2018年7月9日、経済財政諮問会議において2019年度予算要求のルールとなる「概算要求基準」が了承された。翌日の2018年7月10日、2019年度の予算編成で各省庁が予算要求する際のルールとなる「概算要求基準」が閣議了解された。 この「概算要求基準」に基づき、各省は8月末までに財務省に予算を要求し、これらの各省庁の予算要求を財務省が査定を行い、年末に予算案が作成されることになる。 今回の「概算要求基準」では、各省庁に前年度予算から一定水準の削減を求める一方で、歳出の数値目標は消え、歳出の上限は求められていない(6年連続で歳出の上限額を明示しない)。 そのため、2019年度予算は過去最大の予算額となるとみられており、100兆円超の規模の予算となる可能性が高まっている。膨張する予算の中で、防衛費の動向が注目されている。それに安倍総理と石破議員の関係も交えてお届けする。
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2018年7月9日、経済財政諮問会議において2019年度予算要求のルールとなる「概算要求基準」が了承された。翌日の2018年7月10日、2019年度の予算編成で各省庁が予算要求する際のルールとなる「概算要求基準」が閣議了解された。
この「概算要求基準」に基づき、各省は8月末までに財務省に予算を要求し、これらの各省庁の予算要求を財務省が査定を行い、年末に予算案が作成されることになる。
今回の「概算要求基準」では、各省庁に前年度予算から一定水準の削減を求める一方で、歳出の数値目標は消え、歳出の上限は求められていない(6年連続で歳出の上限額を明示しない)。
そのため、2019年度予算は過去最大の予算額となるとみられており、100兆円超の規模の予算となる可能性が高まっている。膨張する予算の中で、防衛費の動向が注目されている。それに安倍総理と石破議員の関係も交えてお届けする。