借刀殺人の計 海外国内両面から包囲される胡錦涛政権

2008/05/04 21:51
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 ついに聖火リレーが中国本土に到着しました。国威発揚の一大イベントとして企画された各国の聖火リレーですが、結果としては全世界の反感を買っておしまいという胡錦涛政権の面子を大いにつぶす結果となりました。結局のところ中国の友人は兄弟国家の北朝鮮だけであったというのを中国人もよく理解したと思います。
 
 チベット問題は内政問題であると中国政府は主張しています。正確に言えば、これは“内部闘争問題”なのです。騒乱の裏に黒幕あり、軍部を掌握できずに内部の敵に翻弄される胡錦涛政権の姿が見えてきます。そして聖火リレーにも外交部・宣伝部に巣食う黒幕と胡錦涛政権の暗闘が見て取れるのです。

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