【総力分析】日本版NSC創設を巡る動きに関する考察

2014/02/04 05:08
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日本版NSCに、ロシア、アメリカ、鈴木宗男、不審な政府職員の死・・・これらは何を意味しているか。国家機密に関わる極秘部分は書かないが、それ以外公表できる総力分析結果をお届けする。
 
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第二次安倍政権が成立し、はやくも一年以上が過ぎた。
 
安倍首相の悲願の一つである、政府の外交・安全保障政策の司令塔とすべく国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案が昨年の2013年11月27日に参議院 本会議で自民、公明、民主、みんな、日本維新の会の各党などの賛成多数で可決、成立した。
年が明けて2014年1月7日、国家安全保障会議(NSC)の事務局「国家安全保障局(安保局)」が「67人」体制で設置された。
 
安保局は「局長」、「次長」、「審議官」の下に地域、テーマ別に「6班」体制。「総括・調整班」が総合調整役、「戦略企画班」が中長期的な安全保障政策、「 情報班」が国内情報機関との連絡調整を担当。地域別には米国や欧州などを「政策第1班」、中国や北朝鮮を「2班」、中東やアフリカを「3班」が担う。
 
安保局(国家安全保障局)の初代局長には元外務事務次官の谷内正太郎内閣官房参与、国家安全保障担当首相補佐官に礒崎陽輔首相補佐官がそれぞれ起用された。
内閣参事官の自殺も含め、考察していくこととしよう。
 
 

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