
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
「怒らない」選択法、「怒る」技術 Kindle版
ただ、正しく怒るには条件があります。その条件を守りながら、正しく怒り、正しく処理する方法を学んでみましょう。
本書では、なぜ今の日本人は正しく「怒る」ことができないのかの解明と解説、そして、正しく怒る技術、感情のコントロールをするメカニズムの解説、そして、怒ることの本質を日本と世界の国際問題に応用する方法までわかりやすく丁寧に解説しています。
*****
この書籍は2014年2月に東邦出版株式会社から出版された『「怒らない」選択法、「怒る」技術』を再編集、電子書籍化したものです。
- 言語日本語
- 発売日2015/3/9
- ファイルサイズ589 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
Amazon 新生活SALE (Final) を今すぐチェック
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
登録情報
- ASIN : B00UHGW4MY
- 出版社 : コグニティブリサーチラボ株式会社 (2015/3/9)
- 発売日 : 2015/3/9
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 589 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 174ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 26,165位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 154位消費者問題
- - 838位社会学 (Kindleストア)
- - 3,495位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

苫米地 英人(とまべち・ひでと)
認知科学者((計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
1959年、東京生まれ。
カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLabフェロー(サイバー防衛)、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授(認知戦防衛)、早稲田大学研究院客員教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO会長兼基礎研究所長。
マサチューセッツ大学を経て上智大学卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験後、フルブライト全額給付特待生としてイエール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の米最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。ATR自動翻訳電話研究所滞在研究員などを経て、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。
1992年にはカーネギーメロン博士研究の単調性データ構造を利用した世界最初の仮想通貨ベチユニットを開発、不可変データ構造離散基盤数理として単調性理論は後のナカモト論文などにも影響を与える。その後、次世代サイバー防衛技術開発を米国防総省とも協調しカーネギーメロンで進め、2014年から2019年にかけては自衛隊サイバー部隊の創設と教育に統合幕僚長直轄で尽力。また2012年から複数国の顧問を務め、特に通貨システムを含む次世代基盤システムのアドバイザーをしている。サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償の子供向けボランティア教育プログラムとして普及活動中。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
特に後半のお話は、怒ることひとつにしても、こんなに壮大なお話にも通じるのかと目から鱗でした。
でも現実、SNSで見かける怒りの多くはとても感情的で、また考えることを放棄したいわゆるIQが低い状態が多いんだなと感じます。
さまざまな文化の人たちと関わり合っていく中でもとても大切だと思いますし、日本人特有の忍耐強さにこの「怒る技術」が備わってきたらなかなか素晴らしいと思います。
あと、政治の外交のことや、本音と建前の考え方もとても勉強になりました。
10年ほど前に書かれた本ですが、今かなりリアルに響いてくる内容です。
思考実験のトロッコが目の前に来てるときに、1人もう片方に5人線路の上立っている。
この時にどう考えるかが書いてありました。
今後の為になると思います。おすすめです。
何を基準に怒ればいいのか、どんな時は怒る必要がないのかを
わかりやすく解説してくれた良書でした。
一部を引用します。
「正しく怒るための条件は二つ。
一つは相手に過失があり、その過失によって不利益が生じた時。
二つめはその過失が予想外だった時。
ここでもう一度あなたの生活を振り返ってください。
ほとんどの場合、一つめの条件で怒っていませんか?
<自分に不利益が生じた→だから腹が立った→
しかし、相手は簡単に怒りをぶつけられない相手→だから怒れない→ストレスが溜まる>
という流れになるからイライラが募るのです。
そうではなく、2つ目の条件、その過失が予想外だった時が起きて初めて怒るようにすれば
イライラから解放できるのです」
確かにそのとおりだと思いました。
予想外の出来事があって初めて正しく怒れるのだということは納得です。
しかし、怒るのが苦手な人にとっては、
怒ってもいいと言われても困るのです。
今度は怒る行為そのものに恐怖を覚えてしまいます。
するとこの本では、なぜ、怒ることに恐怖を覚えるのかを解説してくれます。
その理由はIQが下がって情動が暴走しているからだそうです。
普通、私達は、興奮して怒鳴り散らしている時のことを
IQが下がった状態だと考えます。
しかし、IQ低下の状態はもうひとつあって、
怒ることに必要に以上に恐怖している時も
IQが下がっている状態だと本書は指摘してます。
引用します。
「怒るのが怖い人は、実際に怒ったことがほとんどありません。
ですから、怒ったことによってなにが現実的に起こるのか本当はよく知りません。
知らないのに恐怖するということは自分の作った妄想に怯えていることになります。
IQが下がると妄想も暴走するのです。そして必要以上に相手を恐怖し、
怒れなくなってしまうのです。
興奮しすぎることも、恐怖しすぎることもその原因はともにIQが下がっていること
だったのです」
これには目からウロコが落ちました。
怒れなかった原因がわかったことは大きな収穫でした。
この後にはIQの上げ方も載っていますし、次々に浮かび上がってくる怒りに関する疑問にも
見事に答えてくれます。
実際の場面にはどう対処すればいいのか、「言い訳するな」と言われた時はどうするのか、
「水掛け論になりそうな時」にはどうすればいいのか?
具体例に満ちています。
怒ることは決して悪いことではなく、うまくゴールを設定すれば、成長も可能な行為なのだと
気づかせてくれたのも良かったです。
問題は、第3章で「マスコミの隠蔽体質」について語るあたりからで、おかしいなちょっと待てよ…と思っていると、第4章はほぼ完全に当世の世界情勢について持論を展開しているだけ(書店で目次を確認することをオススメ)。
まあ3・4章もそれなりに面白く読める読み物にはなっています(その点を加味しての☆2つ評価です)が、アンガー・コントロール/アンガー・マネジメントについての本を買ったつもりの私は、全くもってポカーンでした。
同時に買った枡野俊明氏の『怒らない 禅の作法』のほうはスッと入ってきたので、ひょっとしたらこの苫米地氏の本がダメな(私のような)人間は枡野氏の本が、逆に枡野氏の本がダメな人はこっちが向いている、ということなのかも知れません。もちろん断定はしませんが。
読者はそのまま受け入れることは出来ないと思います。
私は途中まで読んで、著者の怒らない方法を理解できない為、最後まで読まずに止めました。本棚に放置してあります。
数年経過してから、もう一度読むことにトライしようと思います。