか一部に「このままでは日経平均は10000円割れ」の声まで聞かれるようになり(笑)、やっと尻に火がついた格好です。また、本丸の日銀株もアベノミクスの象徴として見たとすれば許しがたい水準までの下げ(下げ方)を見ていたとも言えるでしょう。

そんな背景もあったのか、「なんとかせい!!」の大号令が出たかどうかは知りませんが、なんとか「反発の形」を作ることはできたようです(一般論)。

そんな日本銀行株の値動きは<日本銀行
8301.q(JASDAQ)
[6/4 14:53]
取引値 61,400
前日比 +2400 +4.07%
前日終 59,000
始 値 60,000
高 値 61,400
安 値 60,000
出来高 300株
売買代金 18,140千円 >となり、やっと反発した感じです。ここで興味深いのは時間軸を長く、例えば1ヶ月から1年、1年から3年というふうに長く見れば見るほどそのチャートの形状が悪く見える点です。

日本は銀行本位性の国とはよく言われたもので、証券会社は潰すが銀行は潰さないと言われてきたものです。いわば、そんな銀行株に一大事がここ数日心配されていただけに、本日はそっから手をつけたのかも知れません。

NEWS報道の相場解説でも「ニュース本文
日経平均反発、先物への買い戻しや銀行株上昇で1万3500円回復
[2013/06/04 15:18]
記事の写真

[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発。為替市場でドルが100円の節目を割り込むドル安/円高が進んだことが嫌気され、朝方には自動車や電機など輸出株を中心に売りが先行。日経平均は前日比で200円を超える下げとなり、1万3000円に接近する場面もあったが、先物への買い戻しなどで切り返した。円高進行が一服したうえ、メガバンクなど金融株や不動産株への買いが強まると安心感が広がり、日経平均の上げ幅は一時300円を超え、終値では1万3500円を回復した。松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は「債券市場の落ち着きが株式市場に波及し、金利敏感株の上昇につながった。現時点では自律反発の域を出ないが、日経平均は75日移動平均線(1万3064円82銭=4日)で反発に転じており、徐々に下値を固めつつある」と述べた。日銀が10─11日の金融政策決定会合で、長期金利の上昇を抑えるための追加策の検討に入ると報じられたことも安心感を誘ったという。ただ「振れ幅が大きく警戒感
は消えていない」(準大手証券トレーダー)との声も根強い。日経平均の高安の値幅は549円となり、5月30日の同542円を上回った。日経平均ボラティリティ指数<.JNIV>は37台と高水準を維持しており、引き続き乱高下の可能性を示唆しているという。市場では「早ければ7日発表の5月米雇用統計まで、遅ければ14日のメジャーSQ(特別清算指数)算出日までボラタイルな地合いは続く」(国内投信)との見方が聞かれている。個別銘柄では、金融株の上昇が目立った。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やみずほフィナンシャルグループ<8411.T>が9%前後の上昇率となったほか、野村ホールディングス<8604.T>も大幅高。後場にストップ高となったアイフル<8515.T>や、オリエントコーポレーション<8585.T>、ジャフコ<8595.T>などには個人投資家の短期資金が流入し、東証1部値上がり率上位に浮上した。東証1部騰落数は、値上がり1194銘柄に対し、値下がりが451銘柄、変わらずが72銘柄だった。」となって
いました。

私の目では(笑)、タイミングから何からぐだぐだで滅茶苦茶の遅きに失した頓珍漢なliftingです。例えばこれを昨日の東京タイムでやっていたなら、liftingに投下する資金はきょうの4分の1以下でまかなえたでしょう。たぶん。逆に尻に火がついてからでは4倍以上の無駄遣いをしたとも言えるわけで、これではやはり増税路線まっしぐらしかない、┐('〜`;)┌、と変な意味で納得です。

金持ちのぼんぼんの大人買いを目の当たりにしたような気分ですから(笑)、羨ましいが半分、大丈夫かいなの心配がやはり半分です。
さて相場です。《225F》は結局東京タイムが<O:13210 H:13650 L:13060 C:13650>で高値引け、先程始まったナイトセッションが<O:13610 H:* L:* C:*>の寄り付きです。現物指数は<O:13186.60 H:13610.25 L:13060.94 C:13533.76〜+271.94>となり、株は上がった!FX!ドル円も100円大台回復です!の現状はなんだか朝版のこのストラテジーで書いたような、まさに絵に書いたようなbull相場となりました。またまた予言者(預言者)かオレは…と自問自答です(笑)。
「…きょうのテーマはですので、例えば東京タイムでFX!ドル円が100円台復活、(株価も)戻った戻ったなどとして買いついていくことの危険を学ぶこと、となる予感です。…」としていましたから、上がること反発することに反対するものではないですが、いかにもいかにものこの機械的なメカニカルな動きは如何なものか、が一点です。もっと分かりやすく言えば、「やり方が雑!!雑すぎる!!」なんですね(笑)。

さてさてですので、解析としては逆に朗報です。シグナルもむしろ分かりやすいものにやっとなりました。組みしやすし!となりました。<事前戦略、本来あるべき基本的投資マインド→スタンス、本来あるべき基本的投資の考え方、醍醐味、極意>です。さっそく見てみましょうか。


《225F》夜のすとらてじー

J-GATE(超短期波動)
変化済み:売り
レベル3★★★

※興味深かったのは、私的に注目していたあの13130からの値動きです。ロングポジションズの利益確定がかかっていましたから、その指値の計算でこれは浮上しました。既述のように独自運用術ではその利幅を30円、70円、130円のマトリックスで考えるようにしています。このマトリックスとバトルポイントで考えていくわけですが、本日の高値13650はじつは試算でピタリと出てきていたものです。つまり、13130+(130130+130+130)=13650 との単純なものです。そしてやはりきれいな整数倍です。この過程で13260や13390や13520がありますが、ボラティリティが大きくなればこの130の整数倍理論もさらなる研究や追求の余地がありそうです。
さて、買いポジの利確もこうして満足感とともにコンプリート。特に先ヅモの9月限月ものは既述のように枚数的にも大きなリターン、大漁旗!!の掲揚になりました。(^^)v。9月限月へのロールは売買高の桁が一桁増えたときと決めていますが、9月限月ものは昨日の出来高6386枚から本日は10628枚となりましたから、この条件がクリアされました。いつでも乗り換えです。引っ掛かっている玉がなければ投資家の皆さんにも9月限月への乗り換えがbetterでしょうとお伝えしておきます。
仕掛けはこのナイトセッションの寄り付きの13610から売りの種まきが始まっています。テレビ株番組では例によって「上がったあとからの強気」がまたまた見られています。根拠としては「日足チャートの包み足」を掲げていましたが、私はもう少し厳しい見方!!これはコアポイントで見るべきだと思いますので、それによるとこれは「包み足に見えて包み足ではない、べんべん」です。換言すればここまではいわゆる「真空地帯」ですからちょっと盛り上がればすぐにできるものです。ところが、ここからの100円がじつは厳しい。これができてはじめて「底打ち」云々が語れます。ましてや確か週足でみれば4月あたまに12830-13200円辺りに窓あきがあります。私はてっきりそれを閉めにいくのかとも思いましたが、本日こうしてliftingです。まったくメリハリなし、節操なしの頓珍漢です。重ねて言いますが、GPIFへの文句ではなくこれは心配どす(笑)。


SWING(短中期波動)
変化:売りへ
6月限月
レベル2★★
9月限月
レベル8★★★★★★★★
※こちらもこれで変化です。なるべく早く売りたいとの気持ちがありますが、スキームとして作り上げたのは今晩の午前3時からの売りの種まきです。
執筆時は
13,680.00 大証夜 +30 18:02
13,690.00 SGX 夜 +35 17:53
13,700.00 CME$ +500 17:53
13,690.00 CME¥ +500 17:54
のようです。希望としては13750前後から売りスタンスを始めたいですから例の「13750指値売り出来ず不成り」を駆使して待ち伏せでもしてみます。または13650+130=13780辺りまで伸びるか!?エンジョイしましょう。



バトルポイント
14580
14000
13447←コア
13420
13280
12700
12120




《OPTION/e-Warrant》
put買い
レベル1★

※こうして上げてくれたので、put、call混在型からcallは利益確定、putが残った感じです。



※異様に見えた<珍味度判定>の強いシグナルもまたまたこうして上げてみると、さの上げっぷりをみるとまたまた大いに納得です。レベル7や8でしたからいわばMAX!!の珍味に近いものを示唆していたわけですから、ますますこの判定は信頼性がMAXかも知れません。さてしかし、本日のそれはネガティブに変わりました。変わるべくして変わったと言えそうです。<マーケット珍味度判定=マズイ!/食えない/食わない/買わない!?/レベル2★★>に変わっています。


※さてこうして、独自解析ではこのメカニカルな上げにたいしてNOを突き付けました。J-GATE(超短期波動)、SWING(短中期波動)ともに「先物売り+put買い」ですから、きれいに【暴落崩落急落不時安型、〜に備える型】が出来上がりました。



〜〜気になったNEWS〜

ニュース本文
成長戦略調整中、コメント差し控える=GPIF運用見直しで官房長官
[2013/06/04 16:28]
[東京 4日 ロイター] - 菅義偉官房長官は4日午後の会見で、政府が策定する成長戦略の一環として年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用方針見直しに着手するとの報道について、「報道は承知している」とした上で「成長戦略について現在、取りまとめに向けて調整中だ。コメントは差し控えさせていただきたい」と語った。
官房長官は「できるだけ安全で効率のいいもの、ということは今までの基本だと思っている。年金積立金は被保険者の利益のために運用されている。そういう観点から運用委員会で検証を行っていると聞いている。そうした結果を踏まえて適切に対応していくのだろう」と述べた。


〜〜ネット拾い読み〜

◆苦し紛れの年金制度施策・・・2013年6月 3日 22:15


年金支給開始年齢引き上げ検討...政府の国民会議
政府の社会保障制度改革国民会議(会長・清家篤慶応義塾長)は3日、首相官邸で会合を開き、現在65歳となっている年金の支給開始年齢について、働く意欲のある高齢者の雇用対策を進めたうえで、引き上げを検討すべきとの認識で一致した。
 会合後、清家会長は「年金制度の持続可能性の強化のためには、支給開始年齢の引き上げも当然議論の対象にしなければならない」と述べた。

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