ユッケ集団食中毒事件「焼肉酒家えびす」の元社長は東京でゼロからやり直し

2016/05/23 17:40
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5人が死亡した「焼肉酒家えびす」のユッケ集団食中毒事件(2011年4月)で、富山地検は5月19日、業務上過失致死傷容疑で書類送検された運営会社フーズ・フォーラス(特別清算中)の元社長(47)と、ユッケ用生肉を納入した大和屋商店(東京都)で出荷を統括していた元役員(41)について、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051900929&g=soc

腸管出血性大腸菌O-111による食中毒を引き起こしたフーズ・フォーラスのK元社長(本文中にて実名は記載)は、事件直後の記者会見で「生食用の牛肉はありません!」と大声を張り上げるなどして、生食用の牛肉についての基準を作らない厚労省の責任を指摘しつつ、加熱用の牛肉を生で提供するのが業界の常識であるとの主張をした。K元社長は会見中に報道陣の前で土下座をしたが、「パフォーマンス」とのバッシングを浴びた。

今回はその刑事責任については問われないことがほぼ確定したというわけだ。このK元社長、その後の動向については様々な噂がネット上で飛び交っているのだが、思わぬ場所で思わぬ仕事をしながら再起を目指しているという。当サイト独自の取材源から他では知ることのできない話をお伝えしよう。

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