2020年1月10日、ワシントンD.C.で講演したマッカーシー米陸軍長官は、「インド太平洋地域において、サイバー分野や極超音速ミサイルの運用等、複数領域での作戦を実施する新たな部隊を2022年までに2カ所、配備するといった方針」を示した。 マッカーシー米陸軍長官は、来年の2021年に最初の部隊を設置し、再来年の2022年に二つ目の部隊を配備するといった見通しを示したのである。 マッカーシー米陸軍長官は、沖縄、尖閣諸島の他、南シナ海を挙げて、このことにより「米軍の接近を阻止する能力に対処できる」と強調した。 近年の東アジア・インド太平洋地域の情勢変化、国際情勢の変化や近年の中国のいわゆる接近阻止・領域拒否(Anti-Access・Area Denial、A2・AD)やロシアの最新の軍事戦略・戦術等を想定していることは明らかであろう。
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2020年1月10日、ワシントンD.C.で講演したマッカーシー米陸軍長官は、「インド太平洋地域において、サイバー分野や極超音速ミサイルの運用等、複数領域での作戦を実施する新たな部隊を2022年までに2カ所、配備するといった方針」を示した。
マッカーシー米陸軍長官は、来年の2021年に最初の部隊を設置し、再来年の2022年に二つ目の部隊を配備するといった見通しを示したのである。
マッカーシー米陸軍長官は、沖縄、尖閣諸島の他、南シナ海を挙げて、このことにより「米軍の接近を阻止する能力に対処できる」と強調した。
近年の東アジア・インド太平洋地域の情勢変化、国際情勢の変化や近年の中国のいわゆる接近阻止・領域拒否(Anti-Access・Area Denial、A2・AD)やロシアの最新の軍事戦略・戦術等を想定していることは明らかであろう。