何よりも、この漫画を描いた作者さんの勇気と覚悟に星5をつけたい。
エッセイ漫画としても面白く、一気に読んだ。
こういう人が干されることがないような業界であってほしい。
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私の想像では、担当編集者は、怖がりで、保身第一(無意識)の人なのかなと思った。相手が自分より下の立場の人でも保身に走り、その結果加害することがよくあるのだろうなと。
私の知り合いで、似た人が1人2人、いや、もっといる。
保身にしかこだわらないので、明確な攻撃意図はない。
そのためこちらの悪意センサーには引っかからず、初期対応が遅れてしまう。
このタイプと戦っていて凄く困るのは、
明確な「攻撃」をしてこないので、第三者に相談した時に、「それは酷い!」ではなく、「う〜ん、どうしたもんかね(苦笑)。困ったね〜」みたいな反応をされて、過剰反応してる自分の方が悪いのか?と泣き寝入りしがちなところだ。
加害者本人が何かやらかした時にまず考える(無意識)のは、「どうしよう怒られる怖いどうしよう…」もしくは「やっちまった…なんとか誤魔化さないとやばいことになるな…」ということだけなのだと思う。上司にも、取引先(作家)に対しても。
なので自動的にごまかし(嘘)が口から出る。
怒られないためなら何でもやる。
「ごり押しでいけそう」と判断した時には、「これが常識なんで」で切り抜けようとする。言われた方は、本人が普段から一貫してそう考えてるんだな、と受け取ってしまうが、言った本人の中では、あくまでその場を切り抜けるための言い訳なんだと思う。
加害者本人の中では、自分がどう見ても悪くて苦情を言われてる時でも、「この人はどうして私をいじめるの?だってしょうがなかったのに…。怖い…」もしくは「普通そうなるでしょ?なんで自分が怒られないといけないわけ?まあでも黙って謝っとこ」などと思ってそう。
このタイプは、責任とは何なのか、意味を分かっておらず、「責任=口にするとみんなから一目置かれるカッコイイ言葉」くらいに思ってそう。
頼れる担当編集者、を演出するための数々のカッコイイセリフは、今まで会ったことのあるほかの編集者(というか上司?)が使っていて、良さそうだな〜カッコいいな〜と思った言葉を慣用句で覚えてそのまま使ってるのではないかな…。
こういう人の、任せてください!とか、何でも相談してくださいね!とか、責任持ちます、とか、申し訳ありません改善します、などなどは信用ならない…。
性格が「子ども」というか(子どもの方がちゃんとしてる場合もある)、クソガキというか…。
何かやらかした時も、「やっべー先生に怒られる!」しか考えない、みたいな。他人事なんだと思う。
でも体が大人なので、「普段は大人っぽい振る舞いを演じないと怒られる」「よーし、自分は大人だから、(ぱっと見)カッコいい大人だって思われるようになるぞ!」くらいには思っている。
なぜ性格が子どもかというと、能力が低いからかな?と想像。
能力が低い(が、障害があって保護されているわけではない)場合、子どもっぽい性格でやっていくのが(精神の安定を保つのに)合理的だから、自然とそうなるのかな??と。
「(作者の)漫画が好き」なのは本当で、
作り手ではなく、読者として漫画が好きな子どもが職業体験に来てる状態なのではないか。
こういう人の子どもっぽさを、本人や周りが隠して、「社会人としての振る舞いや言葉遣い」だけを教えると、ああいう人が出来上がるんだと思う。
付き合わなきゃいけない側としては、下手に大人ぶられるよりも、素のキャラで話してくれた方がまだやりようはある。こちらが主導権を握って全部さばけばいいので。
ただ、気を許した途端調子に乗ってナメたことをオブラートに包まずそのまま言ってくるのでイライラは溜まる。
以上、私の周りの似た人を元に、想像で勝手に性格分析してみた。本人を見た訳じゃないから違ってるかも。
うーん、分析してはみたものの…。
最近流行りのサイコパス、にしては、悪意が無さすぎる気がするし、
かといって、ただの子どもっぽい人、気の弱い人、可哀想な人、にしては、他人に嘘をつくことに抵抗が無さすぎて倫理観を疑うし…。
間をとって、自分より強い人に対しては非力な子ども、自分より弱い人に対しては調子に乗ってる詐欺師、という使い分けを無意識にしている人かなぁ。
作者さんは、分野によって、担当編集者より
強かったり(社会人能力)(プロ意識)(担当者が作者に漫画を描いてもらわないと上司に怒られる、作者に逃げられると上司に怒られる)、
弱かったり(漫画業界知識)(担当者側がお金を払う立場)、
するので、場合によって、どちらの面も見せられてそう。
自分が強い時はホワイト担当者が出てきて、自分が弱い時はブラック担当者(同一人物)が出てきて、さらに混乱したのではないか。
こういうタイプの、人によって180度態度を変える人を、俗にクズと呼ぶんだとは思う。
クズに当たった人が報われないのは、
何とかしたい相手が、強者に対しては反抗しない性格なので、
権力のある人に訴えても、被害の大きさにピンときてもらえなかったり、分かってもらえたとしても、権力者に被害が及ぶわけではないので対策してもらえる可能性が低い、ところだ。
(ただきつく叱る、は対策には入らない。怖い、絶対怒られたくない→保身→さらに隠れて加害、するから)
強者には反抗しないという特徴を利用して、作家が自衛するのも有効な対策ではあるが、完全に後知恵というか…すぐにはムリだし、自衛してから作家になれ、と無茶を言われて被害者がさらに傷つく、いわゆる二次被害を生んでいる気がする。
自衛はすぐにはムリだけど、この本のような情報が世の中に広まって、作家志望者の手に届くことで、自衛できる人がこれから増えていきそうだ。
もちろん、今回、自衛できなかった作者さんが悪いわけではなく、保身のためとはいえ加害した方が100パーセント悪い。
それを「あいつの仕事がザルだった、申し訳ありません」の謝罪で済ませて(謝罪するのは当然として)、対策しない職場も良くない。また同じ被害者が絶対に出る。
(大きなニュースになって社会問題になるまで対策しないんだろうなあ…漫画業界の未来じゃなくて保身しか考えない場合、対策するメリットが無いもんなあ…)
作中にあった、ホットラインを設けるのは良い考えだなと思う。ちゃんと機能するホットラインを…。
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ものすごく蛇足だが、
もし自分が担当編集者の上司(もしくは教育担当)で、部下を何とか良い方向に持っていこうと思ったら、仕事量を減らして、「できないことはしょうがないから削って、まずは出来ることだけやろうね」と言うと思う。
(私は管理職経験はないのですが、想像で…)
できないことを削るというのは、業務を丸々なくしていくのではなく、打ち合わせなら回数を減らすとか、全部スカイプ打ち合わせにするとか、漫画をチェックして直す回数を減らすとか。
そして、メモの取り方や、スケジュール管理の方法を、すごく易しいところから教える。(スケジュールは全部一箇所のカレンダーにメモしておいて、打ち合わせ予定を入れる時は必ずそれを見ながら予定が重ならないように入れる、など。作中の担当者はそこからやるレベルだと思う…)
あと、仕事上、絶対押さえなくてはいけないところ(原稿を受け取るとか、契約内容に関して嘘をつかないとか?)と、手を抜いても最悪被害は出ないところ(漫画のクオリティを上げるとか、作家の接待をするとか?)を教えて、ちょっとずつ慣れてもらう。
あとは、何かあったら言ってね、ではなく、マメに話しかけて相談に乗る。(全身全霊で話を聞かなくても、聞き流して問題無さそうかをざっとチェック)
(あとは教育中、自分がキレて怒鳴らないように気をつける)
正直、そこまでやってられん、ってなりそうだけど、教育は、どこかで一回やらないと、特に、もし職場全体が荒れてる場合(取引先との事故多かったり離職率高かったり)は負のループだと思う。
でも、やる余裕ないし、やる能力ないし、やっても会社から特に褒められないし、ってなると、誰もやらないかなあ…
そんな感じで悪い方向に突き進んでる職場、きっといっぱいあるよね。
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ちょっとレビューを書くつもりが、ブログ記事みたいな長さになってしまいました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございましたm(_ _)m
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とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話 単行本(ソフトカバー) – 2017/6/9
佐倉色
(著)
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購入オプションとあわせ買い
2016年、ネットを大炎上させた、某巨大出版社とのバトル
一部始終を実名をあげてすべてお見せします!
デビュー作にしてとんでもない担当にぶち当たった漫画家。我慢に我慢を重ねたけれど、
「1600枚、ギャラなしで読者プレゼント色紙作成をお願いします。」と言われ、我慢は限界に・・・・・・。
データ紛失、ネタバレ、ネットでの中傷・・・・・
新人作家を襲った信じられない出来事を業界を干される覚悟で描きます。
【目次】
・はじめに。
・第一章 漫画家、なれるかも
・第二章 僕は別にいいんですけどね?
・第三章 色紙1万枚描けって言ったら怒ります?
・第四章 漫画家やめたいかも
・第五章 大切な作品だから、ちゃんと自分で守るよ
・第六章 絶対に無断転載じゃありません!!
・第七章 なんだ…佐倉さん大丈夫そうですね
・第八章 事が大きくなっても困るので…ツイッターに上げるのはちょっと…
・エピローグ~おわりに~
一部始終を実名をあげてすべてお見せします!
デビュー作にしてとんでもない担当にぶち当たった漫画家。我慢に我慢を重ねたけれど、
「1600枚、ギャラなしで読者プレゼント色紙作成をお願いします。」と言われ、我慢は限界に・・・・・・。
データ紛失、ネタバレ、ネットでの中傷・・・・・
新人作家を襲った信じられない出来事を業界を干される覚悟で描きます。
【目次】
・はじめに。
・第一章 漫画家、なれるかも
・第二章 僕は別にいいんですけどね?
・第三章 色紙1万枚描けって言ったら怒ります?
・第四章 漫画家やめたいかも
・第五章 大切な作品だから、ちゃんと自分で守るよ
・第六章 絶対に無断転載じゃありません!!
・第七章 なんだ…佐倉さん大丈夫そうですね
・第八章 事が大きくなっても困るので…ツイッターに上げるのはちょっと…
・エピローグ~おわりに~
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社飛鳥新社
- 発売日2017/6/9
- 寸法12.9 x 1.6 x 18.8 cm
- ISBN-104864105529
- ISBN-13978-4864105521
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登録情報
- 出版社 : 飛鳥新社 (2017/6/9)
- 発売日 : 2017/6/9
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 216ページ
- ISBN-10 : 4864105529
- ISBN-13 : 978-4864105521
- 寸法 : 12.9 x 1.6 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 580,377位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 274,680位コミック
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どんな職業選ぶにしても、相手は選ばないと危険だな、と思いました。作者の精神力に感動。作者の健康をお祈りしております
2021年7月17日に日本でレビュー済み
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私は素人小説家もどきですが、角川が関わる「カクヨム」にも魅力を感じていました。はい、カクヨムは私の中でブラックリストです。業界大手がこれでは、業界自体の浄化は険しい道のりですね。色先生、お疲れ様でした。ご自身の望まれるマンガを、ぜひ描いてください。
あと、一言。不買運動とかすると漫画家に皺寄せがというお話し。
短期的には、確かにそうです。出版社が潰れると、お仕事が無くなりますし、連載も途中で止まってしまって読者さんもかなしいです。が、大手が消えれば他の出版社が必ず空白になったパイを奪い取りに、少なくとも潰れる様な会社よりスマートな方法で、有能な漫画家さんを囲い込もうとするでしょう。囲い込みに乗るかどうかは個々の漫画家さんのポリシーとしても、本当に実力がある漫画家さんなら、一度はweb、インスタなど在野に落ちても、必ず商業誌が拾います。お金になりますから。そして、漫画家さんという「ユニークスキラー」を使い潰しにするなんて無駄は、合理的で『生き残れる』出版社なら、しないでしょう。今はまだ投資家が動いてないので出版社はのほほんとしてて、そういう無駄とパワハラに満ちていますが、そのうち変わります。資本家たる投資家がたとえ1社でも出版社をターゲットにしたら、全てが変わります。必ず。物言う投資家は、経営陣にとって脅威です。「〇〇社の次は、うちかも……」と思えば、少なくとも大手は全て、気を引き締めざるを得ませんし、淘汰が発生します。
今は、同人でなくともpixiv fanboxなど、手軽に個人漫画家さんがマネタイズ出来る時代。億稼ぐには向きませんが、連載途切れた時にノーマネーになるリスクは下がっています。色先生もぜひ、リスクを恐れず「物言う作家」として、ペンを振るってください。これからも期待しています。
あと、一言。不買運動とかすると漫画家に皺寄せがというお話し。
短期的には、確かにそうです。出版社が潰れると、お仕事が無くなりますし、連載も途中で止まってしまって読者さんもかなしいです。が、大手が消えれば他の出版社が必ず空白になったパイを奪い取りに、少なくとも潰れる様な会社よりスマートな方法で、有能な漫画家さんを囲い込もうとするでしょう。囲い込みに乗るかどうかは個々の漫画家さんのポリシーとしても、本当に実力がある漫画家さんなら、一度はweb、インスタなど在野に落ちても、必ず商業誌が拾います。お金になりますから。そして、漫画家さんという「ユニークスキラー」を使い潰しにするなんて無駄は、合理的で『生き残れる』出版社なら、しないでしょう。今はまだ投資家が動いてないので出版社はのほほんとしてて、そういう無駄とパワハラに満ちていますが、そのうち変わります。資本家たる投資家がたとえ1社でも出版社をターゲットにしたら、全てが変わります。必ず。物言う投資家は、経営陣にとって脅威です。「〇〇社の次は、うちかも……」と思えば、少なくとも大手は全て、気を引き締めざるを得ませんし、淘汰が発生します。
今は、同人でなくともpixiv fanboxなど、手軽に個人漫画家さんがマネタイズ出来る時代。億稼ぐには向きませんが、連載途切れた時にノーマネーになるリスクは下がっています。色先生もぜひ、リスクを恐れず「物言う作家」として、ペンを振るってください。これからも期待しています。
2022年9月14日に日本でレビュー済み
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今の日本はクリエイターの地位が著しく低い。個人事業主になり、社会的な身分保障も全くない。日本も感動や教養やエンターテイメントの多くが漫画やアニメ、小説から生まれているのに、漫画家やアニメーターの労働環境があり得ない程悪いのは広く知られている。
戦後、手塚治虫の漫画をヒットさせたとき「漫画は悪書である」とされ、漫画家と言う職業は軽蔑の対象になっていた。しかし手塚治虫をはじめとする偉大な漫画家たちが自らのペンの力で人々の心から社会的地位を底上げしてきた。
手塚治虫、藤子不二雄、やなせたかし、宮崎駿などのスタジオジブリ、アンパンマンやドラえもん、ウルトラマンなど、素晴らしい作品たちが漫画家やアニメーターえの社会的評価を上げてきた。
令和の時代に生きる私たちがするべき事は、社会的評価が上がった漫画家やアニメーターたちに対して、今度は「社会的身分の向上、経済的な安定」を与えることだと思う。
私は小さい頃から漫画が大好きで漫画に生かされてきた。
クリエイターの身分の向上のために、私たちの世代ができることをこれからもしていこう。とりあえず漫画を買うことが主だけども…。
私たちの世代が頑張ってクリエイターの地位を向上させれば、私たちの子供の世代は職業としてクリエイターを選択する人が増え、安定したエンターテイメントが供給される社会になるはずです。がんばりましょう。
戦後、手塚治虫の漫画をヒットさせたとき「漫画は悪書である」とされ、漫画家と言う職業は軽蔑の対象になっていた。しかし手塚治虫をはじめとする偉大な漫画家たちが自らのペンの力で人々の心から社会的地位を底上げしてきた。
手塚治虫、藤子不二雄、やなせたかし、宮崎駿などのスタジオジブリ、アンパンマンやドラえもん、ウルトラマンなど、素晴らしい作品たちが漫画家やアニメーターえの社会的評価を上げてきた。
令和の時代に生きる私たちがするべき事は、社会的評価が上がった漫画家やアニメーターたちに対して、今度は「社会的身分の向上、経済的な安定」を与えることだと思う。
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クリエイターの身分の向上のために、私たちの世代ができることをこれからもしていこう。とりあえず漫画を買うことが主だけども…。
私たちの世代が頑張ってクリエイターの地位を向上させれば、私たちの子供の世代は職業としてクリエイターを選択する人が増え、安定したエンターテイメントが供給される社会になるはずです。がんばりましょう。
2021年11月6日に日本でレビュー済み
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かたちは違えど出版編集の業界はおかしな人や良くない人が多いです。読んでいて当時を思い出し、胃が痛くなりましたがよく暴露されましたと感心しました。
2020年12月4日に日本でレビュー済み
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担当編集者が酷いし、編集者を監督しない編集長も悪い。
読んでいて怒りと不快感、苦しみが湧くが、それを告発しようとした作者の意気も感じ取れる。
ただ、杜撰な仕事をする編集者と何もしない編集長に対して不満を言うばかりでその背景に踏み込んだ部分が薄いのが少し残念。
自分なりにこのような事態が考察する理由を色々と浮かぶ。
編集者は大半が契約社員。結果を残せなければ数年で切られる立場にある。
そしてこの編集者は「既にアウトを重ねていて切られる一歩手前」だったのではないか。
(単に能力不足が原因で切られる寸前だったのか、それとも切られる寸前だからと悟って投げやりな仕事をしたのかは不明だけど)
編集長がロクに監督せずに編集者を野放しにしたのは「もうアイツ切るから今更何言っても仕方ない」と見切りをつけていたからではと思う。
「クリエイターも作品も編集者も代わりがいくらでもあるからダメそうなのは切り捨てて他を探せばいい」というカドカワの利益主義に問題の本質がある。コンテンツの質やクリエイターの待遇を度外視して金を稼ぐことしか頭にないからこのような犠牲者が生まれた。
別に利益主義を否定するつもりはないが、だったら文庫の奥付に記載してある「文学の発展」「文化の育成」だとかを語った長文を消せと思う。
「売上が悪かったら続きは出しません。我々は文化を破壊して金を稼ぐ企業です」と自己紹介文を載せてほしい
読んでいて怒りと不快感、苦しみが湧くが、それを告発しようとした作者の意気も感じ取れる。
ただ、杜撰な仕事をする編集者と何もしない編集長に対して不満を言うばかりでその背景に踏み込んだ部分が薄いのが少し残念。
自分なりにこのような事態が考察する理由を色々と浮かぶ。
編集者は大半が契約社員。結果を残せなければ数年で切られる立場にある。
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(単に能力不足が原因で切られる寸前だったのか、それとも切られる寸前だからと悟って投げやりな仕事をしたのかは不明だけど)
編集長がロクに監督せずに編集者を野放しにしたのは「もうアイツ切るから今更何言っても仕方ない」と見切りをつけていたからではと思う。
「クリエイターも作品も編集者も代わりがいくらでもあるからダメそうなのは切り捨てて他を探せばいい」というカドカワの利益主義に問題の本質がある。コンテンツの質やクリエイターの待遇を度外視して金を稼ぐことしか頭にないからこのような犠牲者が生まれた。
別に利益主義を否定するつもりはないが、だったら文庫の奥付に記載してある「文学の発展」「文化の育成」だとかを語った長文を消せと思う。
「売上が悪かったら続きは出しません。我々は文化を破壊して金を稼ぐ企業です」と自己紹介文を載せてほしい
2021年6月16日に日本でレビュー済み
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自分の事のように感情移入して読んでしまいました。
こうゆうエッセイ系の漫画で少しでも該当出版社が良き方向に向かってくれたらと思いました。
こうゆうエッセイ系の漫画で少しでも該当出版社が良き方向に向かってくれたらと思いました。
2021年5月29日に日本でレビュー済み
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文字が多いですが、言葉選びが面白く
読み応えたっぷりです。
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