本号は長期政権になりつつある安倍政権に“安倍総理は本気だ!”と特集を組んだ。
内閣参与の谷口智彦氏は「安倍宰相論」として、マスコミ、野党挙って反安倍大合唱の中、一般には余り見えてこない(マスコミが明示しない)首相の功の部分と日常の姿を紹介する。
東京新聞の中にあって正論を貫く長谷川幸洋氏は、反安倍の急先鋒の立憲を「立憲民主党の豹変」と題して、野党第一党まで台頭した奇妙ないきさつ、改憲論始めクルクル変節する主張などを指摘し、理屈だけは達者で協調せず何れ主導権を握れず社会党と同じ運命を辿るであろうとする。
ベストセラー作家百田尚樹氏は相変わらず敵を恐れず「立憲、民進、希望はクズばっかり」とその体たらくを遠慮なく曝け出す。
安倍政権打倒のためなら手段を選ばない狡猾なマスコミが、立憲民主党の実態を報ぜず「庶民の味方」などとデタラメを言っていると。
マスコミが小池新党の扱いを180度変えたことで、立憲民主党がその余得に預かったのが今度の選挙であった。
「2009年の政権交代で懲りた、もう騙されない」と言っても原野商法のように一度騙されたものは二度騙されると国民に警告する。
くだらないモリ・カケ質疑、マスコミの捏造・偏向報道によく耐えていると総理を「鋼のメンタル」と称賛し日本国を前へ進めてほしいと期待する。
モリ・カケ門題は朝日新聞の言論テロであり報道犯罪であると喝破し目下闘いのさなかにある小川栄太郎氏が元朝日新聞記者の長谷川熙氏と対談した。
長谷川氏の体験から朝日新聞をはじめとする戦後の左翼の跋扈の様が明らかにされた。
特に左翼が「人事上の利権」を得ていたなど戦後レジュームの姿が見えてきた。
元TBSの山口敬之氏の「金平茂紀と望月衣塑子の正体」は目下進行中のトラブルの当事者としてマスコミの生々しい実態を述べているが、事実に基づき本質をよく突いていると思う。
予てよりマスコミの印象操作、捏造報道は目に余るものがあり、特にTBSにはオーム事件以来疑惑を感じていたが、「テロップ映像」問題時に会長、社長と山口氏が交わした会話がすべてを物語っている。
即ち、山口氏のような真っ当な記者精神のジャーナリストがいるものの氏の言うところの「記者を名乗る活動家」が上層部まで浸食していると。
青山繁晴氏の今回の連載では国会の現状を一年生議員としての体験を詳しく解説し、問題点を指摘する。
氏は毎週月曜日朝に虎の門ニュースで熱く語っているが、本稿のようにマスコミを通しては見えてこない国会の問題を雑誌に載せて広く国民に分からせてくれるのも意義がある。
半島危機に直面した今、相変わらずモリ・カケ問題に明け暮れる国会を「民意を反映しようとしていない」と呆れる。
戦後オールドメディアが多数派としての横暴で捏造報道しこれに野党が野合、与党は実質的に加担していることにならないか。
今回与野党の質問時間配分が話題となったが、どうやら長時間にわたる野党質問の罵詈雑言は与党にしてみればガス抜きさせて法案を通せば良いという馴れ合いではないかとも思えてくる。
こんな与野党、マスコミのなれ合いも見られる中、2014年現立憲の枝野代表が「カネと政治」の質問に対し、安倍総理が逆襲し革マル派が浸透しているJR総連からの献金問題を指摘され枝野氏が失笑を買ったという話も面白い。
また質問で振りかざした朝日新聞の記事に対し「捏造」と一刀両断した事実も総理の決意が分かる。
11月末現在、今や足立議員、小川栄太郎氏などがマスコミに対して正面からの闘いが始まっている。
青山氏は議員となる前から安倍総理を支援してきた立場だが、「モリ・カケもんだいで疑惑が事実であれば辞任する」などと軽々しく進退を口にしたり、疑われるべき根拠がないのに記者会見で謝罪したなどこれを「総理の驕り、油断」であると厳しく指摘する。
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月刊Hanada2018年1月号 雑誌 – 2017/11/25
花田紀凱責任編集
(著),
月刊Hanada編集部
(編集)
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1月新年躍進号、総力大特集は「安倍総理は本気だ! 」118ページ!
目次
【総力大特集 安倍総理は本気だ! 】
谷口智彦(内閣官房参与) 官邸四階の「安倍宰相」論
長谷川幸洋 枝野代表と立憲民主党の豹変
百田尚樹 立憲・民進・希望はクズばっかり
小川榮太郎×長谷川煕 森友・加計報道は朝日新聞の言論テロ
櫻井よしこ×加戸守行 希望の党代表・玉木雄一郎議員へ「獣医師会への義理立てより国益を」
中野剛志×松原隆一郎 今、論ずべきは国防だ
生田與克 小池百合子という災厄は続く
柿谷勲夫 九条加憲より「国軍法」制定を
堤堯×久保紘之 【蒟蒻問答】「安倍一強でどこが悪いんだ
青山繁晴 【澄哲録片片】一五〇年を識る
【独占スクープ第二弾! 】
山口敬之 「伊藤詩織問題」――記者を名乗る活動家 金平茂紀・望月衣塑子の正体
【特集 新体制で、どうなる中国】
遠藤誉 新チャイナ・セブンとトランプ訪中
矢板明夫 習近平は暴走し続ける
【大反響! 告発レポート第三弾】
長谷川学 成年後見制度 初の「国賠訴訟」勝訴
【集中連載 第三弾】
鄭大均 朝鮮人は不幸だったのか3密航の時代
【御社の決まり手、教えてください! 】
舞の海秀平×中尾哲雄(アイザック最高顧問) 手書きの手紙から信頼関係が始まる
【グラビア特集】
占領下の日本――カラー写真が伝える復興・発展の兆し
【新連載・夫婦の風景1】
中尾彬×池波志乃
-------------------------------
【好評連載陣】
佐藤優 猫はなんでも知っている 「トランプがやってきた」
室谷克実 隣国のかたち 手抜き+中抜きで
D・アトキンソン 二つの島国で 「銀行不倒神話」の崩壊
西村眞 日本人、最期のことば・明治天皇
加藤康男 八月十五日からの戦争・通化事件6
福島香織 現代中国残酷物語
重村智計 朝鮮半島通信
加地伸行 一定不易
山際澄夫 左折禁止!
九段靖之介 永田町コンフィデンシャル
田村秀男 常識の経済学
門田隆将 現場をゆく
有本香 香論乙駁
蛭゛芸子 電脳三面記事
河村真木 世界の雑誌から
堤堯の今月この一冊 ハーバート・フーバー『裏切られた自由(下)』
坪内祐三の今月この一冊 櫻井正一郎『京都学派 酔故伝』
編集部 今月この一冊
向井透史 早稲田古本劇場
みうらじゅん シンボルズ
岡康道 すべてはいつか、笑うため。
高野ひろし イカの筋肉
秋山登の今月この一本+セレクション
なべおさみ エンドロールはまだ早い ジョン・ウェイン(上)
なべやかん ユネスコ非公認・なべやかん遺産「バラゴン」
小林詔司 コバヤシ鍼灸院
村西とおる 人生相談「人間だもの」
爆笑問題 日本原論
編集部から、編集長から
※休載
G・ボグダン 世界の常識を疑え
平川祐弘 グローバル時代の教養教育
勝谷誠彦 築地をどり
堤堯 ある編集者のオデッセイ
目次
【総力大特集 安倍総理は本気だ! 】
谷口智彦(内閣官房参与) 官邸四階の「安倍宰相」論
長谷川幸洋 枝野代表と立憲民主党の豹変
百田尚樹 立憲・民進・希望はクズばっかり
小川榮太郎×長谷川煕 森友・加計報道は朝日新聞の言論テロ
櫻井よしこ×加戸守行 希望の党代表・玉木雄一郎議員へ「獣医師会への義理立てより国益を」
中野剛志×松原隆一郎 今、論ずべきは国防だ
生田與克 小池百合子という災厄は続く
柿谷勲夫 九条加憲より「国軍法」制定を
堤堯×久保紘之 【蒟蒻問答】「安倍一強でどこが悪いんだ
青山繁晴 【澄哲録片片】一五〇年を識る
【独占スクープ第二弾! 】
山口敬之 「伊藤詩織問題」――記者を名乗る活動家 金平茂紀・望月衣塑子の正体
【特集 新体制で、どうなる中国】
遠藤誉 新チャイナ・セブンとトランプ訪中
矢板明夫 習近平は暴走し続ける
【大反響! 告発レポート第三弾】
長谷川学 成年後見制度 初の「国賠訴訟」勝訴
【集中連載 第三弾】
鄭大均 朝鮮人は不幸だったのか3密航の時代
【御社の決まり手、教えてください! 】
舞の海秀平×中尾哲雄(アイザック最高顧問) 手書きの手紙から信頼関係が始まる
【グラビア特集】
占領下の日本――カラー写真が伝える復興・発展の兆し
【新連載・夫婦の風景1】
中尾彬×池波志乃
-------------------------------
【好評連載陣】
佐藤優 猫はなんでも知っている 「トランプがやってきた」
室谷克実 隣国のかたち 手抜き+中抜きで
D・アトキンソン 二つの島国で 「銀行不倒神話」の崩壊
西村眞 日本人、最期のことば・明治天皇
加藤康男 八月十五日からの戦争・通化事件6
福島香織 現代中国残酷物語
重村智計 朝鮮半島通信
加地伸行 一定不易
山際澄夫 左折禁止!
九段靖之介 永田町コンフィデンシャル
田村秀男 常識の経済学
門田隆将 現場をゆく
有本香 香論乙駁
蛭゛芸子 電脳三面記事
河村真木 世界の雑誌から
堤堯の今月この一冊 ハーバート・フーバー『裏切られた自由(下)』
坪内祐三の今月この一冊 櫻井正一郎『京都学派 酔故伝』
編集部 今月この一冊
向井透史 早稲田古本劇場
みうらじゅん シンボルズ
岡康道 すべてはいつか、笑うため。
高野ひろし イカの筋肉
秋山登の今月この一本+セレクション
なべおさみ エンドロールはまだ早い ジョン・ウェイン(上)
なべやかん ユネスコ非公認・なべやかん遺産「バラゴン」
小林詔司 コバヤシ鍼灸院
村西とおる 人生相談「人間だもの」
爆笑問題 日本原論
編集部から、編集長から
※休載
G・ボグダン 世界の常識を疑え
平川祐弘 グローバル時代の教養教育
勝谷誠彦 築地をどり
堤堯 ある編集者のオデッセイ
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トップレビュー
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2017年11月26日に日本でレビュー済み
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2017年11月26日に日本でレビュー済み
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朝日新聞とその亜流は、「安倍一強を倒す」、「安倍の葬式はウチが出す」と豪語しモリ・カケを仕掛けたが企みは、見事に瓦解した。
そもそも、結果は選挙民の選択であるから、「安倍一強が悪い」は、「選挙民が悪い」と云う事になる。
有態に言えば、希望はヤドカリで立憲は、ヤドを拒否された落ちこぼれである。
最高顧問菅直人、代表枝野は管内閣の官房長官であった。これは、お笑いレベル以外にない。
リベラルが一貫しているものがある。
論理抜きの好き嫌いで判断する事であり、「大人になりたくない」人たちである。
日本のリベラルがそうなら、韓国人はリアリズム(論理・事実)が抜け落ちた人たちである。感情のみで行動する。
山口敬之、「金平茂紀と望月衣塑子の正体」にも同様の感情を抑えきれず、論理に欠ける行動が書かれている。それは、メディア人と云うより活動家の特徴である。
劣化極まれりの印象である。
小池百合子という人は、「女天一坊」の一語で十分である。
民は、私欲を見破り迷わず駆逐してしまった。危機の本質を体で解かっているのである。
ロシア・ゲートもある。
トランプが攻撃されていたが、最近では、ヒラリー陣営の陰謀と真逆の事実が明らかになった。
クリントン財団に多額の金が振り込まれていたのである。関係者一人が暗殺されている。いかにもアメリカである。
谷口智彦内閣官房参与の「安倍宰相」論も、内側から見たもので興味深い。
そもそも、結果は選挙民の選択であるから、「安倍一強が悪い」は、「選挙民が悪い」と云う事になる。
有態に言えば、希望はヤドカリで立憲は、ヤドを拒否された落ちこぼれである。
最高顧問菅直人、代表枝野は管内閣の官房長官であった。これは、お笑いレベル以外にない。
リベラルが一貫しているものがある。
論理抜きの好き嫌いで判断する事であり、「大人になりたくない」人たちである。
日本のリベラルがそうなら、韓国人はリアリズム(論理・事実)が抜け落ちた人たちである。感情のみで行動する。
山口敬之、「金平茂紀と望月衣塑子の正体」にも同様の感情を抑えきれず、論理に欠ける行動が書かれている。それは、メディア人と云うより活動家の特徴である。
劣化極まれりの印象である。
小池百合子という人は、「女天一坊」の一語で十分である。
民は、私欲を見破り迷わず駆逐してしまった。危機の本質を体で解かっているのである。
ロシア・ゲートもある。
トランプが攻撃されていたが、最近では、ヒラリー陣営の陰謀と真逆の事実が明らかになった。
クリントン財団に多額の金が振り込まれていたのである。関係者一人が暗殺されている。いかにもアメリカである。
谷口智彦内閣官房参与の「安倍宰相」論も、内側から見たもので興味深い。
2018年1月9日に日本でレビュー済み
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初めて読みましたがなかなか面白いですね。真実はいずこ、ねつ造記事が多い昨今ですがこの本はなかなか的をえてますね。
2017年12月2日に日本でレビュー済み
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普通の国民として、なんとなく肌で感じていることがある。
例えば、
安部総理って、マスコミが言うほど、独裁者なの? 普通なことを言っているように思うけど。実際、少しづつ、日本、良くなってきてない?
民主党政権のときは、本当にひどかったよ。それに比べて、遥かにマシじゃないか。自分は普通にそう思っている。
なので「安部一強の何が悪いんだ!」の堤氏、久保氏の対談は、まさに頷ける。パーフェクトでないが、安倍さんは、そこそこ、やっている、でもそれでも、足りないところがいくつも見えてくる。そんな対談だった。
また、例えば
小池都知事って、テレビで、話を聞いている限り、本当は、頭があんまりよくないんじゃないかな。
そんなぼんやりした皮膚感覚を、月刊Hanadaは、なるほど、という具合に解き明かしてくれている。
今月号、九段龍之介氏と生田與克氏が、小池百合子の退場を求めている。その通りだと思った。おふたりの書かれていることで、頭が明快になった。有本香さんの文庫も読もうと思った。
もうひとつ腑に落ちた記事。山口敬之氏の「金平茂紀・望月衣塑子の正体」……なるほど、ジャーナリストではなく「活動家」と見れば、全てが納得できる。世論を、自分の持っていきたい方向に誘導するのは、ジャーナリストではなく、政治活動家である。そういうことだ。
例えば、
安部総理って、マスコミが言うほど、独裁者なの? 普通なことを言っているように思うけど。実際、少しづつ、日本、良くなってきてない?
民主党政権のときは、本当にひどかったよ。それに比べて、遥かにマシじゃないか。自分は普通にそう思っている。
なので「安部一強の何が悪いんだ!」の堤氏、久保氏の対談は、まさに頷ける。パーフェクトでないが、安倍さんは、そこそこ、やっている、でもそれでも、足りないところがいくつも見えてくる。そんな対談だった。
また、例えば
小池都知事って、テレビで、話を聞いている限り、本当は、頭があんまりよくないんじゃないかな。
そんなぼんやりした皮膚感覚を、月刊Hanadaは、なるほど、という具合に解き明かしてくれている。
今月号、九段龍之介氏と生田與克氏が、小池百合子の退場を求めている。その通りだと思った。おふたりの書かれていることで、頭が明快になった。有本香さんの文庫も読もうと思った。
もうひとつ腑に落ちた記事。山口敬之氏の「金平茂紀・望月衣塑子の正体」……なるほど、ジャーナリストではなく「活動家」と見れば、全てが納得できる。世論を、自分の持っていきたい方向に誘導するのは、ジャーナリストではなく、政治活動家である。そういうことだ。
2017年11月26日に日本でレビュー済み
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メインは、小川榮太郎氏と長谷川煕氏の「森友・加計報道は朝日新聞の言論テロ」。
両氏は当初、「モリカケをまだやってるの?」と笑っていたくらいだったが、朝日新聞とテレビのワイドショーが手を組んで半年以上に渡って騒いだ結果、内閣支持率が危険水域まで急落した。小川氏はこのことに強い危機感を覚えたという。朝日が司令塔に、テレビが国民向けマイクになれば、全くウソの見出し、完全なるフェイクニュースで、政権転覆さえ可能になる。しかも保守派は「また朝日か」と、メディアがウソをつくという根本的な職業的犯罪に慣れっこになっている。とりあえず怒ってみせて終わり。こうして巨大な「不正」を許しているうちに、現実にありうべからざる白昼夢がいつか起きてしまうのが世界史の通例だと述べている。
希望の党の小池百合子代表が失態を起こさなかったら、政権交代が起きた可能性は十分あった。「昨日今日できた政党」が北朝鮮危機に対応できるはずがない。日本の民主主義が想像以上に脆弱であることを内外に示すことになったと、小川氏は言う。
これまで朝日新聞は相当な偏向報道を行ってきたが、全くのウソで倒閣運動を展開するまではしなかった。ネットの普及で若い世代のメディア不信は強まっているが、ここで安心してしまっては、日本はなし崩し的に全体主義化への道を辿ることになるという強い危機感を、小川氏は持っている。
「ウソ」によって政権転覆を図ったことを厳しく追及して、絶対に許さない。これまでの日本は許しすぎた。朝日新聞がどんなに偏った報道をしても、テレビが放送法を逸脱した番組を流しても、多少、批判を浴びる程度で済んできた。これでは彼らが改心するはずがない。メディアの健全化のために、法整備も含めて検討、つまり厳しい罰則を設けるなどしていく必要があるのではないかと述べている。
百田尚樹氏の記事では、選挙に勝ちたい一心で自分たちの党を捨てる民進党の国会議員の姑息さを批判している。
民進党の人気が凋落し、「このままでは選挙に勝てない」と焦った民進党の議員らは前原代表のもと、全員一致で希望の党に入ると決めた。本当に筋を通す人なら「そんなんおかしい。俺は民進党に残って闘う」と反対していたはずである。そうして、小池百合子代表から「憲法改正や安保法制に賛成しない連中は排除する」と言われ、仕方なく作ったのが立憲民主党である。なぜ排除された枝野氏らは民進党に戻って闘わず、わざわざ立憲民主党を立ち上げたのかというと、「民進党という名前では選挙に勝てない」と悟って、看板の掛け替えを行い、有権者を欺こうとしたと思われる。
希望の党に入るために、民進党時代に反対していた安保法制に賛成し、希望の党に未来がないと悟ると、今度は再び反対に回る。こういった恥の概念を失った政治家があまりにも多い、嘆かわしいことだと百田氏は言う。
かつて日本人は欧米人から「一神教という己を縛るものがないにも拘らず、日本人のマナーの良さ、礼儀正しさはなんなのか?」と不思議がられた。それは日本人には恥の概念があったからである。江戸時代の侍のなかにも不正や汚職、収賄はあったが、いったんそれが露見した場合は、恥ずかしさから切腹をした。恥をさらして生きていくことに耐えられなかったからである。
国益や国民生活のことなど微塵も考えない。自分が選挙に当選することしか考えない。一度言ったことを何度も変え、自らの信念など一切ない。嘘も平気でつく。そういった恥の概念がない政治家は自民党の議員のなかにもいると思われる。本当に日本の将来を日夜真剣に考えている国会議員は2割くらいではないと、百田氏は述べている。
また現在、国会の質問時間は野党に多くの時間が与えられているが、これは健全な民主主義とは言えない。議席数に合わせた与党7対野党3こそが正しい民主主義だと主張している。
両氏は当初、「モリカケをまだやってるの?」と笑っていたくらいだったが、朝日新聞とテレビのワイドショーが手を組んで半年以上に渡って騒いだ結果、内閣支持率が危険水域まで急落した。小川氏はこのことに強い危機感を覚えたという。朝日が司令塔に、テレビが国民向けマイクになれば、全くウソの見出し、完全なるフェイクニュースで、政権転覆さえ可能になる。しかも保守派は「また朝日か」と、メディアがウソをつくという根本的な職業的犯罪に慣れっこになっている。とりあえず怒ってみせて終わり。こうして巨大な「不正」を許しているうちに、現実にありうべからざる白昼夢がいつか起きてしまうのが世界史の通例だと述べている。
希望の党の小池百合子代表が失態を起こさなかったら、政権交代が起きた可能性は十分あった。「昨日今日できた政党」が北朝鮮危機に対応できるはずがない。日本の民主主義が想像以上に脆弱であることを内外に示すことになったと、小川氏は言う。
これまで朝日新聞は相当な偏向報道を行ってきたが、全くのウソで倒閣運動を展開するまではしなかった。ネットの普及で若い世代のメディア不信は強まっているが、ここで安心してしまっては、日本はなし崩し的に全体主義化への道を辿ることになるという強い危機感を、小川氏は持っている。
「ウソ」によって政権転覆を図ったことを厳しく追及して、絶対に許さない。これまでの日本は許しすぎた。朝日新聞がどんなに偏った報道をしても、テレビが放送法を逸脱した番組を流しても、多少、批判を浴びる程度で済んできた。これでは彼らが改心するはずがない。メディアの健全化のために、法整備も含めて検討、つまり厳しい罰則を設けるなどしていく必要があるのではないかと述べている。
百田尚樹氏の記事では、選挙に勝ちたい一心で自分たちの党を捨てる民進党の国会議員の姑息さを批判している。
民進党の人気が凋落し、「このままでは選挙に勝てない」と焦った民進党の議員らは前原代表のもと、全員一致で希望の党に入ると決めた。本当に筋を通す人なら「そんなんおかしい。俺は民進党に残って闘う」と反対していたはずである。そうして、小池百合子代表から「憲法改正や安保法制に賛成しない連中は排除する」と言われ、仕方なく作ったのが立憲民主党である。なぜ排除された枝野氏らは民進党に戻って闘わず、わざわざ立憲民主党を立ち上げたのかというと、「民進党という名前では選挙に勝てない」と悟って、看板の掛け替えを行い、有権者を欺こうとしたと思われる。
希望の党に入るために、民進党時代に反対していた安保法制に賛成し、希望の党に未来がないと悟ると、今度は再び反対に回る。こういった恥の概念を失った政治家があまりにも多い、嘆かわしいことだと百田氏は言う。
かつて日本人は欧米人から「一神教という己を縛るものがないにも拘らず、日本人のマナーの良さ、礼儀正しさはなんなのか?」と不思議がられた。それは日本人には恥の概念があったからである。江戸時代の侍のなかにも不正や汚職、収賄はあったが、いったんそれが露見した場合は、恥ずかしさから切腹をした。恥をさらして生きていくことに耐えられなかったからである。
国益や国民生活のことなど微塵も考えない。自分が選挙に当選することしか考えない。一度言ったことを何度も変え、自らの信念など一切ない。嘘も平気でつく。そういった恥の概念がない政治家は自民党の議員のなかにもいると思われる。本当に日本の将来を日夜真剣に考えている国会議員は2割くらいではないと、百田氏は述べている。
また現在、国会の質問時間は野党に多くの時間が与えられているが、これは健全な民主主義とは言えない。議席数に合わせた与党7対野党3こそが正しい民主主義だと主張している。
2017年12月1日に日本でレビュー済み
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分厚いだけの左翼雑誌と成り果てて文藝春秋を読みたくなくなった方々は、月刊Hanadaで救われると思います。
グラビアのカラー写真も味わい深いものでした。
新たな保守論壇となりそうです。
グラビアのカラー写真も味わい深いものでした。
新たな保守論壇となりそうです。