やはりこの雑誌の目玉は、中高一貫校についての内容でしょう。
主要校の合格実績も掲載されており、特に灘高校は東大・京大・阪大・国立医だけで合格者数が卒業生数を超えているという相変わらずのぶっ飛んだ進学実績で笑わせてもらいました。
衝撃だったのが、P34-35(首都圏編)及びP59-60(関西編)の「主要中高一貫校の序列と校風」の見取り図。
なんと偏差値40台(四谷大塚)の中高一貫校ですら、(中高一貫校でない)上位公立高校と進学実績で渡り合えるということを、この図は赤裸々に示しているのです。
都市部では公立中高一貫校の台頭により教育費の負担が軽減される可能性があるが、中高一貫校の無い地域から難関大に進学することは今後益々厳しくなってくるということを暗に示しています。
偏差値60程度の公立高校では全く大学入試に対応出来ないということは、教育業界では常識のようです…。
本書では取り上げられていませんが、「中高一貫校でない高校」の最近の進学実績は、はっきり言って非常に悪いです。
今までは当たり前のように公立中学に進学していた家庭でも、これからは中学受験を検討せざるを得なくなる時代になるのかもしれません。
お子様、あるいは生徒を中高一貫校に入学させる時の参考資料として、本書は学校選びの一助となると思います。
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週刊ダイヤモンド 2019年 11/2号 [雑誌] (全国エリア別偏差値&合格実績 中高一貫 序列解剖) 雑誌 – 2019/10/28
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購入オプションとあわせ買い
中学受験本番まであと数ヵ月、志望校選びも終盤戦に突入しています。
大学入試改革が控えている上、それぞれに特色のある学校や公立中高
一貫校の台頭などもあって、学校選びは格段に難しくなっています。
そこで、歴史を踏まえた上で220の中高一貫校の最新序列を描き出し、
今後有望な学校を探ってみました。
・20年後を大胆予測! 公立校の逆襲で変わる中高一貫校
・全国220中高一貫校「序列」解剖【首都圏編】【関西編】
・伝統校vs革新校:渋幕vs県千葉/ 西大和vs東大寺
・合格実績20年ランキング【東大編】【京大編】
・10年で学力を伸ばした学校ランキング【首都圏編】【関西編】
・塾幹部50人が明かす 受験直前期「5つの鉄則」
・中高一貫校198校【偏差値20年ランキング】
【特集】全国エリア別 偏差値&合格実績
中高一貫 序列解剖
「Part 1」公立校の逆襲で変わる中高一貫校
混乱の陰で粛々と進むもう一つの改革 高校が民間試験に牛耳られる!?
おおたとしまさ●教育ジャーナリスト
「Part 2」伝統校vs革新校 中高一貫「序列」解剖
[北海道]
(Column)高1全員でハーバード大訪問 東大・医学部に強い北嶺
[首都圏]
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[東京+北関東] 学区制度や学習塾の思惑で動く 都立の没落、私立台頭の理由
(Column)高崎、前橋の2トップに暗雲 迫り来る中央中教の足音
伝統校vs革新校 千葉・県立vs渋谷教育学園幕張
(Interview)佐藤 宰●千葉県立千葉中学校・高等学校 校長
(Interview)田村聡明●渋谷教育学園幕張中学校・高等学校 副校長
[埼玉] 教育改革が浦和を直撃して苦境に 栄東と開智の地位が上昇
[神奈川] 鉄道新線で優秀層"争奪戦"が激化 聖光と栄光のトップ争い
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(Column)施設は豪華で文句なしも海陽が敬遠されるワケ
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[関西]
[大阪] [京都] [兵庫]
(Column)難関大合格率で切磋琢磨する自由な校風の灘、甲陽学院
伝統校vs革新校 東大寺学園vs西大和学園
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(from 欧州)対ロシア制裁で割れる欧州 プーチン氏と親密さ訴え分裂の種まくマクロン氏●竹下誠二郎
(from 米国)米軍撤退とトルコ軍侵攻でISが息を吹き返す懸念 米政権はかつてない試練へ●津山恵子
「Market」
(商品市場 透視眼鏡)米中摩擦激化、中国経済減速 銅の先行きは慎重にみるべき●芥田知至
(金融市場 異論百出)MMTが主流にならない理由を「ストーンズの名曲」で読み解く●加藤 出
「Data」
(数字は語る)93% 韓国の家計債務の対GDP比率(2019年第1四半期)●長井滋人
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(イノベーターの育ち方)北川 烈●スマートドライブ代表
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登録情報
- ASIN : B07Z76LPFY
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2019/10/28)
- 発売日 : 2019/10/28
- 言語 : 日本語
- Amazon 売れ筋ランキング: - 636位ビジネス一般・経済の雑誌
- - 18,973位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年12月5日に日本でレビュー済み
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2019年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダイヤモンド誌のドル箱ともいうべき学校特集が今回のメイン企画です。大学と違って高校は地域ごとに校風や人脈にクセがあり取材をするのもまとめるのも手間がかかる。それも一つには大学の特色が失われ偏差値かさもなければ新奇性のある学部で選ぶしかなくなったという事情がある。特集を組もうにも偏差値と目新しい学部学科の紹介ではよその雑誌の記事との違いは出ないし、何より売れない。
それで手間はかかっても高校をということだと思うが、これがお国ぶりが出ていて面白い。私学の強い東京の隣の千葉は渋幕ができるまでは公立至上主義だったり、鳴り物入りで登場した海陽がいろいろやり過ぎで不振だったり、国立大学付属校の退潮と公立一貫校の台頭とかその地方ごとの事情あっての違いがある。
何しろ、東京、名古屋、大阪といった都市部ですらかなり違う。もっともそれでも学区制廃止で東京は日比谷をはじめとする公立の復権で大阪と事情が似てきた風ではある。
関東と関西の進学校の事情をそれぞれかなり紙面を割いているのは当たり前だが、青雲などの地方で台頭してきた学校も詳しく紹介しているのは手間がかかっている。反面、塾別の中学進学実績はほとんど意味がない。もしかしたらこの辺に情報収集の手伝いをさせているのだろうか。
一方でコラムの類はレベルが低いものが散見される。デービッド・アトキンソンという人物の中小企業批判は要約すれば中小企業の生産性が低いから日本は30年間低迷しているというものだ。そして日本政府はイギリスのように大学の知見を活用せず、海外の文献も勉強していないから的外れの経済政策をとっているの否定しているがこれらの内容が事実を無視していることは明らかだ。少なくとも経産省のHPなり中小企業庁のHPくらいは見ればこうした言葉が出るはずがない。こんな不勉強なものに2頁も使うほど余裕があるのか。
特別レポートの都道府県、市区町村魅力度ランキングは特段、みどころは無い。コンテンツとして飽きがきたということか、それとも情報提供先が限られているのか。
特集の携帯激震は極論すると総務省に楽天を応援せよという内容。4社体制は競争原理が働くというのはアメリカやイギリス、フランスの例を見てのことで特に人口規模が日本より少ない英仏で成立していることは重要。しかも電波帯域の配分も4社なら問題なく配分できるという技術的な裏付けもある。あとは寡占3社の妨害排除と総務省の後押しが状況を変える。実際、3社だと2社が組むと後の1社は対抗できないので結局阿ることになる。しかし4社だと2対2の対立状況が作り出せる。総務省の狙いはそもそもはそこにあるし、危機感もある。かなり詳細な記事。
今号は総合的にってかなり面白かった。
それで手間はかかっても高校をということだと思うが、これがお国ぶりが出ていて面白い。私学の強い東京の隣の千葉は渋幕ができるまでは公立至上主義だったり、鳴り物入りで登場した海陽がいろいろやり過ぎで不振だったり、国立大学付属校の退潮と公立一貫校の台頭とかその地方ごとの事情あっての違いがある。
何しろ、東京、名古屋、大阪といった都市部ですらかなり違う。もっともそれでも学区制廃止で東京は日比谷をはじめとする公立の復権で大阪と事情が似てきた風ではある。
関東と関西の進学校の事情をそれぞれかなり紙面を割いているのは当たり前だが、青雲などの地方で台頭してきた学校も詳しく紹介しているのは手間がかかっている。反面、塾別の中学進学実績はほとんど意味がない。もしかしたらこの辺に情報収集の手伝いをさせているのだろうか。
一方でコラムの類はレベルが低いものが散見される。デービッド・アトキンソンという人物の中小企業批判は要約すれば中小企業の生産性が低いから日本は30年間低迷しているというものだ。そして日本政府はイギリスのように大学の知見を活用せず、海外の文献も勉強していないから的外れの経済政策をとっているの否定しているがこれらの内容が事実を無視していることは明らかだ。少なくとも経産省のHPなり中小企業庁のHPくらいは見ればこうした言葉が出るはずがない。こんな不勉強なものに2頁も使うほど余裕があるのか。
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今号は総合的にってかなり面白かった。
2021年1月2日に日本でレビュー済み
時々、当たりはずれもある進学特集だが、今回は当たりの回。地域のライバル校対決(東大寺と西大和など)にフォーカスを当てている。「イノベーターの育ち方第23回・北川烈氏(スマートドライブ)」は面白かった。慶應普通部に行きながら、湘南藤沢高校も含めた計6年間をずっと狙って下から2番目を維持したという。小学生で親に代わり住宅ローンの借り換えを行うなど、ぶっ飛び方がなかなか興味深った。
2019年10月31日に日本でレビュー済み
本誌の特集の冒頭にも記されていますが、私たち団塊の世代のころは、
勉強のできる生徒は越境してでも定評のある公立中学に進学し、地域の最難関公立高校に進学し、
そして、国立最難関大学を目指すというのがお決まりのコースだったように思います。
ちなみに、私たちの校区では、東中学・・越境でした・・、大手前高校、そして京大、阪大というコースです。
ところが、学区制度の見直し、グループ選抜制度の導入で、行きたい公立高校へ進学できなくなり、
そこで台頭したのが、中高一貫校、国立付属、ということになります。
しかし、最近は、東京、大阪などでは、公立復権に向け学区制度を廃止し、
公立の中高を一貫教育の導入しようとするようになってきています。
実際、東京では日比谷、西などが、大阪では、北野、天王寺などが徐々に復権を果たしてきています。
また、大学入試改革では、国語の記述式、英語の民間試験の導入が予定されていますが、
記述式の採点をどうこなすのか、また複数ある英語の民間試験の基準をどうするのか、
などまだまだ難問が山積していています。
そこで、「週刊ダイヤモンド」2019年11/2号は、「中高一貫 序列解剖」の表題の下、
全国各地の中高一貫校の栄枯盛衰、東大、京大、合格実績20年ランキング、主要中高一貫校の序列と校風、
など様々な観点からこの問題を解説しているのです。
資料等に少し偏りがあるとは思いますが、中学受験を目指すお子さんをお持ちの親御さん、
教育関係者には参考になるのではないでしょうか!!
勉強のできる生徒は越境してでも定評のある公立中学に進学し、地域の最難関公立高校に進学し、
そして、国立最難関大学を目指すというのがお決まりのコースだったように思います。
ちなみに、私たちの校区では、東中学・・越境でした・・、大手前高校、そして京大、阪大というコースです。
ところが、学区制度の見直し、グループ選抜制度の導入で、行きたい公立高校へ進学できなくなり、
そこで台頭したのが、中高一貫校、国立付属、ということになります。
しかし、最近は、東京、大阪などでは、公立復権に向け学区制度を廃止し、
公立の中高を一貫教育の導入しようとするようになってきています。
実際、東京では日比谷、西などが、大阪では、北野、天王寺などが徐々に復権を果たしてきています。
また、大学入試改革では、国語の記述式、英語の民間試験の導入が予定されていますが、
記述式の採点をどうこなすのか、また複数ある英語の民間試験の基準をどうするのか、
などまだまだ難問が山積していています。
そこで、「週刊ダイヤモンド」2019年11/2号は、「中高一貫 序列解剖」の表題の下、
全国各地の中高一貫校の栄枯盛衰、東大、京大、合格実績20年ランキング、主要中高一貫校の序列と校風、
など様々な観点からこの問題を解説しているのです。
資料等に少し偏りがあるとは思いますが、中学受験を目指すお子さんをお持ちの親御さん、
教育関係者には参考になるのではないでしょうか!!
2019年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は字が大きめでレイアウトが見やすい
この号は「中高一貫校の序列解剖」がメインのテーマですが
図や表がわかりやすいのが特徴
「主要中高一貫校の序列と校風」の表が、
首都圏版、関西地区版、東京都版が、それぞれ見開き2ページ
そのほか神奈川県、大阪府などの表もありますが
どれも大変見やすく、参考にしやすいです。
この「図の見やすさ」は他の記事でも同一で
「携帯電話会社の再編・統合の変遷」図なども、超わかりやすいです。
この号は「中高一貫校の序列解剖」がメインのテーマですが
図や表がわかりやすいのが特徴
「主要中高一貫校の序列と校風」の表が、
首都圏版、関西地区版、東京都版が、それぞれ見開き2ページ
そのほか神奈川県、大阪府などの表もありますが
どれも大変見やすく、参考にしやすいです。
この「図の見やすさ」は他の記事でも同一で
「携帯電話会社の再編・統合の変遷」図なども、超わかりやすいです。