年末の二階堂御託 低きに流れるもの

2018/12/31 15:31
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大晦日ということらしい。
というのも、年末感がないからだ。
そもそも、宇宙から見れば人間が勝手に年末だの年始だの言っているだけである。極めてどうでもいいのだ。
 
・・・長年、世間のペースと合わない生活をただひたすら愚直に続けていると、だんだん、思考が凡庸を超えていく。それを文章に昇華させ、脳から指を通じてキーボードにつたえ、皆さんの目にお届けすることができるのだが、2018年はあまりそれが自分の思ったとおりの結果となっていないのが私の反省点である。
 
年末だから反省などしてみたのだが、どうせ私はすぐ忘れてしまうのだろう。人間というのは常に低きに流れる生き物である。ゆえに面白さもあるのだが。
 
低きに流れると言えば、酒だ。酒は人を低きに流してしまう。勝谷誠彦という人なんかは、病気で入院しているのに酒を飲んで、とうとう逝ってしまった。

いま、

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