もう何年も弾いていなかったピアノを買い直しました。そのくらい、ただの本ではなく心を震わせる作品でした。天才達なのにどこか身近な、共感できるところもあり、クライマックスまで一気に駆け上がる語り口。ラストは多くを語らず、こうやって終わるのか、とまさに最高のコンチェルトを聴き終わって余韻に浸っている感覚でした。
恩田陸さん、素敵な作品をありがとうございました。
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蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫) 文庫 – 2019/4/10
恩田 陸
(著)
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購入オプションとあわせ買い
2次予選での課題曲「春と修羅」。この現代 曲をどう弾くかが3次予選に進めるか否かの 分かれ道だった。マサルの演奏は素晴らしか った。が、明石は自分の「春と修羅」に自信 を持ち、勝算を感じていた……。12人が残る 3次(リサイタル形式)、6人しか選ばれない 本選(オーケストラとの協奏曲)に勝ち進む のは誰か。そして優勝を手にするのは――。
- 本の長さ508ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2019/4/10
- 寸法10.6 x 2.1 x 15.1 cm
- ISBN-104344428536
- ISBN-13978-4344428539
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商品の説明
著者について
一九六四年宮城県生まれ。九二年『六 番目の小夜子』でデビュー。二〇〇五 年「夜のピクニック」で吉川英治文学 新人賞と本屋大賞、〇六年「ユージニ ア」で日本推理作家協会賞、〇七年 「中庭の出来事」で山本周五郎賞、一 七年「蜜蜂と遠雷」で直木三十五賞と 本屋大賞を受賞。主な作品に『球形の 季節』『三月は深き紅の淵を』『光の帝 国』『ライオンハート』がある。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2019/4/10)
- 発売日 : 2019/4/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 508ページ
- ISBN-10 : 4344428536
- ISBN-13 : 978-4344428539
- 寸法 : 10.6 x 2.1 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 5,625位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。
1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。
ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。著書に、『三月は深き紅の淵を』『光の帝国 常野物語』『ネバーランド』『木曜組曲』『チョコレートコスモス』『きのうの世界』などがある。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月26日に日本でレビュー済み
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とても綺麗な状態で満足です。機会があれば今後もよろしくお願いします。
2023年10月31日に日本でレビュー済み
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長女も音楽をやっているので、娘の仕事のことを勉強できるかなと思って読み始めた。
コンテストの緊張感と、ピアニストたちの個性とドラマが楽しかった。演奏の描写が詩的かつリアルで、読んでいると自分もピアノが弾けるようになったような錯覚に陥る。クラシックやピアノが好きでもないという人でも楽しめるのではないだろうか。
ただ、安易に涙を狙ってくるところは好きではない。そういうのが好きだという人の方が多いと思うけど。
コンテストの緊張感と、ピアニストたちの個性とドラマが楽しかった。演奏の描写が詩的かつリアルで、読んでいると自分もピアノが弾けるようになったような錯覚に陥る。クラシックやピアノが好きでもないという人でも楽しめるのではないだろうか。
ただ、安易に涙を狙ってくるところは好きではない。そういうのが好きだという人の方が多いと思うけど。
2023年9月15日に日本でレビュー済み
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食戟のソーマで料理の美味しさを伝えるために、批評家が妄想世界にトリップする描写がありますよね。元祖は焼きたてジャパンなのかな?
文学少女シリーズでは、遠子先輩が対象の本を食べることで、漱石はお母さんの手料理みたいな味がするわ、というように表現していたり。
この本も同じと言えば同じなんです。
小説から音は聞こえてこないので、音の壮大さや速さや、音数の多さってどう伝えるかと言うと、そんなに方法ってなくて。
恩田さんはストーリーというか、異世界トリップでの説明に貫徹していたけど、小説家らしくて、素敵だなと思いました。
彼の音を聞くと、コンサートホールに居るはずなのにヨーロッパの片田舎の湖のほとりを歩いている情景が目の前に広がる、みたいな、表現。
わたしも、作中にでてきたクラシックを聞いて、自分ならどう説明するだろう?とわくわくしました。
優れたピアニストがなんたるかってよく分からないですけど、作中でみんなが言っていたように、「わたしも彼の作った即興曲を弾きたい」と思ったり、「彼のショパンも聞いてみたい」と思わせたり出来ることが、ピアニストのお仕事なんだなあと。
とても、素朴で面白かったです。
文学少女シリーズでは、遠子先輩が対象の本を食べることで、漱石はお母さんの手料理みたいな味がするわ、というように表現していたり。
この本も同じと言えば同じなんです。
小説から音は聞こえてこないので、音の壮大さや速さや、音数の多さってどう伝えるかと言うと、そんなに方法ってなくて。
恩田さんはストーリーというか、異世界トリップでの説明に貫徹していたけど、小説家らしくて、素敵だなと思いました。
彼の音を聞くと、コンサートホールに居るはずなのにヨーロッパの片田舎の湖のほとりを歩いている情景が目の前に広がる、みたいな、表現。
わたしも、作中にでてきたクラシックを聞いて、自分ならどう説明するだろう?とわくわくしました。
優れたピアニストがなんたるかってよく分からないですけど、作中でみんなが言っていたように、「わたしも彼の作った即興曲を弾きたい」と思ったり、「彼のショパンも聞いてみたい」と思わせたり出来ることが、ピアニストのお仕事なんだなあと。
とても、素朴で面白かったです。
2023年7月23日に日本でレビュー済み
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ずっと読んでいたい小説。巻末の思い出話(?)も含めて良かったです。
2023年3月28日に日本でレビュー済み
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といった話かと思いきや、塵を触媒として周囲の才が開花してゆくお話。ピアニストだけでなく関係者や観客も巻き込んでゆく。ホフマンの仕掛けた爆弾の威力は凄い。残念ながら応援していた明石は3次へ進めず。しかし特別賞を得る。凡人の気持ちも理解出来、天才達からも観客からも賞賛される。ある意味明石こそが話の中心で、1番僥倖を得たのかもしれないと感じた。知らない曲はYou Tube等で聴きながら読み進めた。アフリカ幻想曲ははじめて聴いたが良かった。
2023年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
聞いたことのない音楽が自然と頭に浮かんでくるような、表現力と再現性。
読む前と読んだ後では、演奏家や音楽から感じ取れるものの量が格段に違うように感じられます。
読む前と読んだ後では、演奏家や音楽から感じ取れるものの量が格段に違うように感じられます。