【Tの視点】岡本行夫氏の死去と日米関係に関する一考察

2020/05/31 13:52
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2020年4月24日、外交評論家で岡本アソシエイツ(コンサルタント、シンクタンク)代表の岡本行夫氏が死去した。74歳だった。死因は新型コロナウイルスによる肺炎だった。岡本行夫氏は、一橋大学経済学部を卒業後、外務省に入省(外務キャリア官僚)。外務省北米局日米安全保障条約課長、外務省北米局北米第一課長等を務めた後、1991年に退官。シンクタンク・コンサルタント会社「岡本アソシエイツ」を設立、代表として活動する傍ら外交評論家としてもメディアへの出演.各種新聞・雑誌等への寄稿等、活発に活動していた。
1996年から1998年には橋本内閣で内閣総理大臣補佐官(沖縄問題担当)、2001年には小泉政権で内閣官房参与、2003年から2004年に同政権(小泉政権)において内閣総理大臣補佐官(イラク問題担当)を務めた。2015年には安倍首相の私的諮問機関「21世紀構想懇談会(戦後70年談話関連)」のメンバーを務めた。
2012年からマサチューセッツ工科大学(米国)国際研究センターのシニアフェローとして在籍していた。
尚、岡本行夫氏の死去は、2020年5月5日前後に未確認情報・噂として情報が急速に飛び交いはじめ、各種メディアが確認(裏どり)できたのは5月7日前後であったようだ。

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