<匿名希望さんより>ソフトバンクの平成21年3月期有価証券報告書が出たので、長期・短期借入金明細のページを、ボーダフォンを買収した平成18年以降からまとめてみました。 決算説明会での公約通り、長期借入金は順当に減ってきているものの、みずほ信託への依存度は上がっており、21年3月期の平均利率は5.10%です。これは、今年5月にソフトバンクが発行した600億円の2年満期の個人向け社債の利率と同一ですね。 逆に、短期借入金は物凄い勢いで増えていて、ソフトバンクの自転車操業ぶりが伺えます。短期の平均利率は2.07%と、最近発行される10年物の社債からは考えられないような高金利です。連結の短期借入金はほとんどソフトバンク単体によるもので、借入先も20年3月期には55社であったのが21年3月期は37社となっていて、ほとんどメイン寄せといってもいい現象が起きています。
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<匿名希望さんより>ソフトバンクの平成21年3月期有価証券報告書が出たので、長期・短期借入金明細のページを、ボーダフォンを買収した平成18年以降からまとめてみました。
決算説明会での公約通り、長期借入金は順当に減ってきているものの、みずほ信託への依存度は上がっており、21年3月期の平均利率は5.10%です。これは、今年5月にソフトバンクが発行した600億円の2年満期の個人向け社債の利率と同一ですね。
逆に、短期借入金は物凄い勢いで増えていて、ソフトバンクの自転車操業ぶりが伺えます。短期の平均利率は2.07%と、最近発行される10年物の社債からは考えられないような高金利です。連結の短期借入金はほとんどソフトバンク単体によるもので、借入先も20年3月期には55社であったのが21年3月期は37社となっていて、ほとんどメイン寄せといってもいい現象が起きています。