中国船長が漁業法違反で逮捕

2008/04/30 05:50
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<JTPSさんより>27日夕方、足摺岬沖で不審な香港船籍の漁船が見つかり、高知海上保安部では、立ち入り検査に応じなかったとして、中国人の船長を漁業法違反の疑いで逮捕しました。立ち入り検査に応じなかったのは、香港船籍の漁船「梁貴有」号・245トンです。高知海上保安部によりますと、この船は、27日午後4時すぎ、日本の排他的経済水域の足摺岬の南南東72キロの海上を航行していたため、近くを航行していた漁船が見慣れない外国の漁船がいると通報しました。高知海上保安部などでは、巡視船6隻と航空機2機を出動させ、船を止めるよう停船命令を出しましたが、これに従わず、船はおよそ100キロ逃走し、27日午後11時ごろにようやく停船しました。このため、海上保安部は中国人船長の梁貴有容疑者(52歳)を立ち入り検査に応じなかったとして、28日午前3時すぎ、漁業法違反の疑いで逮捕しました。船はタチウオの漁をする装備がしてあり、船長を含めて中国人7人が乗り組んでいたということです。高知海上保安部は日本の排他的経済水域で違法に漁業をしていたのか、それとも別の目的があったのかなどについて、船長らを追及するとともに、船の内部を詳しく調べています。

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