我々凡人は「生きざま」と「お金の使い方」をなかなかフィットさせて扱うことができない。
だが、この男はそれを1億ドル規模で行いそれが傍目からすると「逆張り」に見えるからより一層ミステリアスにも見える。
そういう意味ではこの半分顔を隠したような写真の装丁はとても魅力的です。
「独占主義。他人と競争するのは愚の骨頂。競争に巻き込まれた時点で彼にとっては負けなのだ」
「人間の行動は模倣に基づいている。模様は競争を生む。競争はさらなる模倣を生む」
「他人資本のCEOは15万ドル以上の報酬を受け取るべきじゃない。年収が30万ドルを超えると保身に走りだす」
「ペイパルを創業し数億ドルの利益をたたき出してもワンルームマンションから引っ越さなかった」
「毎日を永遠に生きるかのように生きよ。君の周りにいる人間を長く付き合うつもりで扱うべきなんです。君が毎日一つ一つの決断の結果は時間とともに大きくなるのです」
「スタートアップの核は同じ嗜好と関心を持つ人間で構成されなければいけない。今後長い付き合いになるとはお思えない人間と時間を過ごすのは馬鹿げている」
「高額な商品を売る場合営業部門がないほうが上手くいきます。開発者自身が顧客と会い説明する。」
「成長率が割引率より高いことが重要だ」
「中国からの輸入が増えるたびにアメリカの賃金は低くなっている。トランプが貿易の公正さを調べるのは根拠がある」
異次元の男。ピーター・ティール。
あまりにも異次元すぎてそれが可能になる力を持った時、自分ならどうふるまうだろうかという事を考えたくなる一冊です。
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ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望 単行本(ソフトカバー) – 2018/4/25
トーマス・ラッポルト
(著),
赤坂 桃子
(翻訳)
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フェイスブックを最初期から支える超大物投資家。
テスラ、ユーチューブ、リンクトインなどの名だたる起業家を輩出したペイパルの伝説的共同創業者。
ドナルド・トランプを意のままに操り、「影の米大統領」(ポリティコ誌)とささやかれるテクノロジー政策顧問。
スタンフォード大学を震撼させた自由至上主義哲学者。
そして、シリコンバレーの頂点を極めながら、誰よりもシリコンバレーに絶望している男――。
ジョブズ、ザッカーバーグを超える無敵の男、その全戦略と破壊的思考にせまる初の本!
・なぜ彼は革命的決済サービス「ペイパル」を成功させることができたのか?
・なぜ「ユーチューブ」「テスラ」「リンクトイン」などの名だたる創業者を輩出できたのか?
・なぜ「フェイスブック」の可能性をいち早く見抜けたのか?
・CIAやFBIを顧客にもつ謎のデータ企業「パランティア」を創業した理由とは?
・トランプを支持し、テクノロジー政策顧問を引き受けた真の狙いとは?
・なぜ世界に「自由」と「テクノロジー」が必要なのか?
・なぜシリコンバレーの頂点を極めながら、シリコンバレーにイラ立ちつづけるのか?
「ピーター・ティールほど常識にとらわれない思考ができる人間はめったにいない」
――イーロン・マスク(テスラモーターズ、スペースX共同創業者。ニューヨーカー誌より)
「彼のそばにいると、『自分ももっと賢くならなきゃ』と誰もが思う」
――マーク・アンドリーセン(ネットスケープ共同創業者、投資家。フォーブス誌より)
「ピーター・ティールは逆張り屋です。で、逆張り屋は大抵まちがっています」
――ジェフ・ベゾス(アマゾン共同創業者。トランプ支持を表明したティールを批判して)
「僕たちの取締役ピーター・ティールは、トランプ政権の顧問でもあります。そのことでご批判をいただいていますが、フェイスブックが多様性をモットーとする企業であろうとするなら、多様な政治観をも許容すべきなのです。それが僕の信念です」
――マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック共同創業者)
テスラ、ユーチューブ、リンクトインなどの名だたる起業家を輩出したペイパルの伝説的共同創業者。
ドナルド・トランプを意のままに操り、「影の米大統領」(ポリティコ誌)とささやかれるテクノロジー政策顧問。
スタンフォード大学を震撼させた自由至上主義哲学者。
そして、シリコンバレーの頂点を極めながら、誰よりもシリコンバレーに絶望している男――。
ジョブズ、ザッカーバーグを超える無敵の男、その全戦略と破壊的思考にせまる初の本!
・なぜ彼は革命的決済サービス「ペイパル」を成功させることができたのか?
・なぜ「ユーチューブ」「テスラ」「リンクトイン」などの名だたる創業者を輩出できたのか?
・なぜ「フェイスブック」の可能性をいち早く見抜けたのか?
・CIAやFBIを顧客にもつ謎のデータ企業「パランティア」を創業した理由とは?
・トランプを支持し、テクノロジー政策顧問を引き受けた真の狙いとは?
・なぜ世界に「自由」と「テクノロジー」が必要なのか?
・なぜシリコンバレーの頂点を極めながら、シリコンバレーにイラ立ちつづけるのか?
「ピーター・ティールほど常識にとらわれない思考ができる人間はめったにいない」
――イーロン・マスク(テスラモーターズ、スペースX共同創業者。ニューヨーカー誌より)
「彼のそばにいると、『自分ももっと賢くならなきゃ』と誰もが思う」
――マーク・アンドリーセン(ネットスケープ共同創業者、投資家。フォーブス誌より)
「ピーター・ティールは逆張り屋です。で、逆張り屋は大抵まちがっています」
――ジェフ・ベゾス(アマゾン共同創業者。トランプ支持を表明したティールを批判して)
「僕たちの取締役ピーター・ティールは、トランプ政権の顧問でもあります。そのことでご批判をいただいていますが、フェイスブックが多様性をモットーとする企業であろうとするなら、多様な政治観をも許容すべきなのです。それが僕の信念です」
――マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック共同創業者)
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社飛鳥新社
- 発売日2018/4/25
- 寸法13 x 2.3 x 18.9 cm
- ISBN-104864106010
- ISBN-13978-4864106016
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商品の説明
出版社からのコメント
はじめに――iPhoneはイノベーションではない
第1章 はじまりの地、スタンフォード大学
第2章 「競争する負け犬」になるな――挫折からのペイパル創業
第3章 常識はずれの起業・経営戦略――ペイパル、パランティアはなぜ成功したのか
第4章 持論を発信する――『ゼロ・トゥ・ワン』と『多様性の神話』スキャンダル
第5章 成功のカギは「逆張り思考」――スタートアップの10ルール
第6章 ティールの投資術――なぜ彼の投資は成功するのか
第7章 テクノロジーを権力から解放せよ――ティールのリバタリアン思想
第8章 影のアメリカ大統領?――トランプ政権を操る
第9章 ティールの未来戦略――教育、宇宙、長寿に賭ける
おわりに――テクノロジーがひらく自由な未来へ
ピーター・ティールがシリコンバレーを離れる日――訳者あとがき
原注
第1章 はじまりの地、スタンフォード大学
第2章 「競争する負け犬」になるな――挫折からのペイパル創業
第3章 常識はずれの起業・経営戦略――ペイパル、パランティアはなぜ成功したのか
第4章 持論を発信する――『ゼロ・トゥ・ワン』と『多様性の神話』スキャンダル
第5章 成功のカギは「逆張り思考」――スタートアップの10ルール
第6章 ティールの投資術――なぜ彼の投資は成功するのか
第7章 テクノロジーを権力から解放せよ――ティールのリバタリアン思想
第8章 影のアメリカ大統領?――トランプ政権を操る
第9章 ティールの未来戦略――教育、宇宙、長寿に賭ける
おわりに――テクノロジーがひらく自由な未来へ
ピーター・ティールがシリコンバレーを離れる日――訳者あとがき
原注
著者について
著者:トーマス・ラッポルト
1971年ドイツ生まれ。起業家、投資家、ジャーナリスト。世界有数の保険会社アリアンツにてオンライン金融ポータルの立ち上げに貢献したのち、複数のインターネット企業の創業者となる。シリコンバレー通として知られ、同地でさまざまなスタートアップに投資している。シリコンバレーの金融およびテクノロジーに関する専門家として、ドイツのニュース専門チャンネルn-tvおよびN24などで活躍中。他の著書に『Silicon Valley Investing』がある。
赤坂桃子(あかさか・ももこ)
東京生まれ。翻訳家。上智大学文学部ドイツ文学科および慶應義塾大学文学部卒。ノンフィクションから文芸まで幅広いジャンルを手がける。おもな訳書に ヒレンブラント『ドローンランド』(河出書房新社)、ファラダ『ピネベルク、明日はどうする!?』(みすず書房)、ショウペンハウエル『読書について』(PHP)、『全貌ウィキリークス』(早川書房、共訳)他多数。
1971年ドイツ生まれ。起業家、投資家、ジャーナリスト。世界有数の保険会社アリアンツにてオンライン金融ポータルの立ち上げに貢献したのち、複数のインターネット企業の創業者となる。シリコンバレー通として知られ、同地でさまざまなスタートアップに投資している。シリコンバレーの金融およびテクノロジーに関する専門家として、ドイツのニュース専門チャンネルn-tvおよびN24などで活躍中。他の著書に『Silicon Valley Investing』がある。
赤坂桃子(あかさか・ももこ)
東京生まれ。翻訳家。上智大学文学部ドイツ文学科および慶應義塾大学文学部卒。ノンフィクションから文芸まで幅広いジャンルを手がける。おもな訳書に ヒレンブラント『ドローンランド』(河出書房新社)、ファラダ『ピネベルク、明日はどうする!?』(みすず書房)、ショウペンハウエル『読書について』(PHP)、『全貌ウィキリークス』(早川書房、共訳)他多数。
登録情報
- 出版社 : 飛鳥新社 (2018/4/25)
- 発売日 : 2018/4/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 320ページ
- ISBN-10 : 4864106010
- ISBN-13 : 978-4864106016
- 寸法 : 13 x 2.3 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 15,357位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 44位ビジネス人物伝 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月17日に日本でレビュー済み
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2022年1月8日に日本でレビュー済み
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IT業界でなかなか稀有な人物で興味深いです
リバタリアニズムとデジタルディスラプションについて見識が深まります
リバタリアニズムとデジタルディスラプションについて見識が深まります
2021年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな人でも人生模索して、何とか成功を物にして、今なお悩みを抱えてる。それでも世の多くの人より、金銭的にかなりの自由を得て、好きなように生きている。
レールから外れた生き方(そうせざるを得なかった面もある)、とても刺激を受けます。自分を鼓舞できますよ。競争は負け犬、刻みましたよ。
レールから外れた生き方(そうせざるを得なかった面もある)、とても刺激を受けます。自分を鼓舞できますよ。競争は負け犬、刻みましたよ。
2021年6月14日に日本でレビュー済み
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久しぶりに面白い本でした。
2018年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やや冗長な気もしますが、政治経済に疎い私にとっては興味深い本でした。
話の壮大さに理解が追いついていない自信があります。
この本を読む前にバックグラウンドを知っておいた方が読みやすかったかもしれません。
個人的にはイーロン・マスクのような人の方が分かりやすくて愛着が沸きます。
パランティアの題材でいつか映画化してくれたら私のようなものでもわかっていいのですが、ザッカーバーグのような人とも色が違う気がします。
ペンタゴンに始まるインターネット世界の発展もアメリカでの飛躍的なまい進に続くものはあるでしょうか。
国力に差がつくばかりです。
話の壮大さに理解が追いついていない自信があります。
この本を読む前にバックグラウンドを知っておいた方が読みやすかったかもしれません。
個人的にはイーロン・マスクのような人の方が分かりやすくて愛着が沸きます。
パランティアの題材でいつか映画化してくれたら私のようなものでもわかっていいのですが、ザッカーバーグのような人とも色が違う気がします。
ペンタゴンに始まるインターネット世界の発展もアメリカでの飛躍的なまい進に続くものはあるでしょうか。
国力に差がつくばかりです。
2021年3月17日に日本でレビュー済み
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よく整備して頂いて、読むのに問題ありませんでした。
2018年8月19日に日本でレビュー済み
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ティールの生まれ故郷のドイツで発行された、彼の評伝です。ペイパルの創始者である「反逆の起業家」という売り文句が気にはなりましたが、表紙写真のインパクトに“ジャケ買い”したようなものです。ティールの考え方、生き方は強烈にスタイリッシュと感じます。彼は徹底したリバタリアンであり、資本主義と民主主義は両立しない、競争は負け犬がやることであり独占がなすべきこと、と言い放ちます。この極端な物言いのロジックと行動は、読み進むと理解できる。
ペイパルをイーベイに売却してからの彼は、投資家の衣をかぶった起業家と思う。グローバル化とはコピペであると切り捨て、革新的なテクノロジーで世界をよりよいものに変えようとしている企業と起業家を探し続ける彼は、マネーゲームに興ずるような金融工学崇拝の投資家とは全く違う。金が目的ではないのです。
ティールが生んだパランティアという企業も変わっている。政府や公的機関、大企業のみを対象に1億ドル以上の取引しかしないコンサルティング会社。非上場なので業容はかなりナゾのようですが、今後の動向がとても気になります。
逆張り思考で成功してきたティールを象徴する出来事が、2016年の米国大統領選でのトランプ支持。トランプが候補に選出された共和党全国大会でのティールの演説に、僕は本書で一番引き込まれました。彼の人生と考え方を凝縮したようなその演説は、奇しくも本書の内容を集約しています。ただ、消去法での選択の結果の支持であったことは、訳者あとがきで触れられているその後のティールの動向に影響を与えているようです。
最後に。いくらドイツ語からの翻訳とは言え、せめて経済用語の確認はしてほしかった。読みづらい部分は結構とばしました。しかし、ティールのこれからに、注目していきたくなる本であることには変わりません。
ペイパルをイーベイに売却してからの彼は、投資家の衣をかぶった起業家と思う。グローバル化とはコピペであると切り捨て、革新的なテクノロジーで世界をよりよいものに変えようとしている企業と起業家を探し続ける彼は、マネーゲームに興ずるような金融工学崇拝の投資家とは全く違う。金が目的ではないのです。
ティールが生んだパランティアという企業も変わっている。政府や公的機関、大企業のみを対象に1億ドル以上の取引しかしないコンサルティング会社。非上場なので業容はかなりナゾのようですが、今後の動向がとても気になります。
逆張り思考で成功してきたティールを象徴する出来事が、2016年の米国大統領選でのトランプ支持。トランプが候補に選出された共和党全国大会でのティールの演説に、僕は本書で一番引き込まれました。彼の人生と考え方を凝縮したようなその演説は、奇しくも本書の内容を集約しています。ただ、消去法での選択の結果の支持であったことは、訳者あとがきで触れられているその後のティールの動向に影響を与えているようです。
最後に。いくらドイツ語からの翻訳とは言え、せめて経済用語の確認はしてほしかった。読みづらい部分は結構とばしました。しかし、ティールのこれからに、注目していきたくなる本であることには変わりません。
2019年11月1日に日本でレビュー済み
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分かったことは以下の通り。
1)ペイパル共同設立者でもあり、フェイスブックにいち早く着目、テスラ創業者とも仲が良い新進気鋭のベンチャー投資家。現下注目すべき関係企業はパランティア。
2)トランプを支持したリバタリアン(この点が最も気に入った)
3)スタンフォード卒でゲイである
4)生まれはドイツで1歳の時に一家が渡米。血筋的には生粋のドイツ人。
まあこんなところだが、文章が良くない。はっきり言って読みづらくなかなかページが進まない。翻訳にも少々問題がありそうだ。訳者はたぶんIT全般に疎いんでは?
1)ペイパル共同設立者でもあり、フェイスブックにいち早く着目、テスラ創業者とも仲が良い新進気鋭のベンチャー投資家。現下注目すべき関係企業はパランティア。
2)トランプを支持したリバタリアン(この点が最も気に入った)
3)スタンフォード卒でゲイである
4)生まれはドイツで1歳の時に一家が渡米。血筋的には生粋のドイツ人。
まあこんなところだが、文章が良くない。はっきり言って読みづらくなかなかページが進まない。翻訳にも少々問題がありそうだ。訳者はたぶんIT全般に疎いんでは?