やはりソフトバンク側のスパイが送り込まれていた総務省の作業部会

2010/11/23 13:33
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 「光の道」構想を検討する総務省作業部会で、「我々でなく政治が判断すべき」と発言した委員がいたことから、ソフトバンク社長室長で元民主党議員、自他共に認めるスーパーロビイストの嶋聡氏が、ここはやはり政治主導の政治判断だと勢いづき、孫社長までが「最終的には国会議員が国会で議論するよう働きかけたい」と息巻いていますが、この発言をした作業部会委員は、ソフトバンク系の資金援助を元に作られた会社であるインターネット総合研究所の藤原洋所長です。
 
 インターネット総研は子会社のアイ・エックス・アイが架空循環取引のかどで監ポの宿逝きとなったためにSBIホールディングスが株式交換で買収する話がご破算となり、結局はオリックスに株式交換で買収されたいきさつがあります。ソフトバンクはかねてから、総務省の作業部会は密室議論だと社をあげて大騒ぎしていますが、作業部会で話し合われていた内容はソフトバンクに筒抜けだったわけですね。インターネット総研にしても、ソフトバンクに対して創業当時の恩義があるわけですから、作業部会でのオルグ活動やソフトバンク案反対派の掌握も任されているのではないでしょうか。
 
 ちなみに委員の一人で、援護射撃発言をしている勝間和代氏は孫社長のツイッターフォロワーリストに出ています。
 

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