TwitterのRTで興味を持ったので購入してみました。
普段はこんな難しそうな経済誌なんて、
手を出そうとも思いませんでしたが、
こんなお固そうな雑誌でアニメの特集とか
どういうのかな……?と思ったのです。
記事はトータルで42Pほどもあって、
読み応え満点でした!
アニメの製作委員会のシステムがいまいちよく知らなかったので、
こういう仕組みなのか!と納得しました。
そして、映画がメガヒットしても、
儲かるのは出資者ばかりで、
(特に最近は外資系企業で成り立ってる感)
肝心の製作サイドには殆ど入らなくて、
重労働低賃金に疲れて若手も数年で辞めていくという現状を
危惧していました。
私の若い頃も同級生がアニメーターになったものの、
一年でやめたって噂を聞きました。
基本的にアニメーターは動画1枚いくらって歩合制なので、
数をこなさないと食べていけないと聞きます。
だから才能があっても続かないのです。
確かに、いつまでもこの現状ではいつかアニメ業界は
潰れてしまうでしょう。
未だに子供の頃に名前を見たアニメーターさんが
現役で描かれてのを知ると、作り手の高齢化も心配です。
本当に、クリエイターとして一定の収入が
作り手の皆さんに入るシステムになる事を祈ります。
そして、2.5次元舞台の記事も興味深いです。
私も最初は舐めてかかっていましたが、
一度見るとクオリティの高さに驚かされます。
ただ、中には流行っている内に人気俳優をたくさん出して
客寄せしようというだけの雑な舞台も存在する事は事実です。
このままだといずれバブルは弾けるでしょう。
量より質で勝負して、長いコンテンツに育っていって欲しいものです。
あと、個人的にアムロとシャアの性格分析を精神科医がしてる記事が
面白かったです。アニメ誌じゃこういう記事はやらないでしょう。
フラウが結局アムロではなくハヤトを選んだ理由もなるほどと思いました!
あなたが見るべき20本は、ややずれてるのも混じってる感は
ありました。他にもオススメあるかな…とか。個人的感想ですが。
兎に角、偶にはこういう経済誌も面白いな思いました。
他の記事もザッと見ましたが、それなりに楽しめました。
でもやっぱりアニメ特集がダントツです。
またやって欲しいですね!

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週刊東洋経済 2017年4/1号 [雑誌] 雑誌 – 2017/3/27
【第1特集】熱狂! アニメ経済圏
宴の裏側 結局、誰が儲かっているのか?
図解 アニメ 作る企業と儲ける企業
[Part1]アニメ産業革命の旗手たち
異次元ヒットの中の人が語るチャンスと危機感
COLUMN│宮崎 駿 長編復帰をめぐる騒然
INTERVIEW│神山健治●監督
エイベックス、アニメの会社になります! 『ユーリ!!! on ICE』『おそ松さん』『KING OF PRISM』
逆上陸した業界の異端児 ポリゴン・ピクチュアズの製販革命
中国のアニメ爆買いはどこまで続く
ジャパニメーションの市場は拡大を続けている クン・ガオ●クランチロール創業者
「好き」が財布を開かせる アニメ×消費の最前線
教養としてのアニメ あなたが見るべき2000年代の20本
小説家はアニメの夢を見る
声優残酷物語 タレント化の光と陰
あなたはアムロ? それともシャア? 職場で使える! ガンダムキャラの性格分析
[Part2]2.5次元って何だ?
<ルポ> アニメ マンガ ゲーム お父さんの知らない最先端エンタメ 2次元 演劇はブルーオーシャンだった
INTERVIEW│鴻上尚史●作家・演出家
DOUBLE INTERVIEW│2.5次元のプリンスたち 小越勇輝●俳優/鈴木拡樹●俳優
「運営さん」に伝えたい! ファンたちの愛と怒り
代アニが劇場を作るワケ
これから見られる2.5次元 公演全ガイド
【第2特集】ビジネスマンのための図書館活用術
図書館の達人が教える攻略法
知れば使える! 日本十進分類法
ニュース最前線
01 欧米の巨人が本気 過熱するEV開発競争
02 ヨーカ堂、役員人事の波紋 「店舗閉鎖ありき」に待った INTERVIEW 三枝富博●イトーヨーカ堂社長
03 個人型年金iDeCo 普及を阻む“2つの壁"
04 混迷の豊洲市場問題 何を解明すべきか
05 大統領に誰がなっても韓国経済は前途多難
深層リポート
これがサイバー戦争の最前線だ 日本のインフラが狙われる!
INTERVIEW トーマス・ヘンドリク・イルヴェス●元エストニア大統領 「 サイバー攻撃は侵略に使われる」
深層リポート
カジノ解禁法があぶり出す ギャンブル依存症の恐怖
宴の裏側 結局、誰が儲かっているのか?
図解 アニメ 作る企業と儲ける企業
[Part1]アニメ産業革命の旗手たち
異次元ヒットの中の人が語るチャンスと危機感
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INTERVIEW│神山健治●監督
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逆上陸した業界の異端児 ポリゴン・ピクチュアズの製販革命
中国のアニメ爆買いはどこまで続く
ジャパニメーションの市場は拡大を続けている クン・ガオ●クランチロール創業者
「好き」が財布を開かせる アニメ×消費の最前線
教養としてのアニメ あなたが見るべき2000年代の20本
小説家はアニメの夢を見る
声優残酷物語 タレント化の光と陰
あなたはアムロ? それともシャア? 職場で使える! ガンダムキャラの性格分析
[Part2]2.5次元って何だ?
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DOUBLE INTERVIEW│2.5次元のプリンスたち 小越勇輝●俳優/鈴木拡樹●俳優
「運営さん」に伝えたい! ファンたちの愛と怒り
代アニが劇場を作るワケ
これから見られる2.5次元 公演全ガイド
【第2特集】ビジネスマンのための図書館活用術
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01 欧米の巨人が本気 過熱するEV開発競争
02 ヨーカ堂、役員人事の波紋 「店舗閉鎖ありき」に待った INTERVIEW 三枝富博●イトーヨーカ堂社長
03 個人型年金iDeCo 普及を阻む“2つの壁"
04 混迷の豊洲市場問題 何を解明すべきか
05 大統領に誰がなっても韓国経済は前途多難
深層リポート
これがサイバー戦争の最前線だ 日本のインフラが狙われる!
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入した理由は2003年初演の「ミュージカルテニスの王子様」から14年、
ようやく大きなコンテンツとして注目を集めるようになった2.5次元(といつの間にか
呼ばれていた)舞台が特集されるという情報からだった。
が、むしろ大きく興味を引いたのは”熱狂!アニメ経済圏”の方だった。
昔から労働条件の悪さはアニメーターも声優も変わらず、ジブリの台頭、海外での評価、
数々の受賞、興行収入、と期待できるニュースを見る度、少しは改善されている?
と思ってはいたが、20年変わらないという内容にただただがっかりした。
何十億も手にするのはあくまでも制作費を出資した会社のみとか。
中でも「まだアニメは産業じゃない」という神山健治氏のインタビューは、アニメの
制作現場のみならず、今の日本の様々な仕事の現場の問題点を突いている。
サービス残業といえば聞こえはいいが要するに”ただ働き”なのだ。
世界一を誇ってもいい日本のアニメの現場が、これ以上疲弊する事なく充分に生活
できる日が来る事を祈りたい。
そしてもう一つは”ブルーオーシャン”?と表現された「2次元×演劇」の特集。
プリンスとして二人の俳優が紹介されているが、何とその代名詞とも呼ばれる
鈴木拡樹氏の紹介が素の本人ではなく、上演中だった舞台のビジュアルのみでの紹介。
ファンとしては初めて取り上げられる週刊誌であったので、ふだんの彼での紹介
であって欲しかったのでそこは残念。
非常に有難かったのは「運営さん」に伝えたい!ファンたちの愛と怒り・・・
これはまさにその通りだったのでさすが経済紙!!と思う。人気の舞台のチケットは
瞬殺、そして年々値上がりするチケットはその10倍もの値で当たり前に掲示されている。
アニメの現場が「やる気の詐取」なら舞台の現場は「生活費の詐取」に近い昨今、
これだけの内容が定価690円で読めたのは有難かった。
ようやく大きなコンテンツとして注目を集めるようになった2.5次元(といつの間にか
呼ばれていた)舞台が特集されるという情報からだった。
が、むしろ大きく興味を引いたのは”熱狂!アニメ経済圏”の方だった。
昔から労働条件の悪さはアニメーターも声優も変わらず、ジブリの台頭、海外での評価、
数々の受賞、興行収入、と期待できるニュースを見る度、少しは改善されている?
と思ってはいたが、20年変わらないという内容にただただがっかりした。
何十億も手にするのはあくまでも制作費を出資した会社のみとか。
中でも「まだアニメは産業じゃない」という神山健治氏のインタビューは、アニメの
制作現場のみならず、今の日本の様々な仕事の現場の問題点を突いている。
サービス残業といえば聞こえはいいが要するに”ただ働き”なのだ。
世界一を誇ってもいい日本のアニメの現場が、これ以上疲弊する事なく充分に生活
できる日が来る事を祈りたい。
そしてもう一つは”ブルーオーシャン”?と表現された「2次元×演劇」の特集。
プリンスとして二人の俳優が紹介されているが、何とその代名詞とも呼ばれる
鈴木拡樹氏の紹介が素の本人ではなく、上演中だった舞台のビジュアルのみでの紹介。
ファンとしては初めて取り上げられる週刊誌であったので、ふだんの彼での紹介
であって欲しかったのでそこは残念。
非常に有難かったのは「運営さん」に伝えたい!ファンたちの愛と怒り・・・
これはまさにその通りだったのでさすが経済紙!!と思う。人気の舞台のチケットは
瞬殺、そして年々値上がりするチケットはその10倍もの値で当たり前に掲示されている。
アニメの現場が「やる気の詐取」なら舞台の現場は「生活費の詐取」に近い昨今、
これだけの内容が定価690円で読めたのは有難かった。
2017年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
取り上げている話題は十分で、あまり知られていないアニメ業界の今がわかりやすく書いてあります。が各コラムごと記事が少なすぎます。インタビューもそれぞれに二、三人くらい掲載してほしい。
2017年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメ業界全体の、特に課題が鮮明に取材されています。
「君の名は。」のコミックス・ウェーブ・フィルムの川口氏の
責任感・全体感には、えらく感動したほどです。
しかしながら、製作委員会がそんなに悪なのか、というと、そうでもないように思います。
アニメ制作会社は作品を納品して収益を得ている訳ですし、
アニメ制作会社自身で製作委員会に入るケースも多くありますので、鵜呑みしないよう読まないと。
「君の名は。」のコミックス・ウェーブ・フィルムの川口氏の
責任感・全体感には、えらく感動したほどです。
しかしながら、製作委員会がそんなに悪なのか、というと、そうでもないように思います。
アニメ制作会社は作品を納品して収益を得ている訳ですし、
アニメ制作会社自身で製作委員会に入るケースも多くありますので、鵜呑みしないよう読まないと。
2019年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメ市場を分析するものがあるから、アニメビジネスに関心を持ち方にとっては悪くないだと思う。
2017年7月6日に日本でレビュー済み
日本アニメ界のクオリティーの表裏がよく分かり、ビジネスが絡む難しさの社会事情がよく分かる本。
2017年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購読して良かったと思います。
今はアニメの何回目かのブームですが、アニメーターがスーパーカーに乗ってインタビューやテレビに映った時代からは遠くなりました。
あの頃でも格差があり、下請けは自転車で走り回っておられました。でも良い作品を作れば還元があった時代からも遠くなっている。
今はアニメの何回目かのブームですが、アニメーターがスーパーカーに乗ってインタビューやテレビに映った時代からは遠くなりました。
あの頃でも格差があり、下請けは自転車で走り回っておられました。でも良い作品を作れば還元があった時代からも遠くなっている。
2017年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よくアニメのOPの最後でみかける,~制作委員会が何なのか気になっていました.この制作委員会は複数の会社で構成される委員会らしく,アニメ制作会社へ共同で製作費を出資して,制作会社は給料など全ての費用をその製作費から捻出するそうです.アニメ完成後は委員会へアニメを売ることで利益を得ますが,円盤自体の売り上げは委員会で配分されるため,アニメ制作会社が製作費に出資していない場合は配分されないらしく,制作会社が儲かる仕組みにはなっていません.なので構造上アニメーション会社が疲弊するのは当然だといえます.それでも私達視聴者にできるのは円盤や,グッズを買って応援することぐらいです.なんとかこの流れが止まってほしいものです.