著者の小川氏は、ネットの普及でテレビや新聞に対する信用度は低下しているとはいえ、マスコミの影響度は今尚、極めて大きい。高支持率を維持し続けてきた政権を、完全なフェイク=嘘の垂れ流しで政権崩壊の危険水域にまで追い込めるだけの力がマスコミにはまだある。その中核は何といってもテレビであり、政策や言論や事実よりも、テレビが大量に流布し続ける「印象」による「感じ」が、日本の政治を大きく左右しているのが現状なのだと述べている。
新聞が右派から左派まで様々であるのに対し、テレビの論調は横一列であり、その理由を小川氏は次のように挙げている。
1.テレビには元々朝日新聞を基準にする傾向がある。朝日がクオリティーペーパーとされてきた戦後左翼思潮全盛期の名残である。
2.「報道ステーション」の前身である「ニュースステーション」が成功したため、それが他局の報道バラエティーの先例となったことがその傾向を助長した。
3.テレビ業界の中には、反自民、反保守の広い人脈利権が切れ目のないネットワークが長期に渡って形成されている。
4.政治報道は、政治部と社会部が担当するが、政党や政治家と密接に付き合いながら報道する政治部に比べ、社会部は政治の現実を知らず、しかも伝統的に極左の労組の影響力が強い部署である。森友・加計報道は社会部が主導した。
5.テレビ報道には北朝鮮、韓国、中国の情報工作が入っている場合も相当あると推定される。
安倍首相が解散を表明した時、解散そのものが悪いことであるかのような報道が続いた。過去にマスコミは、政権に問題が起きれば、「解散して国民の信を問え」と叫んできたのにである。小池都知事を安倍首相の対抗馬として持ち上げ続けたマスコミは、小池氏が「安保法制と憲法改正に賛成できない議員は排除する」と言ったとたんに、小池氏を持ち上げることを止め、小池氏は失速する。マスコミが欲しい政治人材は、あくまでも反安倍=護憲派=安保反対派だからである。
テレビ報道が依って立つ価値観は、日本国家・日本政府は悪で、憲法9条は絶対守れ、安保は絶対反対、特定秘密保護法反対、テロ等準備罪反対という憲法9条至上主義であり、その価値観を崩そうとするのは、無条件に悪だから、どんな手段でも阻止すべきだというものである。安倍首相は9条平和主義を崩し、国家権力を強化しようとする総理大臣だから、無条件に叩き続けるのである。
「報道ステーション」は、日本の憲法改正がヒトラー独裁のような事態を引き起こす可能性を秘めているというような報道をした。もし、その報道の画像が不完全な翻訳と共に海外に流出すれば、日本の不評被害は極めて大きいと小川氏は言う。
テロ等準備罪は東京オリンピックを開催するうえで不可欠なのに、戦中戦前の治安維持法のような危険な法律との印象を流し続けた。
不倫をした民進党の議員を擁護したコメンテーターが、自民党の議員の不倫が発覚した時には非難する。安倍叩き側の民進党の不倫なら構わないが、自民党議員の不倫は許せないというダブルスタンダードである。
小川氏は、報道番組やワイドショーでの発言者の虚言、でたらめ、極端な誘導、事実に基づかない印象操作をあげて、「もはや、テレビは、偽情報で日本人の政治判断や政治的な情念をコントロールする国家破壊装置と呼んで過言ではないか」と述べている。
最終章で、小川氏は、こんなデタラメな状況がなぜ改善されないのか、またそうした中で、我々国民は改善に向けてどのように声を上げればいいのかを挙げている。テレビメディアの極端な放送法違反、フェイクニュースの横行を許し続けることは、日本の民主主義が近い将来大きく破壊される端緒になると、小川氏は強い危機感を抱いている。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,000¥1,000 税込
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon 販売者: 月夜野ストア
新品:
¥1,000¥1,000 税込
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon
販売者: 月夜野ストア
中古品: ¥43
中古品:
¥43

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
徹底検証 テレビ報道「噓」のからくり 単行本(ソフトカバー) – 2017/11/21
小川 榮太郎
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,000","priceAmount":1000.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,000","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"kpm%2B9xcEGCHvMudqK4J6ngPawuMHsVAxRVyPWQky9%2FZPIbzmBQT4pv3qpzF9jspEqqZL%2BI0Yoqr0MnU6PFSEC553xjgs1LGeitkcA7ajeex73wONwgaxBby6t2C8OMWo7LPNk9yaYx0GGdC9T1eW7ZLFFVBhJizDVxuzLNSTMuF0i8ONXWX8gw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥43","priceAmount":43.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"43","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"kpm%2B9xcEGCHvMudqK4J6ngPawuMHsVAxFbVjkkGjfcdubkYN0jvN%2FMouDM1H2BKs0GLGY0QWXMdG5AEjjDq22tMSa6QxsdFcUQou5Th%2FwM6L%2BV5GEGTW1PA7wEUadA1GA7G46lgB3bPvcus%2FfRRqS1z3App6TufS827r5iAc9PSBA07Fr4BXLQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
今度はテレビだ!
「サンデーモーニング」「報道ステーション」
「ひるおび」「NEWS23」「情報ライブ ミヤネ屋」
これらフェイクニュースによる「デマ報道」。
私たち視聴者はどうしたらいいのか?!
〈目次〉
第1章 暴走するテレビの選挙報道
第2章 安保法制報道の悪夢
第3章 情報工作が紛れ込む危険地帯──テレビによる北朝鮮報道
第4章 『報道ステーション』という「罠」
第5章 『サンデーモーニング』──日曜日、朝の憂鬱
最終章 テレビはひどい、では視聴者はどうしたらいいのか──コンシューマー運動の提案
巻末参考資料 TBS社による重大かつ明白な放送法4条違反と思料される件に関する声明
「サンデーモーニング」「報道ステーション」
「ひるおび」「NEWS23」「情報ライブ ミヤネ屋」
これらフェイクニュースによる「デマ報道」。
私たち視聴者はどうしたらいいのか?!
〈目次〉
第1章 暴走するテレビの選挙報道
第2章 安保法制報道の悪夢
第3章 情報工作が紛れ込む危険地帯──テレビによる北朝鮮報道
第4章 『報道ステーション』という「罠」
第5章 『サンデーモーニング』──日曜日、朝の憂鬱
最終章 テレビはひどい、では視聴者はどうしたらいいのか──コンシューマー運動の提案
巻末参考資料 TBS社による重大かつ明白な放送法4条違反と思料される件に関する声明
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社青林堂
- 発売日2017/11/21
- 寸法13 x 1.8 x 18.9 cm
- ISBN-104792606071
- ISBN-13978-4792606077
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 徹底検証 テレビ報道「噓」のからくり
¥1,000¥1,000
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
¥900¥900
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り2点 ご注文はお早めに
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 青林堂 (2017/11/21)
- 発売日 : 2017/11/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 238ページ
- ISBN-10 : 4792606071
- ISBN-13 : 978-4792606077
- 寸法 : 13 x 1.8 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 401,287位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,403位日本の政治
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

文藝評論家。一般社団法人日本平和学研究所理事長。
昭和42(1967)年生まれ。大阪大学文学部卒業、埼玉大学院修了。専門は近代日本文學、十九世紀ドイツ音楽。フジサンケイグループ主催第十八回正論新風賞、アパ財団第一回日本再興大賞特別賞、咢堂ブックオブザイヤー2019総合部門大賞受賞。
著書に『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎、幻冬舎文庫)、『保守の原点――「保守」が日本を救う』(共著:宮崎正弘、海竜社)、『一気に読める戦争の昭和史』(KKベストセラーズ、扶桑社新書)、『小林秀雄の後の二十一章』(幻冬舎)、『天皇の平和 九条の平和――安倍時代の論点』 (産経新聞出版)、『徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』 (飛鳥新社)、『徹底検証 テレビ報道「噓」のからくり』(青林堂)、『平成記』 (青林堂 )、『フルトヴェングラーとカラヤン クラシック音楽に未来はあるのか』 (啓文社書房)など多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者は、右寄りな思想の方で、私自身は中道やや右ぐらいなんですが、筆者に指摘されてみて初めて分かった事もあります。
筆者は特にTBSが偏向的だと指摘してますが、私個人はTBSのニュース報道がそこまで偏向していると思わなかったので、やはりテレビ側も巧妙にやっているのだろうなあと思います。
日本は言論の自由が保障された国なので、別に左の言論があってもいいと思いますが、少なくとも、愛国意識だけは持たなければだめだと思います。左翼思想の方々は、日本の国防について、どう考えているのか。
旧ソ連軍にしたって、中国の人民解放軍にしたって、国防意識は相当に高かった。なのに、日本の左翼だけは、その視点が欠けている。
まあ、そういう思想的欠陥だけじゃなく、現在のテレビを見ていると、男女の対立を極端に煽っている番組も多い印象があります。
例えば、硬派な時事番組で、決して時事に明るくなさそうな、アラフォーお笑い芸人の枠がわざわざ設けられていて、知らないふりしてつまらないコメントをしたりする。
私も、お笑い芸人でも、くりぃむの上田さんとか、プチ鹿島さんみたいなタイプなら、番組に重みが出ていいと思いますが、時事にそれ程明るくない芸人をわざと登場させるのは、視聴者の民意を反映しているとはとても思えません。
また、スタジオ観覧客が、何故かほとんど女性みたいな演出もよく見かけます。思想云々以前に、こういう男女の対立・分断をあおり、男性視聴者の視聴意欲をなくしてしまおうという嫌味な演出の方が問題で、フェミニズム団体と、左翼ロビーが結託した結果と見る方が自然な感じがします。つまり、巧妙なんです。
筆者はテレビに関して、コンシューマー運動を提案していますが、男女が対立したりせず、皆が本気で国家の事を考えるように取り組まないと大変な事になると思います。テレビなんか観なければいいという人もいますが、それでは納得がいかない。
筆者は特にTBSが偏向的だと指摘してますが、私個人はTBSのニュース報道がそこまで偏向していると思わなかったので、やはりテレビ側も巧妙にやっているのだろうなあと思います。
日本は言論の自由が保障された国なので、別に左の言論があってもいいと思いますが、少なくとも、愛国意識だけは持たなければだめだと思います。左翼思想の方々は、日本の国防について、どう考えているのか。
旧ソ連軍にしたって、中国の人民解放軍にしたって、国防意識は相当に高かった。なのに、日本の左翼だけは、その視点が欠けている。
まあ、そういう思想的欠陥だけじゃなく、現在のテレビを見ていると、男女の対立を極端に煽っている番組も多い印象があります。
例えば、硬派な時事番組で、決して時事に明るくなさそうな、アラフォーお笑い芸人の枠がわざわざ設けられていて、知らないふりしてつまらないコメントをしたりする。
私も、お笑い芸人でも、くりぃむの上田さんとか、プチ鹿島さんみたいなタイプなら、番組に重みが出ていいと思いますが、時事にそれ程明るくない芸人をわざと登場させるのは、視聴者の民意を反映しているとはとても思えません。
また、スタジオ観覧客が、何故かほとんど女性みたいな演出もよく見かけます。思想云々以前に、こういう男女の対立・分断をあおり、男性視聴者の視聴意欲をなくしてしまおうという嫌味な演出の方が問題で、フェミニズム団体と、左翼ロビーが結託した結果と見る方が自然な感じがします。つまり、巧妙なんです。
筆者はテレビに関して、コンシューマー運動を提案していますが、男女が対立したりせず、皆が本気で国家の事を考えるように取り組まないと大変な事になると思います。テレビなんか観なければいいという人もいますが、それでは納得がいかない。
2020年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
目からうろこが落ちたように、。現在のマスコミが信用できず,いかにいい加減な偏向報道しているかよくわかった。
2020年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直言って、裏付けが足りないのでは、と考える内容でした。
2019年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨今言われ始めた “フェークニュース” という言葉。新聞媒体に関しては、どの新聞社がそれに当てはまるのかについての結論はすでに明白となったといっても良いだろう。朝日新聞や毎日新聞、地方紙では東京新聞や中日新聞、南では沖縄タイムスに琉球新報、北では北海道新聞といった各紙に加え、各社に記事を配信する共同通信が著しい偏向報道を繰り返してきた。今現在2019年の8月中旬になっても、北海道新聞は社説で森友問題では首相夫人の関与が疑わしいからまだまだ国会で追及せよと論じているのは滑稽なほどだ。
筆者は今のテレビの偏向傾向は、テレ朝・ニュースステーションとTBS・サンデーモーニングがその端緒であったと位置づける。なるほど政治討論番組といえば、時事放談や世相を切るなどといった保守系言論からの骨太な内容であったが、両番組が従来とは違った “親しみやすさ・わかりやすさ” を隠れ蓑にした朝日新聞的思想に従属する極左言論をテレビで拡散する突破口となったというわけである。それ以降、テレビではワイドショーという範疇に政治談議を盛り込むと同時に、“視聴者目線” という謎のキーワードのもとにとても専門家とは言えない輩の言説を平気で垂れ流すようになった。そのような出演者の発言は、いかにも素朴な疑問から発せられた体を取りながら、実際には従来の朝日新聞的左翼思想を教科書にした台本通りに進められる。
テレビの、特にワイドショーは時宜の話題への即応性が日々発揮されるのでついつい無防備に見てしまう傾向がある。しかし司会者やコメンテーターと呼ばれる登場人物のそのほとんどが、専門的知見を持ち合わせているとは思えず、井戸端論議と感情的評価の交換会を繰り返すのみである。しかしTBSひるおびでは、次のコーナーの開始前に “~について専門家が解説します。” とわざわざ断言する。しかしそもそも、なぜ女優が高所から政治問題を論じ、したり顔で政権批判を繰り返すのか?(テレ朝・モーニングショー)。つい先日まで自局の政治部長として出演し政治を解説していた人物が、ある日突然大学教授という肩書で同じ番組に再登場する(TBSひるおび・龍崎氏)。政治問題を解説する政治評論家の伊藤某氏(おもにTBSひるおび)について、国会議員周辺で取材する姿や噂は聞いたことがないとあるジャーナリストは言う。またそもそもテレ朝モーニングショーの玉川氏という人物の肩書は何なのか?報道局員として出演するならば、少なくともその専門担当分野を明記のうえ出演してほしい。また同じテレ朝の夜のニュースショーに出演する後藤某氏は、論評内容が日替わり定食のごとくに変化し、その言説の豹変ぶりはネットニュースで面白おかしく、しかし正確に検証されている。同氏についてある政治評論家は朝日新聞信者ともいえる後藤氏の実際に取材する姿を見たことがないと発言していた。室井某やテリー某の一方的な個人的言説に耳を傾けるほど、我々は暇ではないし、ふかわりょうの的を得た意味ある発言など一度も聞いたことがない。日曜の朝に見るのは、張本氏の賛否両論のスポーツ談義くらいにして、したり顔の司会者、TBSの偏向記者、ジャーナリストを自称する青木某が紹介された時点で節電に協力すべきだし、平日夜のニュースショーでの、アナウンサーという自分の立ち位置をもわきまえずに自らの発信をと意気込む富永氏も同様の対象とするべきだ。彼の見識については、スポーツコーナ担当の女性アナウンサーに進行を移行する際、いつも彼女のフルネームに “さん” をつけて紹介することでわかるだろう。さらに大谷選手の人形に向かって『大谷く~ん!』などと出演者全員で呼びかける子供じみた演出にはもう目も当てられない。奇遇ではあるがサンデーモーニングでも出演コメンテーターの紹介テロップ全員に “さん” をつけて放送する。テレ朝アナウンサーはなぜ自局担当者に敬称をつけ、TBSではなぜコメンテーターをお客さん扱いで紹介するのか?私にはわからない。TBSに限って言えば、彼らをお客様として紹介するからには、その発言について番組は責任を持たないと予防線を張っているのかもしれない。筆者はこれらの劣悪番組に対して、スポンサー各社への働きかけを提言しており、この行動は上念司氏やケントギルバート氏などに引き継がれている。それは極めて有効な手段であり何らかの協力を惜しまない思いではあるが、私はもっと簡単な方法を実行する。その簡単な行動とは、単純にそんな放送局のそんな番組を見ないことである。TBSが局ぐるみで情報の意図的捏造を行ってきた事実は、サンデーモーニングでの石原発言(日韓併合についての歪曲=関係社員が書類送検されている)やひるおびでの小池新都知事への自民党都連幹部の握手拒否捏造編集の例からも、もはや露骨に行われているのは明白な事実である。さらに同局はオウム真理教事件で坂本弁護士一家を死に追いやった過去など忘れてしまったかのようにふるまっている。何かの話題について、調べも取材もせずにああでもない、こうでもない、こんな可能性もあるなどと、ひたすらの井戸端会議を、なぜ公共の電波を通して見せられなければならないのか?もはや明らかになってきたテレビでのフェーク言説に早くレッテルを貼り、自分の信念に従って無駄な時間を割かないように生活することが、これからの健全な日本の未来につながると信じてやまないのである。
筆者は今のテレビの偏向傾向は、テレ朝・ニュースステーションとTBS・サンデーモーニングがその端緒であったと位置づける。なるほど政治討論番組といえば、時事放談や世相を切るなどといった保守系言論からの骨太な内容であったが、両番組が従来とは違った “親しみやすさ・わかりやすさ” を隠れ蓑にした朝日新聞的思想に従属する極左言論をテレビで拡散する突破口となったというわけである。それ以降、テレビではワイドショーという範疇に政治談議を盛り込むと同時に、“視聴者目線” という謎のキーワードのもとにとても専門家とは言えない輩の言説を平気で垂れ流すようになった。そのような出演者の発言は、いかにも素朴な疑問から発せられた体を取りながら、実際には従来の朝日新聞的左翼思想を教科書にした台本通りに進められる。
テレビの、特にワイドショーは時宜の話題への即応性が日々発揮されるのでついつい無防備に見てしまう傾向がある。しかし司会者やコメンテーターと呼ばれる登場人物のそのほとんどが、専門的知見を持ち合わせているとは思えず、井戸端論議と感情的評価の交換会を繰り返すのみである。しかしTBSひるおびでは、次のコーナーの開始前に “~について専門家が解説します。” とわざわざ断言する。しかしそもそも、なぜ女優が高所から政治問題を論じ、したり顔で政権批判を繰り返すのか?(テレ朝・モーニングショー)。つい先日まで自局の政治部長として出演し政治を解説していた人物が、ある日突然大学教授という肩書で同じ番組に再登場する(TBSひるおび・龍崎氏)。政治問題を解説する政治評論家の伊藤某氏(おもにTBSひるおび)について、国会議員周辺で取材する姿や噂は聞いたことがないとあるジャーナリストは言う。またそもそもテレ朝モーニングショーの玉川氏という人物の肩書は何なのか?報道局員として出演するならば、少なくともその専門担当分野を明記のうえ出演してほしい。また同じテレ朝の夜のニュースショーに出演する後藤某氏は、論評内容が日替わり定食のごとくに変化し、その言説の豹変ぶりはネットニュースで面白おかしく、しかし正確に検証されている。同氏についてある政治評論家は朝日新聞信者ともいえる後藤氏の実際に取材する姿を見たことがないと発言していた。室井某やテリー某の一方的な個人的言説に耳を傾けるほど、我々は暇ではないし、ふかわりょうの的を得た意味ある発言など一度も聞いたことがない。日曜の朝に見るのは、張本氏の賛否両論のスポーツ談義くらいにして、したり顔の司会者、TBSの偏向記者、ジャーナリストを自称する青木某が紹介された時点で節電に協力すべきだし、平日夜のニュースショーでの、アナウンサーという自分の立ち位置をもわきまえずに自らの発信をと意気込む富永氏も同様の対象とするべきだ。彼の見識については、スポーツコーナ担当の女性アナウンサーに進行を移行する際、いつも彼女のフルネームに “さん” をつけて紹介することでわかるだろう。さらに大谷選手の人形に向かって『大谷く~ん!』などと出演者全員で呼びかける子供じみた演出にはもう目も当てられない。奇遇ではあるがサンデーモーニングでも出演コメンテーターの紹介テロップ全員に “さん” をつけて放送する。テレ朝アナウンサーはなぜ自局担当者に敬称をつけ、TBSではなぜコメンテーターをお客さん扱いで紹介するのか?私にはわからない。TBSに限って言えば、彼らをお客様として紹介するからには、その発言について番組は責任を持たないと予防線を張っているのかもしれない。筆者はこれらの劣悪番組に対して、スポンサー各社への働きかけを提言しており、この行動は上念司氏やケントギルバート氏などに引き継がれている。それは極めて有効な手段であり何らかの協力を惜しまない思いではあるが、私はもっと簡単な方法を実行する。その簡単な行動とは、単純にそんな放送局のそんな番組を見ないことである。TBSが局ぐるみで情報の意図的捏造を行ってきた事実は、サンデーモーニングでの石原発言(日韓併合についての歪曲=関係社員が書類送検されている)やひるおびでの小池新都知事への自民党都連幹部の握手拒否捏造編集の例からも、もはや露骨に行われているのは明白な事実である。さらに同局はオウム真理教事件で坂本弁護士一家を死に追いやった過去など忘れてしまったかのようにふるまっている。何かの話題について、調べも取材もせずにああでもない、こうでもない、こんな可能性もあるなどと、ひたすらの井戸端会議を、なぜ公共の電波を通して見せられなければならないのか?もはや明らかになってきたテレビでのフェーク言説に早くレッテルを貼り、自分の信念に従って無駄な時間を割かないように生活することが、これからの健全な日本の未来につながると信じてやまないのである。
2019年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、その系列のTV局。TBSの安住アナが「TBSは、ハングルが話せないと出世しない」と
言ってた。こんな話がでるくらい、在日に牛耳られている。政治家も又同様で、これからの選挙は、必ず帰化情報を入れるべきで何々系日本人とわかるようにするべき。
言ってた。こんな話がでるくらい、在日に牛耳られている。政治家も又同様で、これからの選挙は、必ず帰化情報を入れるべきで何々系日本人とわかるようにするべき。
2019年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビ、新聞は嘘であってはならない。
視聴率を高める為と、ただ気をひく為のニュースはいらない。
視聴率を高める為と、ただ気をひく為のニュースはいらない。
2018年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メディアの王様=TVが自壊していることが、よく分かる。
スポンサーも視聴率オンリーから番組内容をみて提供する事象も散見される。
トランプの「フェイク・ニュース」発言にまるで自らが嫌う「権力者」の如く
反発し、世論調査を悉く外すテレビ、まさに生き残りをかけた踊り場に居る。
スポンサーも視聴率オンリーから番組内容をみて提供する事象も散見される。
トランプの「フェイク・ニュース」発言にまるで自らが嫌う「権力者」の如く
反発し、世論調査を悉く外すテレビ、まさに生き残りをかけた踊り場に居る。