【Tの分析】中曽根康弘氏の人脈や政治手法に関する一考察(1)

2020/01/15 17:35
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前回、拙稿「中曽根康弘元首相に関する一考察」において、きわめて乱暴で簡単ではあるが、中曽根康弘氏のおおよそのバックグランドやその政治思想・政策思想のベースをなすであろう基層部分の一部を述べた。
あくまでも或る視点からみたものであり、あくまでも仮設であり、今後、さらに様々な分析や事実・真相の発見や公開がなされてゆくことを期待するところである。
数々の様々な政治スキャンダル・疑獄事件等をある意味、「糧」として、中曽根康弘氏は政治的影響力を拡大・強化してきたといえる。
中曽根康弘氏は、その「選挙地盤の特性」や「小派閥」であることもあり、集票力、政治資金の集金力等について常に悩み、腐心していたと一部で言われている。
中曽根康弘氏の「選挙での得票数」の問題を抱え、「政治資金の集金力」の問題、「派閥・政治グループ」が「小派閥」であり続けたという問題等は、中曽根康弘氏と中曽根派に国民一般・一般大衆に対する「求心力」・「集金力」・「集票力」がなかったということも一面で物語っている(特に中曽根康弘氏の選挙区における過去の選挙での得票数)。
今回、前回の拙稿「中曽根康弘元首相に関する一考察」を少し補足し、議論を進めようと思う。

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