不思議な宝石商

2019/02/12 16:32
42ac4214a6d4
「常に端緒を探せ」といわれていたので、どこでも、怪しげな人間はチェックするのがくせになっていた。
 
週に二度ほど、通っていた池袋の寿司屋がある。
その男は、髪にパーマがかかっていない吉田類、の風貌を呈していた。背も高いし、デブでもない。痩せているわけでもない。「中肉高背」な感じの、50歳くらいの紳士。
 
毎日、西池袋の、小さな寿司屋にくる常連だ。
その男は、ちょっとだけ変わっていた。
毎日、必ず違う客を連れてきていたのだ。

この記事は会員限定です。サイトにログインが必要となります。

「いい話、ノンフィクションほか」の最新記事

アクセスランキング