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ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている 単行本 – 2018/7/2
地域で自ら仕事をつくる「ローカルベンチャー」。
発祥の地は、人口わずか約1500人の岡山県・西粟倉村だ。
この村で2009年に『西粟倉・森の学校』を起業し、現在は「ローカルベンチャー」をサポートする事業などを行う『エーゼロ』も経営する著者。
二社の売り上げは、合計5億8千万円(2017年)となっている。
本書では、これまでの軌跡とその哲学、地域経済への思いなどを紹介。
地域で起業した「ローカルベンチャー」たちや、地域で熱く活動する自治体職員の物語も収録している。
移住者や自治体職員など、日本の地域に住むすべての人へ贈る“地域経済の指南書"として、地域にはビジネスの可能性があふれていることをおおいに実感できる一冊だ。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社木楽舎
- 発売日2018/7/2
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104863241240
- ISBN-13978-4863241244
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出版社より
目次
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プロローグ「ローカルベンチャー」って何? / 私と西粟倉村の出会い / 西粟倉村でベンチャーが続々と誕生 / 若き日の森での原体験 |
第1章 森から始まる経済循環西粟倉の「百年の森林構想」 / 森や木から価値を生み出す『西粟倉・森の学校』 / 「A0(エーゼロ)層」と『エーゼロ』 / 自然が大好きな仲間と「自然資本」を生かす / 川猟師のおじいさんの言葉 / 海のない村で「森のうなぎ」を育てる! / 廃校の体育館発! うなぎから生まれる「循環」 / 夏はうなぎ、冬は獣肉を加工する / 人とニホンウナギの持続可能な関係づくりを目指す / うなぎに始まる循環の未来とは |
第2章 ローカルベンチャーを育てる西粟倉村と厚真町での「ローカルベンチャースクール」 / 5ヶ月かけて学ぶ・模索するものとは / ローカルベンチャーを愛で支える人たち / その人自身の幸せとみんなのチャレンジのために / 歩みたい道を模索できる「ローカルライフラボ」 / 村内で学ぶ「ローカルモーカル研究会」 |
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第3章 注目のローカルベンチャー、ローカルベンチャーマインド社員いちごに魅せられ、専門店をオープン! ~『ミュウ』~ / 二拠点目として西粟倉村に製造アトリエを構える / 夢は、日本を「ブランドいちご王国」にすること / 「儲けたい」から「地域を支えたい」へ ~『堀田農場』~ / 農業に加えて新会社設立。夢はパン屋の開業 / 西粟倉村で初のローカルベンチャー誕生 ~『木の里工房 木薫』~ / お金では買えないストーリーがあるのが地域の良さ / 地域の障がい者の拠り所を ~『NPO法人じゅ~く』~ / 次は「生活できる場」をつくりたい / まっさらな製材所に入社した29歳と52歳 ~『西粟倉・森の学校』の社員~ / 根気強く、新製品の開発をする / 倒産の危機でも、揺らがなかった2人 / 仕事を喜びに。会社をトップランナーに |
第4章 『エーゼロ』が目指す、多様性と密度の地域経済ふるさと納税を通じてまちのファンを増やす / 製材から、設計、施工、物件管理・入居者募集まで / 地域に人を呼ぶための装置 / 地域経済を醸す土壌でありたい / 新しいモデルをつくりやすいスケールがある / 自主性と多様性あふれるチームビルディング / 共に働く仲間たちへ |
第5章 やはり自治体職員からローカルは変わる自治体による創発型地域経営 / 結果的に「行き当たりばっちり」 / 西粟倉村が取り組む“起業家型公務員” / 西粟倉村だからできる、のではない / 「地域貢献シンドローム」から離れよう / 地域はローカルベンチャーをどう応援する? / エネルギーの自給率100%の村を目指す! / SDGsと自治体の未来 / 自治体ICOを村の新たな財源に / 2017年、村の人口が増えた |
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第6章 私のローカルベンチャー論【実務編】起業の資金をどうするか? / 優秀なスタッフ・仲間の増やし方は? / 設計しすぎない。軌道修正は「する」。 / いつも胸ポケットに「ロマンとそろばん」を。 / 「地域で回せるものは?」と思考&計算グセを。 【マインド編】あなたも気づいていない「思い込み」を外そう。 / 敬意なき変革はうまくいかない。 / 移住者は「地域のために」生きてはいけない。 / 純度の高い「ワクワクファースト」でいけ。 【未来への仮説編】複雑さと多様性を味方にできるか。 / ローカルベンチャーの組み合わせで新しい価値が生まれる。 / 人の多様性が生かされる幸福な地域社会へ。 |
エピローグ誰かが始める。だから始まる |
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商品の説明
著者について
京都府出身。京都大学大学院(森林生態学研究室)修了後、民間シンクタンクを経て、2005 年『アミタ持続可能経済研究所』設立に参画し、所長に就任。FSC 認証制度を活用した林業経営改善をはじめ、農山漁村での新規事業を多数プロデュース。2009 年、『株式会社西粟倉・森の学校』設立。木材・加工流通事業を立ち上げる。2015 年、『エーゼロ株式会社』を設立し、農林水産業の総合的な6 次産業化に向けて研究開発を開始。
登録情報
- 出版社 : 木楽舎 (2018/7/2)
- 発売日 : 2018/7/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4863241240
- ISBN-13 : 978-4863241244
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 111,622位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20位日本の地域経済
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著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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私自身、看護師で、法人の代表もしている中で、今回のきっかけを頂きました。
地域で活動するにあたり、色んなヒントが書かれてあり、とても参考になりました。
ありがとうございます。
そんな読後感を持てる。
私自身も地方でローカルベンチャーを立ち上げてまさに漕ぎ出そうとしているひとりだ。
読みながら不思議な感覚に何度も出会う。
みんな考えていることは一緒なんだ、と。
特別ではないのに特別。
ありふれているのに有難い。
物書きだから書いたわけではない。
読み物として書いたわけでもない。
地方醸成の糧として岡山から全国に向けて酵素を贈り出してくれたのだ。
この本をまとめていただいたことに感謝する。
ありがとうございます。
短期間でそこまで動けたのはリーダーシップと地域性と視点なのかなあ
なかなか似たような動きは思い付かないが
『可能性』という意味では、どの地域でも持ちうるものと思う
地方創生のテーマは近年で重要視されています。
前職では残念ながらペーパーカンパニー化してしまっている印象があり、
その頃からこちらの会社は知っていました。
非常にこの社長自身の暑さや立ち回りをしているんだな~って
想像して、いい会社だなと思います。
こんな会社の社員なり、経営に関わってみたいなと思います。
この会社を知って2年が経った今、圧倒的な差が出来てしまったように感じます。
本自体は、手にとってもこの会社を知っていないと買うかな~??って思いました。
重要な点としては、今後の会社のあり方について非常に参考になる箇所が多々あります。
それを意識して拾い読みしていくといいと思います。
生態学的な思考で相互関係の総体として地域を捉える視点が不確実な時代にイノベーションを起こす。
以下、読書メモ
シンクタンクではなくドゥータンク
一番難しいところに着手することで全体を見渡す
関係人口と定住人口のつなぎ目
ふるさと納税制度の発展的活用
よろず相談と6次産業化のための専門家集団
自治体による創発型地域経営