ゴールドマンの思い上がりの成れの果て

＜匿名希望さんより＞自己売買部門ばかりか、大口顧客のヘッジファンドとグルで組成した債務担保証券（CDO）に世界中の投資家を嵌め込んだゴールドマン・サックス。自らが組成したCDOで大やけどしそうになったＡＩＧに公的資金を流し込むわ、ギリシャへの怪しげな助言で３億ドルの手数料を稼ぐわ、日本支部ではフォーサイド・ドット・コムに変な会社を買わせたあげくに息のかかったファンドに6分の1の価格で売却させるわ、ソフトバンクと共謀してベルシステム２４から日興が払い込んだ１千億円近い資金のほぼ全額ををソフトバンクが持ち逃げするのを幇助するわのマッチポンプ営業で荒稼ぎしてきたにも関わらず、「バンカーは『神の仕事』をしている」と言ってのけたＧＳのブランクフェインCEO。ウォール街の記録を塗り替えた同氏のボーナス額は、サブプライムショックの犠牲の上に成り立っているものだったのに、神をも恐れぬ倣岸さに米当局もとうとうキレたようです。
　
　ただ、Goldman Sachsをもじって"Government Sucks（政府がしゃぶりつくす）"と揶揄されるほどの政商がどこまで締め上げられるのか疑問です。ガス抜きのために申し訳程度のお仕置きでうやむやにされてしまうかもしれないですね。