【インテリジェンス・S】人間(じんかん)の正道は滄桑の変にあり

2014/12/12 06:09
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台湾にも「二階堂」みたいな、愉快犯がいる。もう政治大好き、ドロドロしたのが大好きな、人情犯だ。人と交わりたい、情交、乱交なんでもあれ。女優だろうが、歌手だろうが、ジジイだろが、オババだろうがの人たらしだ。 
 
 なぜ 、人と関わるために 、そこまでするのか ?それは 、「純粋に楽しいから 」というのが第一の理由です 。これは 9割の人が聞き流してしまうところですが 、かなり重要なところです 。彼らが人と付き合うとき 、基本的には 、「この人と関わればメリットがある 」とか 、「儲かるだろう 」などという打算は持っていません 。打算はありませんが 、(二階堂曰く)
 
 うーん。これだよな。要するに人と関わることなんだよな。モチベーションが。権力をにぎって威張りたいとか、金を貯めこんで贅沢したいとか、というよりうーん。泣くは汗かくは精液ほとばしるは体液ジュルジュルなんだよな。つまり人に頼まれたり土下座したり頼んだりの泥遊びそのものがこの人のエクスタシーなんだということに気がついたよ。何かを得るための手段としての政治じゃなくて政治過程そのものが目的なんだな。あんたと同じ人物がいるんだよ台湾に。そいつが出てきた。太公望じゃないが最後に出てきた。
 
 さてさて次期台北市長が動き出した。と言うよりこれは「台湾のエスタブリッシュメント」が第四世代再編成を目指してドラスティックに動き出したということだ。中国人の言い方に「酔翁の意は酒にあらず」ということがある。転じて意味は、本心は別の所、すなわちまずは表には出さないことにある。

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