Kindle 価格: | ¥1,782 (税込) |
獲得ポイント: | 18ポイント (1%) |

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
イラストでまなぶ!戦闘外傷救護-COMBAT FIRST AID-増補改訂版 Kindle版
◆救命止血法は2018年11月の外傷救命国際会議に準拠「日本国テロ災害等の対応力向上施策」に完全適合◆心肺蘇生法は最新のガイドライン、「アップデート2018」に準拠◆CBRNe対処、心肺蘇生、低体温と救命手当の範囲を拡大■戦場での死因とは? いかに命を救うのか!?アメリカ軍による戦闘医療データをもとに、現代の戦闘やテロ、大規模災害で発生しうる様々な外傷(銃創・爆傷など)について、その防護から救命に与えられた時間、その処置と対応を豊富なイラストで解説する。・戦闘やテロにおける死因(どうなると人は死ぬのか/何分で死ぬのか)・プレートキャリア、ヘルメットなど装備による予防効果と正しい着装法・大出血から命を救う止血帯と圧迫包帯の使用法・大出血からの救命・胸部外傷からの対応をフローチャート形式で解説・爆弾テロなど同時に多数の負傷者が発生した場合の対応メソッド■持ち運びやすいサイズにイラストや写真を満載した実用のための一冊頭部外傷への処置 /頸部外傷への処置・頸椎の安定化 /目の損傷への処置/手足からの出血への止血(手足が残っている場合、離断した場合)/四肢結合部の止血/骨盤損傷への処置ほか(本書は医師や救命士を待つ時間の無い致命的外傷に対して、全ての人が行える初歩的で実践的な技術を掲載)※本書は2018年2月に発売された『イラストでまなぶ! 戦闘外傷救護 -COMBAT FIRST AID-』を大幅に加筆、最新の情報を踏まえて修正したものです。
- 言語日本語
- 出版社ホビージャパン
- 発売日2019/4/23
- ファイルサイズ138290 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
Amazon 新生活SALE (Final) を今すぐチェック
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
登録情報
- ASIN : B07QVB7VX4
- 出版社 : ホビージャパン (2019/4/23)
- 発売日 : 2019/4/23
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 138290 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : 有効になっていません
- 本の長さ : 235ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,637位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 73位軍事入門
- - 87位軍事 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

北海学園大学法学部在学中にHTB映像株式会社に勤務、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、
全日空ハイジャック事件の報道番組制作を契機に1995年陸上自衛隊に入隊(2等陸士)
普通科(歩兵に相当)隊員として現代戦闘に精通し、2002年3等陸曹に昇任、
師団司令部でのコンピューターネットワーク陸曹勤務にてINT関連技術を習得、
2007年 幹部候補生、医療職種(衛生科)へ職種を変更、
2008年衛生官に任官(陸自衛生科部隊の指揮官・幕僚、軍事医療に関する研究、教官を担う幹部)
2011年陸上自衛隊富士学校普通科部にて研究員となり小銃小隊規模の戦闘、小銃や機関銃等の武器、
防弾ベスト、ヘルメット等の防護具、戦場における、救助・救出・救護・救命・治療・後送について研究、
2012年陸上自衛隊の事業としてアメリカ フロリダ州 にて開催された
Tactical Medicine ESSENTIALS Train the Trainer Course (国際標準戦闘救護・初療指導員養成課程)
に派遣され指導員の資格を修得、
2014年陸上自衛隊衛生学校にて研究員、訓練資料「衛生科諸元」の改訂を担当、
教科書「戦傷病の治療」の改訂に協力し、軍事医療に精通、
2015年陸上自衛隊を退官 最終階級は2等陸尉、
一般社団法人アジア事態対処医療協議会(TACMEDA:タックメダ)を設立し代表理事に就任、
2017年愛知医科大学非常勤講師(災害医学・医療安全)に就任、
2019年日本工業大学MOT技術経営修士(専門職)修了、
2020年一般社団法人TACMEDAを株式いきがいに変更、
国立琉球大学医学部非常勤講師(救急医学)に就任、
2021年埼玉県国民保護協議会委員に就任
イメージ付きのレビュー

-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
初心者にはぴったりの本でした。
ただし、誤解しないで欲しいのは、この本は、軍事用の応急処置を開設したものであること。日常の緊急時には
大規模テロ、周囲が無人の時の大きな交通事故、通り魔事件等、大出血を伴うような怪我人が居て、しかも、消防
の対応が間に合わない程の時のみ、ということです。
日常の怪我等は、動脈を大きく傷つけない限り、傷口をしっかり押さえれば当面は大丈夫です。緊縛による止血
は、不要時に知ったかぶりをして実効すれば、下手をすれば壊死を起こす場合もあることを忘れないでください。
生々しい、下肢切断の兵士の写真が載っていますが、こういう時にこそ役立つもので、専門的な医師、応急救急
教育を受けた資格のある方、工場勤務等で応急救急の学習・実習を受けた人(私はこれです)が、こういう教育
の時に嫌と言うほど叩きこまれるのは、「シッタカぶりをして余計なことをするな、判っていることをしっかり
やると同時に、すぐ専門の救急・消防を呼べ」ということ。
とはいっても、2020年の五輪に向けてテロ対策や対応が言われ、また、公共交通機関内での自殺行為に巻き込ま
れたり、酒酔いや高齢者による交通事故、通り魔事件等が実際にある以上、一読の価値はあります。ただし、この
本の内容は、自衛官や米軍のセルフメディカルキットの所持が前提になっている部分も多いので、そこを間違えない
ように。
自分の場合、まず、カバンの中に、清潔なバンダンナ×2、ハンドタオル×1、コンビニのレジ袋(帯状に畳んで
三角畳み)×1 を常備しています。三角巾、止血帯、出血をぬぐう、その程度。緊縛がどうしても必要な場合は
ペン(頑丈な太いボールペン)でねじれば良い。日本の場合、余程の田舎でもなければ水道水は得られるので、
傷を洗うのはそれで十分。あとは、今は携帯電話やスマホが位置情報まで把握してくれるので、119番・110番に
通報するのが一番です。(経験から言うと、110番通報すれば必ず救急の要否を聞いてくれます)
余計なヲタ知識で止血と称して傷口を焼いたりして却って悪化させたような例も聞いていますし、まずは、専門家
に早く引渡すのが一番。それと、案外気付きにくいのがショック。外傷の物理的なものだけでなく心理的なものも
あるので、酷い傷の場合は傷を見せないようにする、レスキューシートや大きな外套等で身体を覆って落ち着か
せる、絶えず声をかけて元気付ける、こんなことも非常に重要です。ご参考までに。
そして本書で紹介されている応急処置用品を支給される立場にある人にとっては更に重要になります。
応急処置用品は支給するだけでは意味がなく、それの使い方を訓練しなければ意味がありません。
組織として訓練の機会が提供されないのなら、自ら研鑽することが自身や同僚の命を救うことに繋がります。
また内容については、誰得感が否めない。本書はどのような読者層を想定しているのだろうか?
とりあえず私は、タイトルと表紙イラストで興味本位で手を出したわけだが、私の周りで本書を購入している人の中には、医療従事者のみならず、ミリタリ系趣味の非医療関係者も多い。
序章(総論)と第1章(戦場と医療)については、一般の方にはややハードルが高いかもしれないが、医療関係者であれば総じて興味をもって楽しめる内容だと思う。だが、本書の約半分を占める第2章「救命のテクニック」は、シチュエーション的にはガチの兵隊さん向けであり、『止血帯は超重要!』ということをひたすら教えてくれる内容である(私見)。また、ふだん外傷を扱う医師であってもまずお目にかかる機会はないシチュエーションがてんこもりである(両手が銃の操作で塞がっている時に脛!で圧迫止血するなど)。
私としては、一般市民向けの応急処置マニュアルとするにはちとレベルが高すぎるように感じるのだが、それは私もまた、「外傷医療が苦手な」日本の医療関係者だからなのだろうか。
可愛らしい表紙イラストや、女性モデルさんの写真がてんこ盛りの構成で、どうにも内容の高度差とのちぐはぐ感が否めない。本書の伝えたい内容的には、一般市民にこそ読んでもらいたいはずだが、そうであれば、もう少しレベルを下げるか、内容を絞った方が良いように感じた。
そんなわけでかなりツッコミどころの多い本であったが、全体を通してみれば、著者が真剣に、外傷を含んだファーストエイドマニュアルを作ろうとしていることはよく伝わってくる。またなかなか類を見ない内容を扱っており、今後同分野について学ぶ時の貴重な資料となることは間違いなく、唯一無二の良書であろうと思う。
(※ただし表題のタイトル詐欺感は否めないため星は3つにしておく)
実際にこの様な状況にならない事が一番ですね。
絵解きのコミック部分と、文章による解説部分が適度な分量配分でわかりやすく、内容も、戦争やテロに遭遇した際に行うべき鑑別と処置方法は網羅している。ショック症状の鑑別などは、絵解きだからこそ頭に入った。
日本は医療関係の法律が面倒なので、医者か看護師、救急救命士と、正規の派遣中の自衛隊のメディックでないと、この本の処置を行うと、時に責任に問われる可能性があることは頭に入れておいて頂きたい。これは法律がおかしいんだが、仕方ない。