今回の汚染、レベル6相当と考えてます。

2011/03/16 06:01
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 ウランは1200度の溶解温度に達すると空気中の酸素と結合して激しく燃える性質があります。重金属であるが故に、戦車の砲弾などに劣化ウラン弾として使用され、湾岸戦争では環境汚染を発生させました。
 
 今回吹き飛んだ福島第一の2号機ですが、爆発があった段階で中心部の温度が1200度を超えている可能性は否定できない。燃焼して微細な粉塵となった放射性物質が相当量飛散するでしょう。この話は現段階では「仮説」です。しかし日本国ではなく、国際的な専門機関が現地を調査すれば、それこそ動かぬ証拠が明らかになってくると思います。
 
 ここまでの状況が発生したなら、汚染レベルよりも、腹をくくって格納容器の上蓋を開放して緊急注水すべき。でも、今の首相に、この決断を下せる胆力があるかな?そして、今の急務は「何処が、どれだけ汚染されたか」の調査。誰も引き受けたくない任務だけど、これは絶対に必要。
 
 

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