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発送元: Amazon 販売者: 月夜野ストア
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誰も知らない金融危機 LIBOR消滅 単行本(ソフトカバー) – 2019/3/20
太田 康夫
(著)
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購入オプションとあわせ買い
長年国際金融ビジネスの指標として用いられてきたLIBOR(ロンドン銀行間金利)が不正操作スキャンダルで信用失墜。2021年に消滅することになりました。
LIBOR廃止は、日本にとって他人事では済まされません。日本の金融機関、投資家、一般企業も巻き込む大変な事態なのです。外貨建て債券を買った人はその金利がLIBORに連動しているものが大部分です。中小企業で米国などに進出する際、建設費用をドル建てで借りていれば利払いはLIBORという契約が少なくありません。そうした取引の契約内容の柱である金利指標を変更しなければならないのです。ただし新しい指標の金利が投資家に有利とは限りません。契約の見直しにおいて大混乱が想定されます。
現に2014年にパウエルFRB理事(現、議長)は「LIBORが無くなれば、150兆ドルに上る契約が見直され、長期にわたり、高い費用がかかり、不透明な交渉が必要になる。しかもLIBORが無くなった時の頑強なバックアップはない」とし「恐ろしい混乱だ」と表現しています。この混乱は不可避であることをいち早く覚った国際金融に関わる金融機関は、戦々恐々として始めています。テクニカル・デフォルト、集団訴訟のリスクが高まっているためです。
本書は、国際金融市場の指標であるLIBORの誕生、発展、不祥事による危機、見直し、廃止までの波乱万丈の軌跡を明らかにするもの。LIBORは世界で350兆ドルの取引に使われていますが、Xデーは刻一刻と近づいているのにもかかわらず、その影響の割には対応は進んでいません。日本の金融機関の多くは、本書によって初めて影響の大きさを知り、対応への奔走が始まることが想定されます。
LIBOR廃止は、日本にとって他人事では済まされません。日本の金融機関、投資家、一般企業も巻き込む大変な事態なのです。外貨建て債券を買った人はその金利がLIBORに連動しているものが大部分です。中小企業で米国などに進出する際、建設費用をドル建てで借りていれば利払いはLIBORという契約が少なくありません。そうした取引の契約内容の柱である金利指標を変更しなければならないのです。ただし新しい指標の金利が投資家に有利とは限りません。契約の見直しにおいて大混乱が想定されます。
現に2014年にパウエルFRB理事(現、議長)は「LIBORが無くなれば、150兆ドルに上る契約が見直され、長期にわたり、高い費用がかかり、不透明な交渉が必要になる。しかもLIBORが無くなった時の頑強なバックアップはない」とし「恐ろしい混乱だ」と表現しています。この混乱は不可避であることをいち早く覚った国際金融に関わる金融機関は、戦々恐々として始めています。テクニカル・デフォルト、集団訴訟のリスクが高まっているためです。
本書は、国際金融市場の指標であるLIBORの誕生、発展、不祥事による危機、見直し、廃止までの波乱万丈の軌跡を明らかにするもの。LIBORは世界で350兆ドルの取引に使われていますが、Xデーは刻一刻と近づいているのにもかかわらず、その影響の割には対応は進んでいません。日本の金融機関の多くは、本書によって初めて影響の大きさを知り、対応への奔走が始まることが想定されます。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社日本経済新聞出版
- 発売日2019/3/20
- 寸法12.8 x 2.1 x 18.8 cm
- ISBN-104532358140
- ISBN-13978-4532358143
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商品の説明
著者について
太田 康夫
日本経済新聞社編集委員
1982年東京大学卒業。同年日本経済新聞社入社。外報部、前橋支局、金融部を経て、90年チューリヒ(スイス)支局駐在、94年東京本社経済部、96年同次長、2003年編集委員を兼務、
日本経済新聞社編集委員
1982年東京大学卒業。同年日本経済新聞社入社。外報部、前橋支局、金融部を経て、90年チューリヒ(スイス)支局駐在、94年東京本社経済部、96年同次長、2003年編集委員を兼務、
登録情報
- 出版社 : 日本経済新聞出版 (2019/3/20)
- 発売日 : 2019/3/20
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 248ページ
- ISBN-10 : 4532358140
- ISBN-13 : 978-4532358143
- 寸法 : 12.8 x 2.1 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 337,389位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 22位ヨーロッパの経済事情
- - 229位証券・金融市場
- - 937位金融・ファイナンス (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年1月26日に日本でレビュー済み
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私は金融機関でLIBOR廃止対応に関わっている者ですが、この本を読んで必要な基礎知識はほぼ身につきました。大変なのはこれからですが、無事に乗り切れるように頑張ります。
2019年4月28日に日本でレビュー済み
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LIBOR,TIBORの実務に長く関わったものとして、LIBORのない国際金融市場の姿は想像しにくい。金融の世界はMy word is my bond の精神がなければ成り立ちえない。その秩序を壊した者たちの罪は大変重い。
2022年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2K問題と同じとかニュースになってましたが、盛り上がることもなく人知れず移行が終わってました。警告したから問題が起こらなかったのか、警告しなくとも問題にはならなかったのか、検証はジャーナリストの出番ですね。危機を安易に使ってはいけないが本を売るためにはやめられませんね。
2022年11月5日に日本でレビュー済み
金利マーケットに長く関わっていたものです。
まず第一に、スワップ市場ではLibor/oisという形で従前よりLIBOR後継指標に対するプライシングは行われており、5年間中央値アプローチとなりそうな時点で既にマーケットはその数値を織り込みにいっているため、突如評価が変わってしまうということはリニア商品に関していえばなかったといえます。そこを対応が進んでいないと看破するのは早計であり、納得のいくものではありませんでした。
不正操作に関しても、一部の人間により行われたことで、大半の人間はマーケットと真摯に向き合っていました。一般の方に対しミスリーディングなのではないか?との思いです
まず第一に、スワップ市場ではLibor/oisという形で従前よりLIBOR後継指標に対するプライシングは行われており、5年間中央値アプローチとなりそうな時点で既にマーケットはその数値を織り込みにいっているため、突如評価が変わってしまうということはリニア商品に関していえばなかったといえます。そこを対応が進んでいないと看破するのは早計であり、納得のいくものではありませんでした。
不正操作に関しても、一部の人間により行われたことで、大半の人間はマーケットと真摯に向き合っていました。一般の方に対しミスリーディングなのではないか?との思いです
2019年10月14日に日本でレビュー済み
LIBORの歴史や不正操作の経緯など、門外漢には「詳細すぎる」ようにも感じるが、制度そのものに不正が入り込む余地があったのだから避けて通れないということか。読者の感想は「リーマンショックのような危機がくるわけではなさそうだが、既存のデリバティブ等に係る契約変更手続で紛争が生じ、金融への信頼が(更に)薄れることが問題」。
LIBOR不正操作スキャンダルの発覚は2012年のこと。その後、不正防止に向けた改革は進められてきたものの、2017年7月、英国当局FCA長官がLIBORの永続性に深刻な懸念を表明したことで、2021年末以降にLIBORの公表が停止される可能性が顕在化した(まだ消滅は確定していないと思うが、皆、消滅に備えて準備している)。
本書の発刊は2019年3月で、その後の日銀「日本円金利指標に関する検討委員会」の市中協議アンケートの期限を見ても2019年9月末。まだ検討の最中だったとは。
LIBORを利用しているといっても、通常の貸出契約ならば、既に契約当時のLIBORで条件は先決めされている。他方、将来のLIBORを組み込んだデリバティブでは契約変更で紛争が生じそうである。かつて、某私大がデリバティブ解約で大損を計上したことがあった。「満期まで保有していれば評価損は計上しなくて良い」とか言って、塩漬けになっているLIBORリンクのデリバティブが今でもあちこちに残っているのではないか。LIBOR公表停止に先立ち、それらについて、契約変更(フォールバックや移行)していくとなると、紛争が起きそうな気はする。当局と金融機関が何らかの報告をとりまとめても、既存契約の変更を行うには、当事者間の合意が必要だ。評議員会(や地方議会、株主総会)はパスできるのかなどモヤモヤしたので、上記の感想となった。
国際金融において、LIBORに代わり、通貨ごとにバラバラの代替指標が使用されることになりそうで、金融の効率性低下が懸念される。ただ、そんな中長期のマクロな話より、短期的なミクロの現場の方が心配。LIBORリンクのデリバティブをセールスした側、購入した側、双方とも大変だろう。
LIBOR不正操作スキャンダルの発覚は2012年のこと。その後、不正防止に向けた改革は進められてきたものの、2017年7月、英国当局FCA長官がLIBORの永続性に深刻な懸念を表明したことで、2021年末以降にLIBORの公表が停止される可能性が顕在化した(まだ消滅は確定していないと思うが、皆、消滅に備えて準備している)。
本書の発刊は2019年3月で、その後の日銀「日本円金利指標に関する検討委員会」の市中協議アンケートの期限を見ても2019年9月末。まだ検討の最中だったとは。
LIBORを利用しているといっても、通常の貸出契約ならば、既に契約当時のLIBORで条件は先決めされている。他方、将来のLIBORを組み込んだデリバティブでは契約変更で紛争が生じそうである。かつて、某私大がデリバティブ解約で大損を計上したことがあった。「満期まで保有していれば評価損は計上しなくて良い」とか言って、塩漬けになっているLIBORリンクのデリバティブが今でもあちこちに残っているのではないか。LIBOR公表停止に先立ち、それらについて、契約変更(フォールバックや移行)していくとなると、紛争が起きそうな気はする。当局と金融機関が何らかの報告をとりまとめても、既存契約の変更を行うには、当事者間の合意が必要だ。評議員会(や地方議会、株主総会)はパスできるのかなどモヤモヤしたので、上記の感想となった。
国際金融において、LIBORに代わり、通貨ごとにバラバラの代替指標が使用されることになりそうで、金融の効率性低下が懸念される。ただ、そんな中長期のマクロな話より、短期的なミクロの現場の方が心配。LIBORリンクのデリバティブをセールスした側、購入した側、双方とも大変だろう。
2020年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
金融機関を始め、LIBORに関する取引・商品に関連する大勢の関係者に警告を発する著作である。著者の識見が如何なく発揮されている良書である。これがベストセラーにならないはずがない?
新聞社編集委員の方の著作であるので、今回のLIBOR廃止の政治的意図まで辿っている。学術図書としても十分評価できる。
新聞社編集委員の方の著作であるので、今回のLIBOR廃止の政治的意図まで辿っている。学術図書としても十分評価できる。
2021年1月7日に日本でレビュー済み
全体の流れを理解できる良著。
金融機関のワルい奴がワルい集団を組織し、市場原理で決まるはずの指標金利LIBORをコントロールして儲けてバレて捕まった。
本書はこのLIBOR事件を基点に、ゴールドやLIBOR以外の指標金利に対する不正コントロール疑惑の歴史にも触れつつ、指標を決める仕組みの不完全性を指摘している。
また、指標金利の歴史を、世界大戦や米ソ冷戦を背景とした国際金融市場ロンドンのポジションと絡めて説明している。
更には、日本市場の金融監督や法制度が、国際金融市場として育たない要因であることにも言及している。
UBS東京にいた主犯や周辺人物はとんでもない輩だったのだと、身近に感じる読者もいることだろう。
金融機関のワルい奴がワルい集団を組織し、市場原理で決まるはずの指標金利LIBORをコントロールして儲けてバレて捕まった。
本書はこのLIBOR事件を基点に、ゴールドやLIBOR以外の指標金利に対する不正コントロール疑惑の歴史にも触れつつ、指標を決める仕組みの不完全性を指摘している。
また、指標金利の歴史を、世界大戦や米ソ冷戦を背景とした国際金融市場ロンドンのポジションと絡めて説明している。
更には、日本市場の金融監督や法制度が、国際金融市場として育たない要因であることにも言及している。
UBS東京にいた主犯や周辺人物はとんでもない輩だったのだと、身近に感じる読者もいることだろう。