上念 司「財務省と日本銀行が隠す本当は世界一の日本経済」を読みました。
これは小気味のいい本です。
日本経済の現状と将来に対するネガな見方に鉄槌を加えています。
◆法学部出身の財務省幹部は経済オンチ
◆法学部出身は経済再建はムリ
◆大新聞の経済記者は財務省の発表そのままの広告塔
◆記事欲しさに財務省記者クラブに群がる忠犬ポチ化した大新聞経済記者たち
◆多チャンネル化の世界に逆行する日本、NHKと5大テレビ局
◆マイナス金利が成功したことを書かないマスコミ
◆借金1000兆円、資産700兆円、実質借金100兆円で簿記がわからないマスコミ
◆ソ連崩壊で経済データがわかり、ソ連のGDPは今まで発表した10%しかないことが判明
◆旧ソ連の経済資料作りの中国のGDPはトンデモ数値、世界2位であるわけがない
◆中国GDPのウソを示す5つの理由
NHKとマスコミが作った経済都市伝説を見事に論破、粉砕しています。
論破する相手の実名、主張・意見の具体的な間違いを指摘しています。
反論はあるのでしょうか。
注意しているつもりでしたが、私もテレビ、新聞のマインドコントロールにやられていました。
ネット普及で情報の多チャンネル化が進み、ニュース番組は責任あるアンカーマンがチームを率いて責任あるニュースを流しているのが欧米の現状です。
新聞テレビが、NHKと民放5大放送局に寡占化され、お笑いタレントが経済・政治のおしゃべりをしている日本の現状はお寒い感じがしました。
上念さんは国会にも参考人として経済政策について持論を述べ、日銀を攻撃しています。
ネットでも発言は多く人気があるようです。
東大法学部出身者が多数を占める財務省官僚は経済が解ってないと主張する上念さんですが、ご自身は中央大学法学部出身です。
言ってることに違和感を覚える部分です。
Kindle 価格: | ¥825 (税込) |
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財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済 (講談社+α新書) Kindle版
「日本のネットベースの国債は200兆円以下」「国には借金はあるが金融資産が大半の600兆円以上の資産を持つ」……なんでこんな常識を、新聞やテレビは伝えないのか? 消費税増税や金融緩和では、財務省や日銀の思惑を忖度して「ヨイショ記事」ばかりを書いてきた。なぜ「官報複合体」は、かくも強固に結束しているのか? そのカラクリを全て満天下に!
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/9/20
- ファイルサイズ11040 KB
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商品の説明
著者について
上念 司
上念司(じょうねん・つかさ)
1969年、東京都に生まれる。中央大学法学部法律学科卒業。大学時代は弁論部の辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーに勤務したあと独立。2007年、勝間和代氏と「株式会社監査と分析」を設立し、取締役・共同事業パートナーに就任。2011年の東日本大震災に際しては勝間氏と共に「デフレ脱却国民会議」を設立し、事務局長に就任。震災対策として震災国債を日本銀行の買いオペ対象とすることを要求。白川方明総裁までの日本銀行の政策を強く批判してきた。また、2013年5月の参議院予算委員会で開かれた公聴会では、「私たちが一番恐れるべきはデフレだ。アベノミクスの第1の矢は極めて正しい」と発言した。
著書には、『デフレと円高の何が「悪」か』 『「日銀貴族」が国を滅ぼす』 (以上、光文社新書)、『日本再生を妨げる 売国経済論の正体』 『全国民必読 経済ニュースのウソを見抜け!』 『ユーロ危機で日本は復活する!』 『異次元緩和の先にあるとてつもない日本』(以上、徳間書店)、『経済で読み解く大東亜戦争』『経済で読み解く明治維新』(以上、ベストセラーズ)などがある。
上念司(じょうねん・つかさ)
1969年、東京都に生まれる。中央大学法学部法律学科卒業。大学時代は弁論部の辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーに勤務したあと独立。2007年、勝間和代氏と「株式会社監査と分析」を設立し、取締役・共同事業パートナーに就任。2011年の東日本大震災に際しては勝間氏と共に「デフレ脱却国民会議」を設立し、事務局長に就任。震災対策として震災国債を日本銀行の買いオペ対象とすることを要求。白川方明総裁までの日本銀行の政策を強く批判してきた。また、2013年5月の参議院予算委員会で開かれた公聴会では、「私たちが一番恐れるべきはデフレだ。アベノミクスの第1の矢は極めて正しい」と発言した。
著書には、『デフレと円高の何が「悪」か』 『「日銀貴族」が国を滅ぼす』 (以上、光文社新書)、『日本再生を妨げる 売国経済論の正体』 『全国民必読 経済ニュースのウソを見抜け!』 『ユーロ危機で日本は復活する!』 『異次元緩和の先にあるとてつもない日本』(以上、徳間書店)、『経済で読み解く大東亜戦争』『経済で読み解く明治維新』(以上、ベストセラーズ)などがある。
登録情報
- ASIN : B01M18DXGJ
- 出版社 : 講談社 (2016/9/20)
- 発売日 : 2016/9/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 11040 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 275ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 251,609位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 507位講談社+α新書
- - 7,618位社会学概論
- - 8,461位社会学 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は創立1901年の日本最古の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代氏と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の帯にあるように、33のQ&A形式で、日本の経済、財政、税、社会保障、中国、EUの経済、政情、などについて、
上念司氏が、持論を展開しています。
通読しましたが、共感できる点、ごもっともと思われる内容も多数あります。
例えば、格付会社、S&Pの格付けは信用できない、
日本の円高は、米国、EU、などに比べ、通貨供給量が少なすぎたために起こった、
少子高齢化社会でも、経済成長は可能だ、増税しても税収がそのまま増加するわけではない、
そして、中国のバブルはすでに崩壊している、EUの将来・・・・・、
これらについては、全くその通りだと思います。
しかし、地方自治体の破綻処理スキームで、日銀が地方自治体の債務を、
その自治体が発行する地方債を購入することで解決するという方法、これはこの債権がジャンク債になるので、さすがに日銀は購入できないでしょう!
また、医療費、確かに終末医療は、過剰診療であるという指摘は正しいと思いますが、
薬価の非常に高い薬、という問題も出てきていますし、上念氏の見方は少し楽観すぎるのではないでしょうか?
さらには、日本の国債、これは、やはり財政規律がちゃんとしていればという前提が付きますから、
あまりに野放図な事をしていれば、やはりそれなりのしっぺ返しを受けると思いますが・・・・。
また、日本の資産が700兆円あり、そのうち、すぐに使える資産が579兆円あるとは言ってもね・・・・・。
上念司氏が、持論を展開しています。
通読しましたが、共感できる点、ごもっともと思われる内容も多数あります。
例えば、格付会社、S&Pの格付けは信用できない、
日本の円高は、米国、EU、などに比べ、通貨供給量が少なすぎたために起こった、
少子高齢化社会でも、経済成長は可能だ、増税しても税収がそのまま増加するわけではない、
そして、中国のバブルはすでに崩壊している、EUの将来・・・・・、
これらについては、全くその通りだと思います。
しかし、地方自治体の破綻処理スキームで、日銀が地方自治体の債務を、
その自治体が発行する地方債を購入することで解決するという方法、これはこの債権がジャンク債になるので、さすがに日銀は購入できないでしょう!
また、医療費、確かに終末医療は、過剰診療であるという指摘は正しいと思いますが、
薬価の非常に高い薬、という問題も出てきていますし、上念氏の見方は少し楽観すぎるのではないでしょうか?
さらには、日本の国債、これは、やはり財政規律がちゃんとしていればという前提が付きますから、
あまりに野放図な事をしていれば、やはりそれなりのしっぺ返しを受けると思いますが・・・・。
また、日本の資産が700兆円あり、そのうち、すぐに使える資産が579兆円あるとは言ってもね・・・・・。
2018年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本のタイトルが気になり購入。
著者のべらんべい調の文脈と、マスコミについての裏の視点には、なるほどと拍手をします。
しかし、少子高齢化等の論する中で、経済成長は持続可能説には、些か矛盾を感じます。
著者は、過去の経済指標が今も将来も同じ条件下で成長することを論じていますが、金融・通貨・貿易等のルールが時の経過と共に、変化していることを無視していると思います。
一つの国において、資本・お金が永遠にその国内に留まる視点は、現実との乖離を感じます。
国が豊かになるということは、経済が活発になり、それと同時に労働者への相応しい配分が必要ですが、資本主義の基本であるこのルールが捻じ曲げられ、グローバル化と言った美化された化粧言葉が、いかに資本の移転を加速させ、流通するお金が、労働者に還付されない限り、成長には、意図的な限界が訪れます。
又、モノづくりの本質も抜けてますね。生産性向上があるから、付加価値を上げることができる。単に価格低下をデフレ原因ではないと簡単に切り捨てている。多分、モノづくりを見てない、机上の理論だけだからではと思います。
この辺りの記述・視点が、もっと必要では。
著者のべらんべい調の文脈と、マスコミについての裏の視点には、なるほどと拍手をします。
しかし、少子高齢化等の論する中で、経済成長は持続可能説には、些か矛盾を感じます。
著者は、過去の経済指標が今も将来も同じ条件下で成長することを論じていますが、金融・通貨・貿易等のルールが時の経過と共に、変化していることを無視していると思います。
一つの国において、資本・お金が永遠にその国内に留まる視点は、現実との乖離を感じます。
国が豊かになるということは、経済が活発になり、それと同時に労働者への相応しい配分が必要ですが、資本主義の基本であるこのルールが捻じ曲げられ、グローバル化と言った美化された化粧言葉が、いかに資本の移転を加速させ、流通するお金が、労働者に還付されない限り、成長には、意図的な限界が訪れます。
又、モノづくりの本質も抜けてますね。生産性向上があるから、付加価値を上げることができる。単に価格低下をデフレ原因ではないと簡単に切り捨てている。多分、モノづくりを見てない、机上の理論だけだからではと思います。
この辺りの記述・視点が、もっと必要では。
2019年2月6日に日本でレビュー済み
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○2016年、この本を読んで初めて「1000兆円の借金」の洗脳から解けました。(上念氏に感謝!)
○P141の「海の向こうの日本を滅ぼしたい国」は当初アメリカかと思っていましたが、
「完全復活している日本経済」(2019年)を読んで、中国の事を言ってたんだなと気づきました。
○この本には書かれていませんが、マスコミの中には日本を滅ぼしたいと願っている・・
日本人のようで日本人ではない反日日本人がいると思われます。(特に上層部や電通に)
彼らが日本人を洗脳し、安倍政権を批判し、日本を崩壊へと扇動している?
○P141の「海の向こうの日本を滅ぼしたい国」は当初アメリカかと思っていましたが、
「完全復活している日本経済」(2019年)を読んで、中国の事を言ってたんだなと気づきました。
○この本には書かれていませんが、マスコミの中には日本を滅ぼしたいと願っている・・
日本人のようで日本人ではない反日日本人がいると思われます。(特に上層部や電通に)
彼らが日本人を洗脳し、安倍政権を批判し、日本を崩壊へと扇動している?
2018年7月26日に日本でレビュー済み
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良く理解出来ました
国内需要に対応してきた日本経済の舵取りは見事です
若者はバカ新聞やテレビに踊らされる事なく
夢も希望も持って経済を学び人生を謳歌しましょう!
日本なら出来るんです!
国内需要に対応してきた日本経済の舵取りは見事です
若者はバカ新聞やテレビに踊らされる事なく
夢も希望も持って経済を学び人生を謳歌しましょう!
日本なら出来るんです!
2020年9月23日に日本でレビュー済み
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非常に良かったです。買ってよかった。
2017年8月19日に日本でレビュー済み
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巷にあふれているデマ、思い込みをFAQ方式で論破していく内容になっています。
これを読むと、以下にトンでもな内容がマスコミでながされているか、よくわかると思います。
これを読んで、他人から聞かれたときにすぐにこたえられるようにしたいと思います。
マスコミにいくらいってもよくなることは期待できませんから、個人個人が賢くなる必要があると思います。
これを読むと、以下にトンでもな内容がマスコミでながされているか、よくわかると思います。
これを読んで、他人から聞かれたときにすぐにこたえられるようにしたいと思います。
マスコミにいくらいってもよくなることは期待できませんから、個人個人が賢くなる必要があると思います。
2016年12月12日に日本でレビュー済み
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財務省やマスメディアがさかんに喧伝する「国の借金800兆円」と言うのは大嘘です、と言う
事を様々な角度から論じている。
ただ、B/S上で見た場合に国の借金はそれほど多くない、と言う指摘はすでに高橋洋一氏らが
展開しており、論点に目新しさは感じない。
それよりも本当は世界一の日本経済、とタイトルで謳いながらも日本の経済が世界一である事
に対するコメントはほとんどなく、ちょっとタイトルは売らんがためのタイトルになっている
気がする。
高橋洋一さんの書いたものを読んだことがある人は読まなくてもいいかな。
事を様々な角度から論じている。
ただ、B/S上で見た場合に国の借金はそれほど多くない、と言う指摘はすでに高橋洋一氏らが
展開しており、論点に目新しさは感じない。
それよりも本当は世界一の日本経済、とタイトルで謳いながらも日本の経済が世界一である事
に対するコメントはほとんどなく、ちょっとタイトルは売らんがためのタイトルになっている
気がする。
高橋洋一さんの書いたものを読んだことがある人は読まなくてもいいかな。