本書は、安倍政権を揺るがせ、或いは対決してきた与党・野党の女性議員を中心に、比較的最近の中心的女性議員も含め、通信簿形式で評価したものである。通信簿は、「政策力」・「政治経験」・「選挙力」・「保守層支持」・「ルックス」の5項目を各項目5点満点で点数化し25点満点である。
「保守層支持」を入れた理由は、右傾化も指摘される安倍政権下において保守層の共感を得られるかどうかが現実的に政治を動かす力に繋がってくるからであり、「ルックス」を入れた理由は、未だ後進的な我が国の有権者一般に対する一種の皮肉である、との著者の説明だ。
とくに「ルックス」については、著者の好みが入っているかとも思われ、自分でも採点し直してみたが、それほど大きな順位変動はなかった。
野田聖子氏が20.5という高得点でトップになった。
国際政治学者・舛添要一氏と著者の対談における舛添氏の女性議員に対する評価は的確だと思われる。また、野田聖子氏との対談では野田氏の“鉄の塊を打破するために”の心意気に感動させられた。
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3月30日 - 4月2日
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女政治家の通信簿 (小学館新書 ふ 5-2) 新書 – 2018/5/30
古谷 経衡
(著)
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彼女たちの「政治家としての資質」を問う
永田町や霞が関は、今も男性優位と指摘される。財務省のセクハラ問題は氷山の一角。女性の政界進出は時代の要請だ。
ただし、昨今、女性政治家の失言や醜聞が俎上にのることも珍しくない。女刺客、○○ガールズ、マドンナ議員。選挙時の党の華も、当選後は機会に恵まれず、人知れず散る。
女性政治家が活躍するためにも、「女性だから」と重宝するのではなく、「政治家の資質」を問うことが必要ではないか。
【本書に登場する政治家29人】
「鉄の天井」などない/小池百合子都知事
涙ぐむ「ともちん」に保守層も引いた/稲田朋美前防衛大臣
女は弱し、されど母は強し/野田聖子 総務大臣
「二重国籍」を批判するバカたちへ/蓮舫元民進党代表
「土」と「大麻」に拘泥する総理夫人/安倍昭恵総理夫人(番外編)
中山恭子、山谷えり子、杉田水脈、辻元清美、山尾志桜里、福島瑞穂、吉良佳子、上川陽子、片山さつき、高市早苗、豊田真由子、金子恵美、佐藤ゆかり、上西小百合、三原じゅん子、今井絵理子、丸川珠代、嘉田由紀子、太田房江、小渕優子、鈴木貴子、田中眞紀子、土井たか子、扇千景。
野田聖子総務大臣、舛添要一前都知事との対談も収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
17年の衆院選では、女性政治家の失言やスキャンダルが相次ぎ、永田町は大揺れ。その風に乗った女性都知事もまた、選挙では躓いてしまう。そんな政局に際して、女性政治家の「政治家としての資質」に関心を抱いたことが、古谷経衡氏が本書を執筆するきっかけでした。女性の政界進出に期待するからこその厳しさや鋭さは、筆者ならではのものです。
今回、29人の女性政治家の風刺画は、マンガ家のぼうごなつこさんが引き受けてくださりました。古谷氏の原稿を読んで絵を描いたわけではないのに、お二人の批評の方向性がシンクロする瞬間も――。
読んでためになる、見て楽しい一冊に仕上がりました。
永田町や霞が関は、今も男性優位と指摘される。財務省のセクハラ問題は氷山の一角。女性の政界進出は時代の要請だ。
ただし、昨今、女性政治家の失言や醜聞が俎上にのることも珍しくない。女刺客、○○ガールズ、マドンナ議員。選挙時の党の華も、当選後は機会に恵まれず、人知れず散る。
女性政治家が活躍するためにも、「女性だから」と重宝するのではなく、「政治家の資質」を問うことが必要ではないか。
【本書に登場する政治家29人】
「鉄の天井」などない/小池百合子都知事
涙ぐむ「ともちん」に保守層も引いた/稲田朋美前防衛大臣
女は弱し、されど母は強し/野田聖子 総務大臣
「二重国籍」を批判するバカたちへ/蓮舫元民進党代表
「土」と「大麻」に拘泥する総理夫人/安倍昭恵総理夫人(番外編)
中山恭子、山谷えり子、杉田水脈、辻元清美、山尾志桜里、福島瑞穂、吉良佳子、上川陽子、片山さつき、高市早苗、豊田真由子、金子恵美、佐藤ゆかり、上西小百合、三原じゅん子、今井絵理子、丸川珠代、嘉田由紀子、太田房江、小渕優子、鈴木貴子、田中眞紀子、土井たか子、扇千景。
野田聖子総務大臣、舛添要一前都知事との対談も収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
17年の衆院選では、女性政治家の失言やスキャンダルが相次ぎ、永田町は大揺れ。その風に乗った女性都知事もまた、選挙では躓いてしまう。そんな政局に際して、女性政治家の「政治家としての資質」に関心を抱いたことが、古谷経衡氏が本書を執筆するきっかけでした。女性の政界進出に期待するからこその厳しさや鋭さは、筆者ならではのものです。
今回、29人の女性政治家の風刺画は、マンガ家のぼうごなつこさんが引き受けてくださりました。古谷氏の原稿を読んで絵を描いたわけではないのに、お二人の批評の方向性がシンクロする瞬間も――。
読んでためになる、見て楽しい一冊に仕上がりました。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2018/5/30
- 寸法11 x 1.5 x 17.3 cm
- ISBN-104098253267
- ISBN-13978-4098253265
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2018/5/30)
- 発売日 : 2018/5/30
- 言語 : 日本語
- 新書 : 288ページ
- ISBN-10 : 4098253267
- ISBN-13 : 978-4098253265
- 寸法 : 11 x 1.5 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 129,000位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 115位小学館新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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古谷経衡(ふるやつねひら)
文筆家。1982年北海道札幌市生まれ。立命館大学文学部(史学科―日本史学)卒。社)日本ペンクラブ正会員。特非)江東映像文化振興事業団理事長。
時事問題、政治、ネット右翼、アニメ評論など多岐の評論活動を行う。テレビコメンテーターの他、ラジオMCなどメディア媒体でも出演多数。株)オフィス・トゥ・ワン所属。
主な著書:『意識高い系の研究』(文藝春秋)、『日本を蝕む極論の正体』『左翼も右翼もウソばかり』(新潮社)、『道徳自警団が日本を滅ぼす』(イースト・プレス)、『ネット右翼の終わり』(晶文社)、『女政治家の通信簿』『草食系のための対米自立論』(小学館)、長編小説『愛国奴』(駒草出版)ばど多数。
古谷経衡公式サイトhttp://www.furuyatsunehira.com/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年11月27日に日本でレビュー済み
「猿は木から落ちても猿だが、政治家は選挙から落ちたらただの人」
なんて言葉があるが、2021年の衆議院選挙では小沢一郎や甘利明のような大物政治家が小選挙区で落選、比例復活となったが、辻元清美は比例での復活もできず「ただの人」になってしまった(佐藤ゆかりも)。女性政治家比率も全然増えず。2018年6月の本だが、状況は変わらないというところか。
女性政治家29人を論じた本だが、中山恭子、山尾志桜里、豊田真由子、金子恵美、上西小百合の5名は引退。本が出たときから「レジェンド」の田中眞紀子、土井たか子、扇千景、安倍昭恵の4人は別枠で(市川房枝とか入れると時代が古すぎるから省いた?)、浪人(?)の辻元清美、佐藤ゆかりを除けば現役の政治家は残り18人。
うち10人が参議院で、山谷えり子、福島瑞穂、吉良佳子、片山さつき、三原じゅん子、今井絵理子、丸川珠代、嘉田由紀子、太田房江、蓮舫。
都知事の小池百合子。
残り7人が衆議院議員。稲田朋美、杉田水脈、野田聖子、上川陽子、高市早苗、小渕優子、鈴木貴子。
この顔ぶれからどう感じるか。(今であれば塩村文夏(参院)、西村智奈美(衆院)あたりもリストに加わったか)
まあ著者の政治観・国家観から好き勝手述べてるだけの本だけど、人選に苦しんだのかなあと感じた。通信簿というくらいだから、掲げた政策に対して実現したかどうかのチェックかというと、そういうわけでもなく人物評ってところ。
総論として「国会議員の女性比率が低いのはおかしい、もっと上げないと」というのに賛成できても、各論でこういった女性政治家の層の薄さを見せられると、この先も苦しいのかなあと感じた。
なんて言葉があるが、2021年の衆議院選挙では小沢一郎や甘利明のような大物政治家が小選挙区で落選、比例復活となったが、辻元清美は比例での復活もできず「ただの人」になってしまった(佐藤ゆかりも)。女性政治家比率も全然増えず。2018年6月の本だが、状況は変わらないというところか。
女性政治家29人を論じた本だが、中山恭子、山尾志桜里、豊田真由子、金子恵美、上西小百合の5名は引退。本が出たときから「レジェンド」の田中眞紀子、土井たか子、扇千景、安倍昭恵の4人は別枠で(市川房枝とか入れると時代が古すぎるから省いた?)、浪人(?)の辻元清美、佐藤ゆかりを除けば現役の政治家は残り18人。
うち10人が参議院で、山谷えり子、福島瑞穂、吉良佳子、片山さつき、三原じゅん子、今井絵理子、丸川珠代、嘉田由紀子、太田房江、蓮舫。
都知事の小池百合子。
残り7人が衆議院議員。稲田朋美、杉田水脈、野田聖子、上川陽子、高市早苗、小渕優子、鈴木貴子。
この顔ぶれからどう感じるか。(今であれば塩村文夏(参院)、西村智奈美(衆院)あたりもリストに加わったか)
まあ著者の政治観・国家観から好き勝手述べてるだけの本だけど、人選に苦しんだのかなあと感じた。通信簿というくらいだから、掲げた政策に対して実現したかどうかのチェックかというと、そういうわけでもなく人物評ってところ。
総論として「国会議員の女性比率が低いのはおかしい、もっと上げないと」というのに賛成できても、各論でこういった女性政治家の層の薄さを見せられると、この先も苦しいのかなあと感じた。
2021年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本では、29人の歴代から現役与野党女性国会議員、女性知事の評価を文筆家古谷つねひろ氏が、通信簿つけている。日本では女性政治家の男女比率は、世界156各国の中で120位と女性の比率低く男女格差改善されていない。北欧諸国、ドイツ、ニュージランド、台湾では、女性党首がリ-ダ-シップ発揮し、政治、経済、社会の政策について、国民の信頼熱い。日本では今だ女性内閣総理大臣誕生していない。この本に興味あり購入しました。購入者藤田
2018年7月1日に日本でレビュー済み
野田聖子以外の政治家をことごとくこき下ろしています。一方野田氏については彼女が高齢出産したこと以外は何もプラスの材料が書かれてないのに高評価。おまけに野田氏との対談まで収録されているとあっては、本書が野田ヨイショ本に過ぎないことは火を見るより明らかです。
おまけに全く関係ない(女性関係が派手だから呼んだのか?)舛添要一までしゃしゃり出てくるとあっては、「お前が言うな」の一言に尽きます。
おまけに全く関係ない(女性関係が派手だから呼んだのか?)舛添要一までしゃしゃり出てくるとあっては、「お前が言うな」の一言に尽きます。
2018年6月4日に日本でレビュー済み
政治分野における男女共同参画推進法が成立し、女性政治家の活躍が期待される今、興味深い本を見つけた。
著者の立ち位置として、リベラル系議員に厳しいのは分かっていたけど、それ以上に保守系議員にも厳しいのが面白かった。
とくに安倍首相に近い女性議員の分析が鋭い。著者が「マトリックス史観」とよぶ、ある日突然、目覚めちゃった人間がずいぶんと多いこと。
ぼうごなつこさんの絵がウィットに富んでいて、本書に軽みを増している。
著者の立ち位置として、リベラル系議員に厳しいのは分かっていたけど、それ以上に保守系議員にも厳しいのが面白かった。
とくに安倍首相に近い女性議員の分析が鋭い。著者が「マトリックス史観」とよぶ、ある日突然、目覚めちゃった人間がずいぶんと多いこと。
ぼうごなつこさんの絵がウィットに富んでいて、本書に軽みを増している。
2018年6月7日に日本でレビュー済み
この本のように女性政治家に限った人物評は、珍しいのでは。
彼の厳しい批評に対して、御本人およびその関係者は大いなる異論、反論があるだろう。
が、ワイドショー的報道(○○ガールズ的持ち上げ、もしくはスキャンダル)は別にして、こうした正面からの批評(批判ではなく)は、政治家本人の地力を鍛えることにも繋がると思うのでいいことだと思う。
彼の厳しい批評に対して、御本人およびその関係者は大いなる異論、反論があるだろう。
が、ワイドショー的報道(○○ガールズ的持ち上げ、もしくはスキャンダル)は別にして、こうした正面からの批評(批判ではなく)は、政治家本人の地力を鍛えることにも繋がると思うのでいいことだと思う。
2018年9月17日に日本でレビュー済み
-
各項冒頭のレーダー・チャートには
「保守層支持」なる項目があり
リベラル及び左翼に不利で公平とは云ひ難い上
「「ルックス」などという馬鹿げた」
項目もあるが、その故は
「未だ後進的な我が国の有権者一般に対する一種の皮肉である」由。曰く
小池3.5、稲田2.0、中山2.5、山谷2.0、
杉田1.5、野田4.5、蓮舫5.0、辻元2.0、
山尾4.5、福島3.0、吉良3.5、片山2.0、
高市1.5、豊田1.0、佐藤4.5、三原5.0、
今井5.0、丸川4.5、嘉田1.5、太田2.5、
小渕3.5、田中4.0云々。
國際會議で自らを「グッド・ルッキング」と自讚し
世界中から失笑を賣つた稲田が憤死するやうな結果である。
個人的には○○と○○と○○が過大評価と感じるが
人様の美醜につきごちやごちや云ふ趣味はないので深追ひは控へる。
-
「憲法九条についてはその二項を削除・修正して国防軍を創設」
「対米自立を指向」
「強力な自主防衛」
「核武装も辞さず」
「満州事変以降の日本の大陸侵略は間違った国策だったが、
日米戦争にあって自衛戦争の側面を認め」
云々と云ふ著者ゆゑ
左翼・リベラルに嚴しいのは宜なるかなであるが、右派に対しても
稲田は「無知・無教養」
中山は「マトリックス史観」
杉田は「体系的な主張や世界観が何一つ無い」
「このハゲー」の豊田は「異常」
三原じゅん子と安倍昭江は「スピリチュアル右翼」
丸川は「政治的素養や意識のかけらも存在していない」
「鳩山を「ルーピー」と呼ぶ資格はない」
小渕は「世襲議員の駄目の見本」
鈴木は「宗男の劣化コピー」と假借ない。
-
一方野田については
「少しのことで「もう死ぬ」と諦観してしまう私に、
その万分の一の戦意を分けていただきたい。
そんな戦意があれば、私も、
この絶望と疲弊の連続でそろそろ嫌になってきた世の中で、
もう少し生きる勇気を見つけられるかもしれない」と激賞。
Gackt事件以前に書いたのであらう。
巻末の對談で總裁選出馬を高らかに宣した
野田の不様な撤退については
敢へて何も云ふまい。
-
「公文書は国民共有の財産であって民主主義の根幹」
「決裁後の公文書をあとから都合良く変えてしまうと、
後世の歴史家は歴史研究の第一の手がかりを失い、
資料研究は以後無意味という事になる」
とか
「2012年、産経新聞記者の阿比留瑠比は、
95年阪神大震災の折、
辻元が被災地で反政府ビラをまき、
92年カンボジアで自衛隊員に
「(胸ポケットに)コンドームを持っているでしょう」、
と迫った、などのニュアンスのデマ記事を掲載」
「裁判の結果、阿比留の記事は
無根拠のデマであることが確定し、
東京地裁は阿比留の名誉毀損を認めて
80万円の支払いを命じる判決が確定」
「新聞記者としてデマを公の媒体に掲載して
敗訴が確定している人物が、
今をもって同社にて筆を執っている現象は奇観」
との指摘は至當。
-
一方片山による河本準一の母の生保受給批判は
道徳的見地から妥当であるし
「スピリチュアル右翼」批判の延長線上に
「2018年1月に警視庁高輪署に妻に対する傷害容疑で
逮捕(のち起訴猶予)された保守系論客」三橋貴明の
反モンサント論に触れているのは
モンサントが「日本の亡国」をもたらすことへの
センシティビティの欠如を憂へざるを得ない。
-
「「左翼」とは、人間の理知や理性に無謬が無く」
は明らかな誤謬。
各項冒頭のレーダー・チャートには
「保守層支持」なる項目があり
リベラル及び左翼に不利で公平とは云ひ難い上
「「ルックス」などという馬鹿げた」
項目もあるが、その故は
「未だ後進的な我が国の有権者一般に対する一種の皮肉である」由。曰く
小池3.5、稲田2.0、中山2.5、山谷2.0、
杉田1.5、野田4.5、蓮舫5.0、辻元2.0、
山尾4.5、福島3.0、吉良3.5、片山2.0、
高市1.5、豊田1.0、佐藤4.5、三原5.0、
今井5.0、丸川4.5、嘉田1.5、太田2.5、
小渕3.5、田中4.0云々。
國際會議で自らを「グッド・ルッキング」と自讚し
世界中から失笑を賣つた稲田が憤死するやうな結果である。
個人的には○○と○○と○○が過大評価と感じるが
人様の美醜につきごちやごちや云ふ趣味はないので深追ひは控へる。
-
「憲法九条についてはその二項を削除・修正して国防軍を創設」
「対米自立を指向」
「強力な自主防衛」
「核武装も辞さず」
「満州事変以降の日本の大陸侵略は間違った国策だったが、
日米戦争にあって自衛戦争の側面を認め」
云々と云ふ著者ゆゑ
左翼・リベラルに嚴しいのは宜なるかなであるが、右派に対しても
稲田は「無知・無教養」
中山は「マトリックス史観」
杉田は「体系的な主張や世界観が何一つ無い」
「このハゲー」の豊田は「異常」
三原じゅん子と安倍昭江は「スピリチュアル右翼」
丸川は「政治的素養や意識のかけらも存在していない」
「鳩山を「ルーピー」と呼ぶ資格はない」
小渕は「世襲議員の駄目の見本」
鈴木は「宗男の劣化コピー」と假借ない。
-
一方野田については
「少しのことで「もう死ぬ」と諦観してしまう私に、
その万分の一の戦意を分けていただきたい。
そんな戦意があれば、私も、
この絶望と疲弊の連続でそろそろ嫌になってきた世の中で、
もう少し生きる勇気を見つけられるかもしれない」と激賞。
Gackt事件以前に書いたのであらう。
巻末の對談で總裁選出馬を高らかに宣した
野田の不様な撤退については
敢へて何も云ふまい。
-
「公文書は国民共有の財産であって民主主義の根幹」
「決裁後の公文書をあとから都合良く変えてしまうと、
後世の歴史家は歴史研究の第一の手がかりを失い、
資料研究は以後無意味という事になる」
とか
「2012年、産経新聞記者の阿比留瑠比は、
95年阪神大震災の折、
辻元が被災地で反政府ビラをまき、
92年カンボジアで自衛隊員に
「(胸ポケットに)コンドームを持っているでしょう」、
と迫った、などのニュアンスのデマ記事を掲載」
「裁判の結果、阿比留の記事は
無根拠のデマであることが確定し、
東京地裁は阿比留の名誉毀損を認めて
80万円の支払いを命じる判決が確定」
「新聞記者としてデマを公の媒体に掲載して
敗訴が確定している人物が、
今をもって同社にて筆を執っている現象は奇観」
との指摘は至當。
-
一方片山による河本準一の母の生保受給批判は
道徳的見地から妥当であるし
「スピリチュアル右翼」批判の延長線上に
「2018年1月に警視庁高輪署に妻に対する傷害容疑で
逮捕(のち起訴猶予)された保守系論客」三橋貴明の
反モンサント論に触れているのは
モンサントが「日本の亡国」をもたらすことへの
センシティビティの欠如を憂へざるを得ない。
-
「「左翼」とは、人間の理知や理性に無謬が無く」
は明らかな誤謬。
2018年6月9日に日本でレビュー済み
女性政治家(元議員も含む)28名及び番外編として安倍昭恵総理婦人についての批評である。
内容的には、筆者の個人的な主観が色濃く滲んでいて100パーセント鵜呑みにはできないものの、なかなか核心を突いて鋭い。
政界はまだまだ男性中心社会だから、その中で少数派の女性議員が生き残っていくのは大変だろうなと思うし、「女性だから」という理由だけで下駄を履かせられて分不相応の重職に抜擢される彼女たちの苦労はいかばかりのものかと同情はするが、登用された以上はきちんと政策を勉強して職責を全うして欲しいと有権者としては思うのだが、やたらと権力者に媚を売ったりしてかえって女性の地位を貶めている人もいるので何とかならないのか。
その中でも、上川法務大臣と野田聖子総務大臣の御二人は頑張っているなあと思うし、筆者の評価も高い。やはり見ている人はちゃんと見ているのだ。
真の女性が輝ける社会を実現させるために、女性議員たちの一層の研鑽と努力を切望する。
内容的には、筆者の個人的な主観が色濃く滲んでいて100パーセント鵜呑みにはできないものの、なかなか核心を突いて鋭い。
政界はまだまだ男性中心社会だから、その中で少数派の女性議員が生き残っていくのは大変だろうなと思うし、「女性だから」という理由だけで下駄を履かせられて分不相応の重職に抜擢される彼女たちの苦労はいかばかりのものかと同情はするが、登用された以上はきちんと政策を勉強して職責を全うして欲しいと有権者としては思うのだが、やたらと権力者に媚を売ったりしてかえって女性の地位を貶めている人もいるので何とかならないのか。
その中でも、上川法務大臣と野田聖子総務大臣の御二人は頑張っているなあと思うし、筆者の評価も高い。やはり見ている人はちゃんと見ているのだ。
真の女性が輝ける社会を実現させるために、女性議員たちの一層の研鑽と努力を切望する。