【Tの視点】Black Lives Matterあるいは人種問題・人種差別、アフリカン・ディアスポラに関する一考察・・・Black Lives Matterを中心に(1)

2020/09/30 11:20
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【Tより】拙稿をご覧いただいております皆々様、ご厚情を賜り、大変ありがたく御懇情厚く御礼申し上げます。
二階堂様をはじめ関係者の方々、拙稿をご覧になっていただいております皆々様方から賜りました御厚情の御礼を申し上げるのが遅くなり、誠に申し訳ございません。
謹んでお詫び申し上げます。
大変厳しい状態であり切羽詰まっているとはいえ、謹んで御礼申し上げるとともに、今後とも御指導、御鞭撻賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

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2012年2月、フロリダ州でアフリカ系米国人のティーンエイジャー(高校生)のトレイボン・マーティン氏が射殺された事件が生じた。
高校生のトレイボン・マーティン氏(アフリカ系米国人)が夜間、飲料品・菓子類を購入してフードをかぶり帰宅中に自警団の男性に不審者とみなされて射殺されたのである。
被告人の男性と被告人弁護士は正当防衛を主張した。
被害者のトレイボン・マーティン氏(アフリカ系米国人)は銃等を保持していなかったが、被告人の正当防衛といった主張が認められ、結果、無罪判決が出された。
当該事案に関する裁判の判決が出た後、その無罪判決との結果を知ったアリシア・ガルザ女史(アフリカ系米国人)がSNS上に以下の文章を投稿した。
“Black people. I love you. I love us. Our lives matter, Black lives matter”
その後、アリシア・ガルザ女史のSNS上の当該投稿文は、#BlackLivesMatterというハッシュタグがつけられ、SNSにおいて一気に拡散していった。
いわゆる「Black Lives Matter」のムーブメントは、 SNSでの当該投稿を発端として拡大してゆき、現在のいわゆる「Black Lives Matter運動」のムーブメントを形成している。

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