【Tの分析】フランス、東京オリンピックで電通と竹田恒和を追い込む!一考察

2019/02/01 06:36
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2019年1月11日にル・モンド(仏)は、2020年東京五輪・パラリンピック招致における汚職・贈収賄に関わった疑惑があるとして、フランスのパリ大審裁判所(Tribunal de grande instance)の予審判事(juge d'instruction)が2018年12月10日に竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長(捜査対象となっている事案当時、竹田恒和氏は東京五輪・パラリンピック招致委員会の理事長)に対し事情聴取をおこなっていたことを報じた。
 
ロシアのドーピング問題・ドーピングの隠蔽問題に絡みラミン・ディアク前・国際陸上競技連盟会長とその息子・パパマッサタ・ディアク氏のディアク父子(セネガル)による隠蔽工作等の「不正行為・違法行為」による不正や違法な金銭の授受とその金銭のマネーロンダリング・資金洗浄行為に関する「疑惑」は、2014年にドイツのメディアによる「ドーピング問題」に関する報道をきっかけとする一連の報道や関係諸国や関係諸機関の対応や捜査・検証の動きのなかで浮上した。
 
ディアク父子がフランスやモナコを拠点として活動していたこともあり、フランスの捜査当局や司法当局もここ数年、ディアク父子に関する捜査を進めていた。
 
ディアク父子に関する疑惑は拡がりをみせており、ディアク父子に関しては、リオデジャネイロ五輪パラリンピック招致を巡る買収工作等の汚職・贈収賄の「疑い」、東京五輪・パラリンピック招致を巡る買収工作等の汚職・贈収賄等の不正や不法行為を行った「疑惑」が問題となっている。

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