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月刊WiLL (ウィル)2017年7月号増刊 歴史通 追悼「知の巨人」渡部昇一 まるごと一冊 永久保存版 雑誌 – 2017/6/6
WiLL2017年7月号臨時増刊号
各界の著名な方々からの寄稿。渡部先生が国益を守るために闘ってきた言論の数々。
本誌WiLL創刊エピソードなど、368ページで内容盛りだくさん!
【巻頭グラビア 渡部昇一 「知の軌跡」】
【総力特集「知の巨人」渡部昇一に学ぶ】
異人・偉人・国士・大学者「渡部昇一」の思い出
平川祐弘
渡部昇一先生に国民「名誉賞」を
八木秀次/潮 匡人/永栄 潔
30回目のお見合い結婚
渡部迪子
「それでも武士の子か」と叱られ……
渡部玄一
「歴史難民」を救ってくれた恩師に捧ぐ
深田萌絵
「総合雑誌ですか、それは剛毅ですね」
鈴木隆一
【さようなら 渡部昇一先生】
保守の神髄として
安倍晋三
「不死身の言論人」の早すぎた死
中西輝政
本当に日本を愛されていた
百田尚樹
〝野に遺賢あり〟──「諸君! 」論壇デビューの頃
安藤 滿
あだ名は「元祖正論大明神」
金 美齢
言葉に命を吹き込む名人
呉 善花
失われてゆく文化への眼差し
北島義俊
恩書を教えてくれた恩師
中山 理
強烈な先生の印象 教科書誤報事件の衝撃
髙橋史朗
四十年前──思い出の「小冊子」
岩﨑幹雄
歴史・教育・社会・科学……、知の巨人に感謝を
茂木弘道
我が生涯の師
田母神俊雄
渡部昇一氏を悼む
日下公人
【渡部昇一が国益を守るために闘った言論のすべて】
誤れる「歴史認識」との戦い
歴史は虹のようなものだ/日本通史を物語るに当って/唇に歌があふれていた日々/庶民が愛した歌は第一級史料だ! /世界史の読みかた/マクニールからハンティントンまで
「東京裁判史観」との戦い
私と昭和史/東京裁判は日本を蝕む〝梅毒〟だ/東條英機宣誓供述書は近現代史の超一級史料/占領軍「洗脳計画」で「日本は悪い国」に/敵将「マッカーサー証言」は重い/東京裁判史観を克服「安倍談話」百点満点だ!
「皇統解体」との戦い
皇統「百二十五代」が日本の誇り/あまりに拙速な女性天皇容認論/「雅子妃問題」究極の論点/摂政を置いて万世一系を
「反日マスコミ」朝日新聞・NHKとの戦い
脈々と続く朝日新聞反日の源流/NHK台湾偏向報道への公開質問状/朝日新聞よ! 「恥」を知りなさい/朝日新聞の妖怪 マルクスが歪める客観報道
「政治・教育・税制・反原発」の欺瞞との戦い
安倍総理は吉田茂を目指せ/「教育勅語」はなぜ誕生し、いかに葬られたか/教育改革のカギは「選択の自由」と「税制改革」にあり/平等主義を排す/税高くして、民衰え、国滅ぶ/反ホルミシス派の反核イデオロギー
【渡部昇一年譜】
作成/松崎之貞
各界の著名な方々からの寄稿。渡部先生が国益を守るために闘ってきた言論の数々。
本誌WiLL創刊エピソードなど、368ページで内容盛りだくさん!
【巻頭グラビア 渡部昇一 「知の軌跡」】
【総力特集「知の巨人」渡部昇一に学ぶ】
異人・偉人・国士・大学者「渡部昇一」の思い出
平川祐弘
渡部昇一先生に国民「名誉賞」を
八木秀次/潮 匡人/永栄 潔
30回目のお見合い結婚
渡部迪子
「それでも武士の子か」と叱られ……
渡部玄一
「歴史難民」を救ってくれた恩師に捧ぐ
深田萌絵
「総合雑誌ですか、それは剛毅ですね」
鈴木隆一
【さようなら 渡部昇一先生】
保守の神髄として
安倍晋三
「不死身の言論人」の早すぎた死
中西輝政
本当に日本を愛されていた
百田尚樹
〝野に遺賢あり〟──「諸君! 」論壇デビューの頃
安藤 滿
あだ名は「元祖正論大明神」
金 美齢
言葉に命を吹き込む名人
呉 善花
失われてゆく文化への眼差し
北島義俊
恩書を教えてくれた恩師
中山 理
強烈な先生の印象 教科書誤報事件の衝撃
髙橋史朗
四十年前──思い出の「小冊子」
岩﨑幹雄
歴史・教育・社会・科学……、知の巨人に感謝を
茂木弘道
我が生涯の師
田母神俊雄
渡部昇一氏を悼む
日下公人
【渡部昇一が国益を守るために闘った言論のすべて】
誤れる「歴史認識」との戦い
歴史は虹のようなものだ/日本通史を物語るに当って/唇に歌があふれていた日々/庶民が愛した歌は第一級史料だ! /世界史の読みかた/マクニールからハンティントンまで
「東京裁判史観」との戦い
私と昭和史/東京裁判は日本を蝕む〝梅毒〟だ/東條英機宣誓供述書は近現代史の超一級史料/占領軍「洗脳計画」で「日本は悪い国」に/敵将「マッカーサー証言」は重い/東京裁判史観を克服「安倍談話」百点満点だ!
「皇統解体」との戦い
皇統「百二十五代」が日本の誇り/あまりに拙速な女性天皇容認論/「雅子妃問題」究極の論点/摂政を置いて万世一系を
「反日マスコミ」朝日新聞・NHKとの戦い
脈々と続く朝日新聞反日の源流/NHK台湾偏向報道への公開質問状/朝日新聞よ! 「恥」を知りなさい/朝日新聞の妖怪 マルクスが歪める客観報道
「政治・教育・税制・反原発」の欺瞞との戦い
安倍総理は吉田茂を目指せ/「教育勅語」はなぜ誕生し、いかに葬られたか/教育改革のカギは「選択の自由」と「税制改革」にあり/平等主義を排す/税高くして、民衰え、国滅ぶ/反ホルミシス派の反核イデオロギー
【渡部昇一年譜】
作成/松崎之貞
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商品の説明
出版社からのコメント
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み終えてから一年以上経っても大切な本、付箋だらけを読み返し背筋が伸びます。人として日本人として英文法の学者として、日本と世界で見事に生き抜き、こよなく日本を愛し日本人のために闘い続けた人、でその全てが自然体で人間愛に溢れている。渡部昇一先生が日本に生まれてくださって心より感謝。一歩でも見習って生きていきます。
2018年7月29日に日本でレビュー済み
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渡部昇一追悼のWiLL増刊号を漸く読み終へる事が出来ました。本書の三割にあたる部分が約二十名もの著名人の追悼の文章、残りが写真と主だった渡部昇一の代表的なオピニオン論説の文章でした。掲載のオピニオン論説は、すべて「WiLL」か「歴史通」かに出たもので、これも約二十篇でありました。通読して先づ感じましたのは、著名の人士から一目も二目も置かれてゐたといふ特別な状況であった事が改めて分かって来ましたし、正義感ある真っ直ぐな道を歩まれて来た事が印象深く伝はって参りました。安倍総理からは「巨星、墜つ」、「保守の神髄」との敬意ある弔辞があり、田母神俊雄氏からは「生涯の師」とコメントされる深い交流が実感されました。二つには、掲載のオピニオン論説がどれも生き生きとイメージが湧いて来る良質のものばかりであった事です。とりわけ、「歴史は虹のようなものだ」と「私と昭和史」は秀逸であり、インパクトもありました。ある程度内容は知ってはゐても、読み進めて行くとぐいぐい引き込まれ来るやうな力強さが感じられて来ました。三つには、近親者からの文章には思はぬエピソードを新しく教へられた事です。昼寝の達人であり、「それでも武士の子か」と息子に叱咤、激励した話等は、近しい人でなければ聞けない貴重なエピソードでありました。四つには、私にとって渡部昇一は青春の読書、人生を如何に歩むかを導いていただいた大家でありました,が、最近(晩年)のものはそれ程に読んでゐなかった事を思はせられました。こんな豊かな世界を暫く読んでゐなかったかと反省させられ、未だ未だ極めてゐない渡部昇一の豊かな世界を今後も挑戦して行かうと思った次第であります。更なる愛読の精進を誓って終りと致します。
2018年2月3日に日本でレビュー済み
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渡部昇一個人のほんの一部が載っています。故人を知らない人には、広い見識と行間を考察分析し結論を導ける稀有な知識人くらいは解る特集です。更に、あらゆる分野の専門家と対談もされていますので、ぜひその特集も数回は組んでいただきたいと思います。これだけの知識の豊富さと知性にあふれ責任ある洞察と提言ができる方がなくなることへの大損失を考えれば、年間最低1冊位の特集を組んでも尽きるものではないと思います。是非、お願いしたいです。
2017年8月4日に日本でレビュー済み
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渡部昇一氏がお亡くなりになり、本当に残念でなりません。この本を読み改めて故人の知識の深さ、物事に対する考え方などを教えられる気がします。ご冥福をお祈りいたします。
2017年6月12日に日本でレビュー済み
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漸く「永久保存版」に値する特集が組まれたことを慶びたい。「渡部さんのような、専門の英語学以外のあらゆるジャンルに造詣の深い知識人の「死」というのは、巨大な「図書館」が文字通り、一つ喪失したかのようなものだと思います。」(八木)とはまさに我が意を得たり。他にも興味深い記事満載である。中でも、平川祐弘氏の文章は本誌掲載のものも含めて多くの方々が書いてこられたものとは異なる視点から書かれていて大変興味深い。例えば、若き渡部先生が江上波夫氏の『騎馬民族国家』に素朴な疑問を投げかけた場面についても、その場に同席していた平川氏の視点で述べられており、あたかも目撃証言を聞くかのように、当時の様子を立体的に見て取ることができる。別に「早い時期に人生の出世街道に乗ったような人は修養で苦しむことがなかったからではないか」と平川氏を評している文章は読んだことがあったが、それを当の平川氏がどのようにとらえているのかということは本誌掲載の文章を読むまで考えもしなかった。他にも八木秀次、潮匡人氏との鼎談に元朝日新聞の永栄潔氏を交えるなど新たな渡部像を得る助けとなる。別誌でご子息の玄一氏が「ただただ不思議に思うのは、あれだけの知識、知見はいたったいどこに行ってしまったかということだ」と書いていらした。一読者としても思いを同じくするものであるが、本誌に目を通しながら、その答えはこれまで先生が遺してくださった多くの書物と映像にあるのではないかという思いを強くした。本特集号には渡部先生の出版物総目録等が掲載されていない等物足りなさも残るが、今後に残された作業と捉えるべきであろう。
2018年1月26日に日本でレビュー済み
WILL増刊「知の巨人・渡部昇一追悼号」を読みました。
今春、渡部先生が86歳で鬼籍に入られました。
先生は「95歳へ」という本を書かれており、知力、体力、行動力もまだまだだと思っていただけに残念です。
英語学者だった先生が、時事問題を発表されたのは1974年「文化の時代」、翌年の「腐敗の時代」からです。
その慧眼ぶりに目からウロコの思いで、出る本出る本を読み漁って、以来、40年余りのファンです。
長年親しんできたので寂しいことしきりです。
英語学、歴史、生き方、古典解説と著書は何百冊でしょう。
私が読んだのは、200冊位でしょう。
何度も読み返し、アンダーライン引きまくりで数冊買ったのは「知的生活の方法です。
この追悼号は、各界の追悼の言葉、先生の貴重な写真、来歴、業績、何よりマルクス主義的な左翼全体主義学者・マスコミとの激しい論争の代表的な文章が含まれています。」
GHQの老境裁判史観、反日マスコミの朝日新聞・NHK、政治・教育・反原発・税制の欺瞞などです。
いずれも日本の将来、国益を毀損する主張に対して真っ向から論陣を張って、退くことはありませんでした。
皇統解体に反対する主張も、目をみはらされ、私の知識の不足を反省しました。
渡部先生の、思想信条は、河合栄治郎、石橋湛山の系譜を受け継ぐ自由主義、民主主義です。
戦前の日本を蔽っていた右翼全体主義、戦後のマルクス主義が支配する勢力である日本共産党などの左翼全体主義と真逆の立場です。
反日・亡国体質の朝日新聞、NHKなども、その中に入るでしょう。
先生が長年闘ってきたのは自由主義民主主義に対峙する左翼全体主義思想との論争でした。
マスコミ、ネットでは先生を保守、右翼寄りと称する文言があります。
マルクス主義者が使うプロパガンダ用語です。
これは左翼・右翼、保守・革新という通俗的で恥ずかしくなるような陳腐な分類です。
渡部先生の日本愛は、日本の歴史と西洋の歴史に精通している深く膨大な知識と、先生が生きてきた昭和・平世の世の中の変遷を透徹した目で眺めてきたことが源泉だと考えます。
とりわけ愛着のある自分の本として「日本の歴史 全7巻」と「青春の読書」を挙げています。
どちらも持ってないので購入して、じっくりと読みたいと思います。
また蔵書家として知られており、蔵書数16万冊は世界一の個人ライブラリーと言われています。
77歳で2億円かけて造った個人図書館とともに、今後、どうなるのか関心があります。
合掌
今春、渡部先生が86歳で鬼籍に入られました。
先生は「95歳へ」という本を書かれており、知力、体力、行動力もまだまだだと思っていただけに残念です。
英語学者だった先生が、時事問題を発表されたのは1974年「文化の時代」、翌年の「腐敗の時代」からです。
その慧眼ぶりに目からウロコの思いで、出る本出る本を読み漁って、以来、40年余りのファンです。
長年親しんできたので寂しいことしきりです。
英語学、歴史、生き方、古典解説と著書は何百冊でしょう。
私が読んだのは、200冊位でしょう。
何度も読み返し、アンダーライン引きまくりで数冊買ったのは「知的生活の方法です。
この追悼号は、各界の追悼の言葉、先生の貴重な写真、来歴、業績、何よりマルクス主義的な左翼全体主義学者・マスコミとの激しい論争の代表的な文章が含まれています。」
GHQの老境裁判史観、反日マスコミの朝日新聞・NHK、政治・教育・反原発・税制の欺瞞などです。
いずれも日本の将来、国益を毀損する主張に対して真っ向から論陣を張って、退くことはありませんでした。
皇統解体に反対する主張も、目をみはらされ、私の知識の不足を反省しました。
渡部先生の、思想信条は、河合栄治郎、石橋湛山の系譜を受け継ぐ自由主義、民主主義です。
戦前の日本を蔽っていた右翼全体主義、戦後のマルクス主義が支配する勢力である日本共産党などの左翼全体主義と真逆の立場です。
反日・亡国体質の朝日新聞、NHKなども、その中に入るでしょう。
先生が長年闘ってきたのは自由主義民主主義に対峙する左翼全体主義思想との論争でした。
マスコミ、ネットでは先生を保守、右翼寄りと称する文言があります。
マルクス主義者が使うプロパガンダ用語です。
これは左翼・右翼、保守・革新という通俗的で恥ずかしくなるような陳腐な分類です。
渡部先生の日本愛は、日本の歴史と西洋の歴史に精通している深く膨大な知識と、先生が生きてきた昭和・平世の世の中の変遷を透徹した目で眺めてきたことが源泉だと考えます。
とりわけ愛着のある自分の本として「日本の歴史 全7巻」と「青春の読書」を挙げています。
どちらも持ってないので購入して、じっくりと読みたいと思います。
また蔵書家として知られており、蔵書数16万冊は世界一の個人ライブラリーと言われています。
77歳で2億円かけて造った個人図書館とともに、今後、どうなるのか関心があります。
合掌
2017年6月6日に日本でレビュー済み
渡部昇一さんが亡くなってまだ一カ月ちょっとだが、追悼特集号が出た。かつての論文も一部収録されているが、「弟子」や「後輩」や「同志」たちが、追悼の思いを綴ったり語ったりしている。とりわけ、巻頭の座談会(八木さん、潮さん、永栄さん)の中で、日本の国益、日本国の名誉を守るために論壇で活躍した渡部さんに「国民名誉賞」を授与すべきと論じているのには膝を叩いた。「国民栄誉賞」はすでにあるが、金メダルを取ったスポーツ選手向けの賞。
そういうのではなく、文字通り、国家の名誉、日本国民の名誉を守るために、それらを貶めることに躍起となっている朝日新聞などと闘った知識人に「国民名誉賞」を授与するのはもっともな話だ。大賛成。安倍首相は、渡部さんの通夜にも、お別れの会にも駆けつけている。アメリカの「自由勲章」のような賞を新設してもいいのかもしれない。
そういうのではなく、文字通り、国家の名誉、日本国民の名誉を守るために、それらを貶めることに躍起となっている朝日新聞などと闘った知識人に「国民名誉賞」を授与するのはもっともな話だ。大賛成。安倍首相は、渡部さんの通夜にも、お別れの会にも駆けつけている。アメリカの「自由勲章」のような賞を新設してもいいのかもしれない。
2017年6月6日に日本でレビュー済み
渡部昇一の追悼増刊号を一気に読んで、保守論壇だけでなく、すべての言論人の中でとても貴重な論客を喪ったことを改めて認識。
戦後敗戦国としての教育を受け、国家の中枢に巣っくているリベラルを標榜する売国奴たちを駆除できる論客は、渡部昇一をおいて他に居ないことは誰しもが認めるところ。ようやく世界の中で日本の本来の良さを発揮する時が到来している好機に、渡部昇一を喪ったことは痛恨の極みである。
渡部昇一がWiLLというオピニオン誌の創刊に深く関わられたことを知り、渡部昇一はじめ曽野綾子、日下公人、石原慎太郎たちが、言論誌を標榜するHANADAなる似非カルチャー雑誌には決して関わられてこなかった潔いまでの心意気に、武士道の美徳を尊ぶ日本人として深く感銘したのであった。
戦後敗戦国としての教育を受け、国家の中枢に巣っくているリベラルを標榜する売国奴たちを駆除できる論客は、渡部昇一をおいて他に居ないことは誰しもが認めるところ。ようやく世界の中で日本の本来の良さを発揮する時が到来している好機に、渡部昇一を喪ったことは痛恨の極みである。
渡部昇一がWiLLというオピニオン誌の創刊に深く関わられたことを知り、渡部昇一はじめ曽野綾子、日下公人、石原慎太郎たちが、言論誌を標榜するHANADAなる似非カルチャー雑誌には決して関わられてこなかった潔いまでの心意気に、武士道の美徳を尊ぶ日本人として深く感銘したのであった。