マッチポンプ相棒のGSも憂える孫社長のご乱心ぶり

2010/10/08 16:50
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<アナリストさん>KDDIがシャープ製のAndroid携帯の発表を行った2日後に“iPhone以外”のスマートフォン新料金体系を発表したソフトバンク。
 
 なんと、パケット通信で他社の100倍を使い倒しても料金は他社より安いというむちゃくちゃなもので、孫社長の断末魔ぶりがうかがえます。この料金体系に他社が追随すれば他社のARPU上昇は難しくなりますし、追随しなければ料金だけの面ではソフトバンクの方が魅力的ということになります。
 
 脆弱な通信インフラのせいでiPhoneの通信速度が落ちているというのに、使い放題の料金体系に惹かれてAndroidユーザーまで殺到したらどうなるのかという疑問も湧きますが、むしろ孫社長にはその方が都合がいいのではないでしょうか。ソフトバンクが扱うAndroid携帯は台湾HTC社製で他社の日本製を駆逐できるうえ、大勢集まったユーザーを人質にして「国民の幸せのためだから」とのお題目でNTTに対して光回線の返上を迫ることもできます(ちなみに孫社長はソフトバンクを海援隊、NTTを徳川幕府、自分たちがやっていることは倒幕運動だと週刊東洋経済のインタビューで述べています)。
 
 孫社長が決闘相手を背後から撃つようなまねしかできないのは、他社を倒すことばかりにかまけるあまり、脳内が自然界では蛇毒の次に毒性が強いノルアドレナリンだらけだからなのでしょう。
 

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