【Tの視点】北朝鮮情勢とロシア・ファクターに関する一考察

2018/08/01 21:00
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 2018年8月1日の朝日新聞は、7月31日に入手した「シンガポール」で8月2日に開催される「ASEAN(東南アジア諸国連合)外相会議」の「共同声明案」やASEANと日中米韓、北朝鮮の外相らが参加する「ASEAN地域フォーラム」の「議長声明案」の骨子を報道した。
 
 当該報道によると「ASEAN(東南アジア諸国連合)外相会議の共同声明案」や「ASEAN地域フォーラムの議長声明案」では、朝鮮半島情勢や北朝鮮の核とミサイルの問題に関して、南北首脳会談や米朝首脳会談の一連の動きや北朝鮮の北朝鮮の非核化や核ミサイルの実験の中止といった北朝鮮の意思を歓迎し、米国、北朝鮮、関係諸国が朝鮮半島の平和と安定のために努力を続けることを奨励するとった内容の骨子となっており、朝鮮半島における完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)をもたらす国際的な努力への支持を表明するものとなっている。
 
 最終的にどのような共同声明・議長声明になるかは予断を許さない。
 
 戦後のASEAN諸国と北朝鮮との関係の歴史や、

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