そして永田町の昼下がりに(8)

2018/08/07 10:38
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のつづき
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目が覚めた。天井の景色が違うので、
 
「ああ、麻理江の家だ」
 
と気づいたが、気づくのに一分くらい、もうろうとしていたかもしれない。
 
「起きたの?」
隣りにいると思っていた麻理江が、狭いマンションの台所で何やらやっている。
 
「いま、何時だ?」
 
「10時」
 
それなりに寝た。まぁ、4時間寝れば大丈夫だ。
 
「もう、いくの?」
 
「永田町に行く」
 
「じゃぁ、着替え出すね」
すっかり麻理江は、奥さん気取り・・・というか、それが幸せだとは俺はわかってなかった。
 
「来月、実家に帰るんだけど、一緒に行けない?」
 
「ああ、

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