短期集中連載：大陸浪人の赤色帝国主義（中国）研究（18）

第18回：中国で病気をしたら命がけ　「和諧社会」の医療問題の深さ

〜あるマッサージ屋での話し〜
　北京の北のほうにある、ある重慶風マッサージ屋の中でのことです。中国人の友人がお勧めしてくれただけあって、技量は抜群です。来中当初から何度もきていますが、半年ほどしてようやくマッサージ士と会話ができるだけの中国語力が身につきました。私についたのは20代の若い女性のマッサージ士、友人についたのは彼女の弟だという17歳の若者でした。