産業のコメはあらゆるところにあって、そのコメは小さな原料のように見えることもあれば、知識や政策などそのままでは見えないものもあるということ。
何かをなすには、あらゆることをよく見極めて臨むべきだ、というのは至極当然ですが、90年までは、「何かに集中してやり切れば成果が出る」と思えた時代だったのに比べ、現代はそこに「不確定性」が加わる。
そんな時代に生きるには、あらゆるものを要素としたシステムとして捉え、それを扱う、ほんと数学的な能力が大切なんだろう、なんて思いました。
その数学を読み解くには、コミュニケーションと対面が重要というのも、とても面白いです。
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世界経済大いなる収斂: ITがもたらす新次元のグローバリゼーション 単行本 – 2018/2/1
リチャード ボールドウィン
(著),
遠藤 真美
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
〇情報通信技術は世界の姿を一変させ、さらにグローバル化は進む。保護主義は時代錯誤だ。貿易ではなく、知識のフローの変化こそが重要なのだ。いまこそグローバル化の真実に目覚める時だ――。本格派国際経済学者が放つ話題の書。
〇人類史上のグローバル化の歴史を整理し、産業革命以前を「グローバル化前史」、産業革命以降、1990年以前を「オールド・グローバリゼーション」、90年代以降を「ニュー・グローバリゼーション」と名づける。産業革命以降のグローバル化により、先進国と新興国という「大いなる分岐」が進んだ。しかし、90年代以降のコミュニケーション技術の進歩により、モノ、アイデアの移動の制約が著しくなくなり、グローバル・バリューチェーン革命により、グローバル化の質が大きく変化、世界の富の分布が変わり、G7諸国と一握りの新興国との経済は収斂しつつあると論じる。そして、さらなる情報テクノロジーの進歩により、ヒトの移動さえ制約が解消されるグローバル化の未来を大胆に展望します。
〇最新の国際経済学の研究をもとに、収斂が進むグローバル化のリアルな姿を、豊富なデータ、日本をはじめとする各国の経験をもとに説得力豊かに描き出します。また、従来の比較優位理論や貿易政策・産業政策はもはや有効ではない、と説きます。世界の現実を理解するうえで欠かせない必読書です。
〇人類史上のグローバル化の歴史を整理し、産業革命以前を「グローバル化前史」、産業革命以降、1990年以前を「オールド・グローバリゼーション」、90年代以降を「ニュー・グローバリゼーション」と名づける。産業革命以降のグローバル化により、先進国と新興国という「大いなる分岐」が進んだ。しかし、90年代以降のコミュニケーション技術の進歩により、モノ、アイデアの移動の制約が著しくなくなり、グローバル・バリューチェーン革命により、グローバル化の質が大きく変化、世界の富の分布が変わり、G7諸国と一握りの新興国との経済は収斂しつつあると論じる。そして、さらなる情報テクノロジーの進歩により、ヒトの移動さえ制約が解消されるグローバル化の未来を大胆に展望します。
〇最新の国際経済学の研究をもとに、収斂が進むグローバル化のリアルな姿を、豊富なデータ、日本をはじめとする各国の経験をもとに説得力豊かに描き出します。また、従来の比較優位理論や貿易政策・産業政策はもはや有効ではない、と説きます。世界の現実を理解するうえで欠かせない必読書です。
- 本の長さ397ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2018/2/1
- 寸法14 x 3.2 x 19.5 cm
- ISBN-104532357632
- ISBN-13978-4532357634
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商品の説明
著者について
リチャード・ボールドウィン
ジュネーブ高等国際問題・開発研究所教授、経済政策研究センター(CEPR)ディレクター(ロンドン)
米マサチューセッツ工科大学(MIT)Ph.D. MITでポール・クルーグマンの指導を受け、数多くの論文を共同執筆。ブッシュ(父)政権で大統領経済諮問委員会シニア・エコノミストとしてウルグアイ・ラウンド、日米間の貿易交渉を担当。国際貿易、グローバリゼーション、リージョナリズム、欧州統合などについて研究。
遠藤 真美
翻訳家
主な訳書に、マーヴィン・キング『錬金術の終わり』、リチャード・セイラー『行動経済学の逆襲』、マーティン・ウルフ『シフト&ショック』、フェリックス・マーティン『21世紀の貨幣論』、ジャスティン・フォックス『合理的市場という神話』などがある。
ジュネーブ高等国際問題・開発研究所教授、経済政策研究センター(CEPR)ディレクター(ロンドン)
米マサチューセッツ工科大学(MIT)Ph.D. MITでポール・クルーグマンの指導を受け、数多くの論文を共同執筆。ブッシュ(父)政権で大統領経済諮問委員会シニア・エコノミストとしてウルグアイ・ラウンド、日米間の貿易交渉を担当。国際貿易、グローバリゼーション、リージョナリズム、欧州統合などについて研究。
遠藤 真美
翻訳家
主な訳書に、マーヴィン・キング『錬金術の終わり』、リチャード・セイラー『行動経済学の逆襲』、マーティン・ウルフ『シフト&ショック』、フェリックス・マーティン『21世紀の貨幣論』、ジャスティン・フォックス『合理的市場という神話』などがある。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2018/2/1)
- 発売日 : 2018/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 397ページ
- ISBN-10 : 4532357632
- ISBN-13 : 978-4532357634
- 寸法 : 14 x 3.2 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 188,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,329位経済学・経済事情
- カスタマーレビュー:
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2018年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
モノの移動コストと情報の移動コストが世界のものづくり拠点、知の集積をどう変えてきたかというのがテーマ。
産業革命によりモノの移動コストが下がり、ものづくりは知の集積と同じ拠点に集約された。それが情報の移動コストの急速な低下により知の集積点とものづくり拠点が必ずしも同じ場所である必要がなくなった。それによるものづくり拠点の分散が起きたのがこの20年。
未だ残るのは人間の移動コスト。対面コミュニケーションの重要性が残るからシリコンバレーをはじめイノベーションや知の集積が起きる。ではVRやARで人間のコミュニケーションが距離を変えることができたらどうなるか??それを考えるとはとても面白い。
産業革命によりモノの移動コストが下がり、ものづくりは知の集積と同じ拠点に集約された。それが情報の移動コストの急速な低下により知の集積点とものづくり拠点が必ずしも同じ場所である必要がなくなった。それによるものづくり拠点の分散が起きたのがこの20年。
未だ残るのは人間の移動コスト。対面コミュニケーションの重要性が残るからシリコンバレーをはじめイノベーションや知の集積が起きる。ではVRやARで人間のコミュニケーションが距離を変えることができたらどうなるか??それを考えるとはとても面白い。
2018年9月5日に日本でレビュー済み
Amazin.comほか海外書評を参考に頂きたいが、
Industry4.0以降の世界、もしくはクラウドサービス事業者が実現しうる世界には、
十分に立ち入れていない印象。
2000年代初頭までのITによる、製造業、世界貿易の変化を理解するには、好著書
Industry4.0以降の世界、もしくはクラウドサービス事業者が実現しうる世界には、
十分に立ち入れていない印象。
2000年代初頭までのITによる、製造業、世界貿易の変化を理解するには、好著書
2019年8月3日に日本でレビュー済み
本書では、1990年前後から始まったICT革命とグローバル生産ネットワーク形成の因果関係を読み解いている。
著者は、グローバリゼーションを、①モノ、②アイディア、③ヒトの移動のコストを段階的に解いていくこと(アンバンドリング)と定義。産業革命を契機とする第1のアンバンドリングでは、鉄道・船舶・自動車・航空機等の輸送技術の向上により、モノの移動のコストが低下し、生産地と消費地の距離が劇的に縮小、市場が近隣地域から世界的規模に拡大した。
その後、1990年代のICT革命で、アイディア(技術、ノウハウ、コミュニケーション)の移動コストが急激に低下したことによって、高技術と低賃金の結合が可能になり、先進国(北)から途上国(南)に製造業の移転(正確に言えば、生産工程の移転)が進んだ。結果、今日のようなグローバルな生産ネットワークが形成された(第二のアンバンドリング)。ただし、ICT革命によるニューグローバリゼーションから大きな果実を得た途上国は中国、インド、インドネシア、メキシコといった特定の地域・国に限られた。またニューグローバリゼーションの下では、競争の前線は、国vs国ではなく、複数の国にまたがる生産ネットワークの間に現れることになった。
なお、本書では、ヒトの移動のコストに関しては、まだ十分に低下していないが、来たるべき第三のアンバンドリングの時代には、「テレプレゼンス」や「テレロボティクス」といった技術の進化を通じて、人間が物理的な距離を克服し、肉体的にはそこに存在しない場所で頭脳労働や肉体労働を提供できるようになるだろうと予測している。
現代のグローバル経済システムの構造と形成のダイナミズムを描いたスケールの大きな研究書である。デジタル技術の進化が産業のグローバリゼーションにどのように影響を与えたかという点についてよく理解することができた。
著者は、グローバリゼーションを、①モノ、②アイディア、③ヒトの移動のコストを段階的に解いていくこと(アンバンドリング)と定義。産業革命を契機とする第1のアンバンドリングでは、鉄道・船舶・自動車・航空機等の輸送技術の向上により、モノの移動のコストが低下し、生産地と消費地の距離が劇的に縮小、市場が近隣地域から世界的規模に拡大した。
その後、1990年代のICT革命で、アイディア(技術、ノウハウ、コミュニケーション)の移動コストが急激に低下したことによって、高技術と低賃金の結合が可能になり、先進国(北)から途上国(南)に製造業の移転(正確に言えば、生産工程の移転)が進んだ。結果、今日のようなグローバルな生産ネットワークが形成された(第二のアンバンドリング)。ただし、ICT革命によるニューグローバリゼーションから大きな果実を得た途上国は中国、インド、インドネシア、メキシコといった特定の地域・国に限られた。またニューグローバリゼーションの下では、競争の前線は、国vs国ではなく、複数の国にまたがる生産ネットワークの間に現れることになった。
なお、本書では、ヒトの移動のコストに関しては、まだ十分に低下していないが、来たるべき第三のアンバンドリングの時代には、「テレプレゼンス」や「テレロボティクス」といった技術の進化を通じて、人間が物理的な距離を克服し、肉体的にはそこに存在しない場所で頭脳労働や肉体労働を提供できるようになるだろうと予測している。
現代のグローバル経済システムの構造と形成のダイナミズムを描いたスケールの大きな研究書である。デジタル技術の進化が産業のグローバリゼーションにどのように影響を与えたかという点についてよく理解することができた。
2019年4月7日に日本でレビュー済み
著者はクルーグマンと多くの共著論文を書いている国際経済学の第一人者。本書の帯にはフィナンシャルタイムズとエコノミストのベストブックであるという文字が躍っているが,ほかにもラリー・サマーズがケインズの「平和の経済的帰結」などと並んで「グローバル化に関する最も優れた5冊」として挙げている。本書の主張はモノ,アイデア,人間の移動という三段階制約を基にし,モノの輸送費用が下がったことによるグローバル化(産業革命後)とそれに加えてアイデアの輸送コスト(通信費用)が下がったことによる最近のグローバル化は本質的に異なり,産業革命後のグローバル化が産業の集積(大分岐)を招いたのに対し,最近のグローバル化は大収斂を引き起こしたというもの。その分析枠組みは説得的であるし,その根拠としてのデータや概念図も豊富に示されている。様々な企業のケーススタディだけでなく,少し前までの二国間投資協定活発化の動きの下りなんかを見ても,著者のアイデアの背景に理論だけでなく豊富な実務知識がうかがえるあたりも良い。グローバル化について考えるなら必読書のひとつだろう。
とはいえ,不満点がないわけでもない。本書の8,9章はそれぞれ先進国と途上国の望ましい政策について議論されているが,著者本人も認めている通りそこに答えはないし,議論の内容も表面的なような印象を受ける。政策は各国それぞれの事情に応じたものであるべきだし,本書は考えるための枠組みを与えるものであるということもできるが,肩透かし感は否めない(最近のグローバル化は国内の低技能労働者に厳しいものであるので,それに対処する社会政策が必要だというだけだったり)。特に,途上国にとってグローバルバリューチェーンにいかに食い込むかが重要となるという主張は,結局のところ先進国に近いという立地の重要性を際立たせており,そうした立場にない途上国にとっては何の助けにもならない。
とはいえ,本書は国際経済学に関する名著のひとつであることに変わりはないのでみんなもっと読むべき。
とはいえ,不満点がないわけでもない。本書の8,9章はそれぞれ先進国と途上国の望ましい政策について議論されているが,著者本人も認めている通りそこに答えはないし,議論の内容も表面的なような印象を受ける。政策は各国それぞれの事情に応じたものであるべきだし,本書は考えるための枠組みを与えるものであるということもできるが,肩透かし感は否めない(最近のグローバル化は国内の低技能労働者に厳しいものであるので,それに対処する社会政策が必要だというだけだったり)。特に,途上国にとってグローバルバリューチェーンにいかに食い込むかが重要となるという主張は,結局のところ先進国に近いという立地の重要性を際立たせており,そうした立場にない途上国にとっては何の助けにもならない。
とはいえ,本書は国際経済学に関する名著のひとつであることに変わりはないのでみんなもっと読むべき。